自主防災組織について

登録日:2020年1月28日


自主防災組織とは

 自主防災組織とは、住民一人一人が「自らの命は自ら守る」そして、「自分たちの地域は、自分たちで守る」という考え方に基づき、自主的に防災活動を行う組織のことをいいます。

 たとえば、地震や水害などの災害が発生したときに、被害を防止したり、軽減するための防災活動を行うなど、 いざ災害が起こったときに、自らの身や地域を守るために自主的に活動する組織を「自主防災組織」と呼びます。

         しろもちくん              

 

自主防災組織はなぜ必要なのか

 阪神・淡路大震災では、倒壊した家の下敷きなどで、多くの犠牲者が出ましたが、助け出された人達の約8割が、家族や近所の人により救出されました。 

 大規模災害が発生した場合、行政機関にも被害が生じ、災害時に十分な応急活動ができないことも予想されます。 

 このような状況において被害を軽減するためには、住民の自主的な防災活動が最も効果的であることは、阪神淡路大震災や新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震の例でも明らかです。

  地域住民がお互いに助け合い、活動することが被害の軽減につながります。


  

自主防災会の活動とは

 自主防災組織の活動には、災害に備えて被害の発生や拡大を未然に防止するため、日常行う活動(平常時の活動)と、災害が発生した後に地域内で被害の発生や拡大を防止するために行う活動(災害時の活動)があります。

 主に次のような活動がありますので、地域の活動に参加し、取り組んでみましょう。

 

活動事例

活動について

 

自主防災活動に対する津市の支援などを活用しよう

 自主防災組織活動に対して、以下のような補助や支援を実施していますので、積極的にご活用ください。

 また、自主防災会の会長向けに自主防災会の手引きも策定していますので、自主防災組織の会長等は、こちらをクリックしていただき、活用してください。

  そのほかにも津市では、地域への支援として防災研修会、防災訓練の職員派遣や啓発用物品の提供などさまざまな活動を行っていますので、こちらをクリックしていただき、活用してください。

自主防災組織の活動事例について

 自主防災組織では、避難訓練、避難所運営訓練、地区防災計画、避難計画の策定などさまざまな活動を実施しています。

 以下のリンク先にそれぞれの活動事例を紹介していますので、自主防災組織の活動の参考にしてください。

避難所運営訓練について

地区防災計画について

津波避難計画作成・要配慮者対策事業について

津市防災だよりについて(平成28年度から毎年、広報津4月16日号と10月1日号の折り込み紙として配布)

自主防災組織のアンケート結果について

 自主防災組織における活動状況とその課題を改めて把握することで、今後の地域防災力の向上に役立てていただけることを目的として各地区自主防災協議会長、自主防災会長などにご協力いただき、アンケート結果を取りまとめました。

 アンケート結果や津市の取り組みを参考にしていただき、各地域における自主防災組織の取り組みを実施していただければと思います。 

 詳しくはこちらをクリックしてください。

 


このページに関するお問い合わせ先
危機管理部 防災室
電話番号:059-229-3104
ファクス:059-223-6247