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10月1日から国民健康保険被 保険者証(以下、保険証という)が変わります。
現在使っている保険証の有効期限は、9月30日です。10月1日からは新しい保険証を窓口で提示してください。
新しい保険証は、9月中旬に国民健康保険被保険者のいる世帯主宛てに簡易書留郵便で郵送します。1通の封筒につき3枚までの保険証を入れてあります。被保険者が4人以上の場合は、複数の封筒で送付しますのでご注意ください。旧保険証は、10月1日以降に保険年金課または各総合支所市民福祉課(市民課)、各出張所に返却するか、各自で処分してください。処分する場合は、有効期限を確認の上、住所・氏名などが分からないように裁断するなど十分注意してください。
なお、後期高齢者医療制度加入などに伴い、有効期限が異なる場合があります。その場合は有効期限までに新しい医療制度適用後の被 保険者証を担当部署から送付します。
○既に他の健康保険(社会保険等)に加入中のとき
津市国民健康保険の資格喪失手続きが必要になります。
手続きに必要なもの…新しい健康保険証、国民健康保険被 保険者証、印鑑
○破損や紛失したとき
破損や紛失をして保険証が使えなくなったときは、すぐに保険年金課または各総合支所市民福祉課(市民課)、各出張所に届け出て、再交付を受けてください。
再交付に必要なもの…身分証明書(運転免許証など)、印鑑
保険料は、国民健康保険(以下、こくほという)の貴重な財源です。この財源が不足すると、こくほの運営が非常に苦しくなります。自分のために、みんなのために、保険料は必ず納期限までに納めましょう。
もし、災害などの特別な事情により保険料の納付が困難になった場合は、保険年金課に必ずご相談ください。
日頃忙しい人、うっかり保険料を納め忘れてしまいがちな人のために、便利な口座振替をお勧めします。
手続き…預金口座のある市内の金融機関およびゆうちょ銀行の窓口へ通帳、届け出印、納入通知書またはこくほの保険証を持参してください。
○年1回、特定健康診査(以下、特定健診という)を受診しましょう。
○特定健診の結果から特定保健指導の対象となった人には、特定保健指導のご案内を送付します。届いたら自分の健康のために気軽に利用しましょう。
注:特定健診を受診するには、受診券が必要です。受診券は、対象となる人に順次発送しています。
健診内容などについては、受診券に同封された案内チラシをご覧ください。
津市国民健康保険に加入している世帯の希望者に「国民健康保険医療費のお知らせ」を送付します。希望する人は、保険年金課へご連絡ください。
平成22年度の特定健診の状況をお知らせします。
40歳から74歳の対象となる5万2,507人に受診券を送付し、受診者数は1万6,077人(男性6,289人、女性9,788人)で、受診率は30.6パーセントでした。特定健診の主な検査項目の結果は、次のとおりです。
メタボリックシンドロームの判定状況
性別 | 非該当 | 予備群該当 | 基準該当 |
---|---|---|---|
男女計 | 72.1パーセント | 10.7パーセント | 17.2パーセント |
男性 | 54.1パーセント | 17.5パーセント | 28.4パーセント |
女性 | 83.6パーセント | 6.4パーセント | 10.0パーセント |
メタボリックシンドロームの判定状況をみると、予備群該当と基準該当と判定された人は、男女計で27.9パーセントですが、性別でみると、男性45.9パーセント、女性16.4パーセントと大きく差があります。日本では、男性2人に1人、女性5人に1人が、メタボリックシンドロームに基準該当・予備群該当といわれ、津市でもほぼ同様の傾向になっています。
注:メタボリックシンドローム…腹囲が、男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上に加えて、脂質・血糖値・血圧のうち2つ以上が基準値以上の場合、基準該当になり、脂質・血糖値・血圧のうち1つが基準値以上の場合、予備群該当になります。
収縮期血圧の判定状況(男女計)
年齢 | 130未満(正常域) | 130から139(保健指導域) | 140から(受診勧奨域) |
---|---|---|---|
40歳代 | 76.9パーセント | 14.5パーセント | 8.6パーセント |
50歳代 | 61.0パーセント | 20.2パーセント | 18.8パーセント |
60歳代 | 47.1パーセント | 26.4パーセント | 26.5パーセント |
70歳代 | 39.1パーセント | 28.7パーセント | 32.2パーセント |
収縮期血圧の判定状況をみると、保健指導域または受診勧奨域と判定された人は、男女計で52.7パーセント、男性54.5パーセント、女性51.6パーセントと男女差はあまりありません。男女計の年代別でみると、年代が高くなるにつれて、保健指導域と受診勧奨域の人の割合は増えています。
注:保健指導域…医師等の専門家に指導を受け、生活習慣の見直しが必要
受診勧奨域…医療機関を受診し、医師への相談が必要
LDLコレステロールの判定状況
年齢 | 120未満(正常域) | 120から139(保健指導域) | 140以上(受診勧奨域) |
---|---|---|---|
40歳代 | 57.6パーセント | 21.1パーセント | 21.3パーセント |
50歳代 | 30.9パーセント | 24.3パーセント | 44.8パーセント |
60歳代 | 31.8パーセント | 27.0パーセント | 41.2パーセント |
70歳代 | 38.8パーセント | 27.9パーセント | 33.3パーセント |
LDLコレステロールの判定状況をみると、保健指導域または受診勧奨域と判定された人は男女計60.0パーセントで、全ての検査項目の中で最も割合が高くなっています。性別でみると、男性52.9パーセント、女性64.6パーセントと女性の方が男性よりも高くなっています。全ての検査項目の中で、男性よりも女性の方が割合が高いのは、LDLコレステロールのみです。また、女性の年代別状況をみると、40歳代から50歳代にかけて急激に増えています。これは、閉経による女性ホルモンの減少が原因の1つと考えられています。
HbA1cの判定状況(男女計)
年齢 | 5.2未満(正常域) | 5.2から6.0(保健指導域) | 6.1以上(受診勧奨域) |
---|---|---|---|
40歳代 | 73.7パーセント | 22.7パーセント | 3.6パーセント |
50歳代 | 57.9パーセント | 36.6パーセント | 5.5パーセント |
60歳代 | 47.3パーセント | 44.1パーセント | 8.6パーセント |
70歳代 | 44.4パーセント | 44.5パーセント | 11.1パーセント |
HbA1cの判定状況をみると、保健指導域または受診勧奨域と判定された人は、男女計で51.3パーセントで、男性52.5パーセント、女性50.4パーセントと男女差はあまりみられません。男女計の年代別状況をみると、年代が高くなるにつれて、保健指導域と受診勧奨域の人の割合は増えています。
このように特定健診を受けると、自分では分からない体の状態を知ることができます。また、毎年続けて受けることで、その変化に気付くこともできます。
健診データをみると、40歳代でも体に変調が起きています。高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病は、初期には自覚症状がありません。気になる自覚症状が出てから病院を受診すると、重症化しているということが多くみられます。
毎年、特定健診を受けて体の健康チェックをし、生活習慣を見直すことで健やかな生活が送れます。ぜひ特定健診を受けましょう。
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