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裏表紙 |
明治40年から続く農園を継ぐ浅井雄一郎さん、洋平さん兄弟。
雄一郎さんは学生時代に海外での農業就業経験をきっかけに、その後、農業や環境に関する会社勤めを経て現在の職に、また、洋平さんは大学卒業後、家業である農園に入り、その後、1年6カ月におよぶ海外でのインターンシップを経験し、今に至る。
現在、雄一郎さんは「野菜部門」を、洋平さんは「植木部門」をそれぞれ担当し、全国の若手農業者とのネットワークを築きながら、新たな農業のスタイルを見出そうとしている。
これからは新たな農業生産者を広げるためにも、農産物のマニュアルを作ったり、流通・販売をサポートしたりと、広い視野で農業をとらえることも必要と話す。
また、昨年からみえ大学の学生を受け入れる就農体験を開始し、新たな品種開発の研究を共同で行うなど、自身の経験をもとに地域と一体となった取り組みも始めている。
農業従事者の高齢化が進むなか、全国で活動する若手農業者とともに、新たな農業へのチャレンジを始めた二人。
二人が思い描く将来の農業というキャンバスは、たくさんの人の思いとともに完成へ向かっている。
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