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東日本大震災被災地のがれき処理が課題となっています。3月16日、三重県 知事に内閣総理大臣から協力の要請がありました。
この問題に関する国からの情報は、これまで決して十分なものとはいえませんでした。焼却しても問題のない安全ながれきなのか、私たちが知りたい情報が示されないままに、ただ、市長に受入れの気持ちがあるかどうかだけが問われるという状況に少なからず戸惑いを覚え、「被災地の苦しみを分かち合おう」という精神論だけから受入れを表明することが市長の決断力の大きさだと評されることに違和感を持っていたというのが偽らざるところです。
私は市長として、それぞれのがれきが安全であるという認定がなければ、また、焼却灰の受入先が確実に確保されなければ、受入れの是非を論ずることさえできないと一貫して主張してまいりました。
ようやく三重県も、受入基準や処理手順等のガイドラインの取りまとめは県の責任であると表明してくださるようになりました。
これから三重県と市町は、がれきの広域処理に関する具体的なマニュアル作りを始めます。その検討の中で、受入基準の放射能濃度に係る安全性や焼却灰の処分先が明らかになり、津市民の皆さんにご安心いただけるまでは、津市として受入れについて判断することはありません。
この問題は、市民の皆さんの安全・安心に直接関わるものです。これからも、しっかりとご説明してまいります。
近畿健康管理センターとの立地協定調印式
3月8日に、健康診断や生活習慣病予防研修などを手掛けられている財団法人近畿健康管理センターが、3月30日には、全国的な物流ネットワークを有する福山通運株式会社を含む2社が、中勢北部サイエンスシティへの進出を決めていただきました。
これで、私が昨年4月に市長に就任して以来、8社の企業をお迎えし、総投資額は230億円、350人の新規雇用が見込まれます。
今後も、トップセールスに積極的に取り組んでまいります。
美杉小学校卒業証書授与式に出席しました。昨年10月に美杉小学校裏山で発生した段差のため、児童の皆さんには、今なお旧たろう小学校で学校生活を送っていただいていますが、保護者の皆さんをはじめ関係各位の多大なるご尽力のもと、「美杉小学校」で卒業式を執り行うことができました。
式の中で、「人に優しく接する生き方をしたい」「人を助けられる人になりたい」など、卒業生一人一人の新たな旅立ちへの決意の言葉に、胸が熱くなるのを覚えました。
今春、市内の学校を卒業された皆さんに、心よりお喜び申し上げますとともに、津市の宝である皆さんのご活躍を願っています。
28年間の長きにわたり友好交流を深めてきました鎮江市の市民の皆さん148人を津市にお迎えしました。これまで、さまざまな分野で活躍される鎮江市民の皆さんにお越しいただくことが大変少なかったことから、私が昨年11月に鎮江市を訪問した際に、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと提案しました。早期に実現できましたことに、深く敬意を表しますとともに、鎮江市との強固な友好関係をあらためて感じることができました。
今後は、市民レベルでの交流をより一層深め、更なる交流の絆を深めてまいります。
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