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年頭に当たり、「郷土津市のために尽くします」との初心に立ち返り、市政推進の決意を新たにいたしました。
「対話の市政」を進めます。就任以来「即答・即応し実現する市役所づくり」に努めてまいりました。時間帯限定の「津波避難協力ビル」は、ビル所有者の方々との対話から生まれた津市独自の制度です。フランス・スイスと津市の中小企業のマッチングを支援する協定も、事業者の皆さまとの論議が結実した国際的な合意です。今年は「商店街活性化」や「幼保一体化」など、オープンディスカッションで出されたアイデアを新たな施策として実現していきます。
「前進する市政」を目指します。津波避難ビルの指定は41棟まで増え、福祉避難所を53カ所指定、海抜表示を224カ所新設するなど、災害対応力は着実に強化されています。県立いちし病院に津市がみえ大学寄附講座を設置することにより医師3人を増員しました。校舎耐震改修・扇風機の設置・トイレの洋式化・学校図書館情報システムの創設など教育環境整備も前進しました。今年は「産業・スポーツセンター」、「最終処分場・リサイクルセンター」、「斎場」、「めいしょう線」の4大プロジェクトを着実に事業化していきます。
「決断する市政」をお約束します。建築計画が頓挫しかけた中央公民館と社会福祉センターの建て替えは、センターパレスへの移転を決断した結果、日の目を見ました。株式会社津センターパレスの財務も債権者との交渉を進めることを決め、改善されました。方向性が定まらなかったみえ武道館の移転新築についても、鈴木知事との一対一対談により決定しました。今年はポルタひさいの再生について決断する所存です。
「対話・前進・決断」を2013年の前葉市政のテーマとしました。全力を尽くします。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
「TV版市長コラム」では、前葉市長がこのテーマを語ります
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今年度の津市総合防災訓練は、震度6強の地震発生とそれに伴う大津波警報の発令を想定して津・河芸・香良洲の3会場で同時に実施し、自主防災組織や地元企業など42機関から約900人の皆さんに参加していただきました。災害時の連携を確認するとともに、シナリオにない内容について現場が臨機応変に対応するなど、極めて実践的な訓練ができたと思います。
一方、現場における意思疎通のあり方など、この訓練で気付いた課題もあり、より実践的な訓練を継続することで、津市の災害対応力を強化につなげていきます。
深刻化する獣害に対して、津市としてもさまざまな対策をとっています。鹿による農作物の被害は、平成23年度で約1,900万円と最も多く、鹿を大量に捕獲できる「ドロップネ
ット」の実証実験を開始しました。ドロップネットは、18メートル四方に高さ2.5メートルの支柱を設置し、パソコンによる遠隔操作で網を落として鹿を一網打尽にします。
市内8つの獣害対策協議会でつくる「津市広域獣害対策連絡協議会」に委託して実施し、効果が出れば広げていきたいと思います。
津市の中小企業の海外展開支援のため、パリ地域経済開発局(ARD)、ジュネーブ州産業振興機構(OPI)との協力協定への調印に、フランスとスイスを訪れました。今回のミッションには、市内企業7社から8人の方がご参加され、欧州企業16社との商談をこなされるなど精力的に活動されました。この経済交流の協定締結は、企業の皆さんの熱意が行政を動かし実現したものであり、国際間でのビジネスに直結するものです。今後も、市内企業とフランス・スイスの企業との連携をサポートし、経済活性化を進めてまいります。
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