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私には、小学1年生の子どもが1人います。数年前に妻が病死したため、下校後は放課後 児童クラブでお世話になって、私が残業するときには、クラブからの帰宅後、私の両親に見てもらっています。
先日、小学校の授業参観で、同じクラスの子どもたちから「○○さんのお母さんはおらんの」「○○さんのお母さんは死んだん」などと尋ねられました。
その子どもたちは、素直な思いから、お母さんはどうしたのかなと尋ねているのだろうと思い、「病気で亡くなったんだよ。君は、お母さんを大切にしてあげてな」と答えました。
しかし、後々考えてみると、あのとき私が母親のことを尋ねられたということは、わが子は今まで母親がいないことを友達に話す機会がなかったのか、もしかしたら話せなかったのか、そして、私が正直に答えたことは本当に良かったのか、と不安になりました。
また、わが子は母親がいないことで、どのような思いをしているのか、しっかりと考えたことも、話したこともない自分に気付きました。
この出来事からしばらくしたある日、いつものように、私は放課後 児童クラブに迎えに行きました。その帰り道、「2年生になったら、友達と一緒に歩いて帰るか」と聞くと、「いやや、迎えがええ」と答えました。その理由を聞くと、「迎えに来てくれやんだら、お父さんに会えへん。話ができやんもん」という言葉が返ってきました。平日は仕事が忙しく、話ができるのは登校前と放課後 児童クラブの迎えの時間くらいしかありません。
この言葉から、放課後 児童クラブから自宅までの帰路の時間は、わずかですが、父親である私と話ができる大切な時間だったこと、さらに、こんな父親でもわが子にとっては、会いたい、話したい存在なんだと分かり、たまらなく嬉しくなりました。そして今、私がわが子にしてあげられることは、もっともっと一緒にいる時間をつくって、たくさん話をすることだと気付きました。
わが子が母親について尋ねてきた時には、二人で母親を思い出し、母親が子どもの誕生を喜び、そして幸せを願っていたことを伝えたいと思います。わが子がそのことを受け止めて前へ進めるよう、一緒に話ができたらいいなと思います。
自治会長を10年間務められた皆さんを表彰します。(50音順、敬称略)
自治会名 | 自治会長名 |
---|---|
稲垣区 | 家垣育夫 |
上小戸木 | 稲垣博司 |
前原下 | 上川博美 |
西新町北 | 小野允也 |
ポルタひさいマンション | 川原田義之 |
八町三丁目北 | 近藤 茂 |
港海岸 | 爪田二三夫 |
中新町南 | 別所莞至 |
西高洲町 | 松下健治 |
南堀端・五軒町 | 三宅忠勝 |
一身でん豊野団地第5 | 森 錦一 |
西たかと町北 | 山本昭人 |
問い合わせ 対話連携推進室 電話番号229-3110 ファクス229-3366
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