登録日:2022年8月16日
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折り込み紙2
未来に引き継ぐ下水道 ボリューム15
令和4年8月16日発行
上下水道管理課 電話番号237-5811 ファクス237-5819
津市の下水道事業をもっと知っていただくために、下水道事業の現状・課題・経営状況をシリーズでお伝えしています。
下水道設備の整備や維持管理には多額の費用がかかります。適切に使用することで施設や機械の寿命を延ばし、維持管理にかかる経費の削減につながります。そこで、今回はマンホールポンプの仕組みと、下水道に流してはいけないものについてお知らせします。
家庭や事業所から出る下水は、いつ排水されてもきちんと処理されるよう、24時間体制でさまざまな施設や機械が動き続けています。しかし、下水施設で処理できないものを流してしまう人が後を絶たず、下水道のつまりが多発しています。
下水は道路にあるマンホール内に設置したポンプ(マンホールポンプ)でくみ上げられ、下水処理場へ送られます。このマンホールポンプは小さい施設のため、流せないものが入るとつまりが発生し、ポンプが停止してしまいます。
下水が流せなくなると、多くの世帯でトイレや炊事などができなくなり、多大な影響が生じます。快適な生活を送るため、そして下水施設の維持管理にかかる経費の削減のためにも、下水道に流すことができるものを再確認し、適切な利用にご協力ください。
下水は各家庭や事業所などに設けられた排水設備から、道路の中にある管きょ(下水道管)に流れ込みます。
下水が自然に流れるように、管きょにはこう配がありますが、あまりにも管きょの位置が地下深くなる場合には、一度下水をくみ上げて再び自然流下するための中継ポンプを設けています。これが道路にあるマンホール内のポンプ(マンホールポンプ)です。
マンホール内にたまった下水はポンプでくみ上げられます。この時、流せないものが混入していると、ポンプ内でつまりが発生し、故障してしまいます。
ポンプでくみ上げられた下水は、下水処理場へ送られます。
下水道のつまりの原因で多いもの
下水道工務課 電話番号239-1036 ファクス239-1037