歴史散歩vol.235

ページ番号1013524  更新日 2026年7月31日

津の戦災を語り継ぐ

 太平洋戦争末期の昭和20(1945)年3月以降、津市は米軍による空襲を受けるようになります。
 6月26日には、市内にあった軍需工場を目標としたB29による爆撃が行われ、数百名の犠牲者を出しました。さらに7月24日の橋内地区への爆撃では、当時の師範学校の校地内(現在の市役所一帯)だけでも48発の爆弾が投下されたと『津市史第4巻』に記されていて、その激しさがうかがえます。そして、7月28日深夜には、大規模な焼夷弾投下による空襲で発生した火災により、中心市街地の大部分が炎に包まれ焼け野原となりました。度重なる空襲により、市街地面積の7割以上が被害を受け、当時の市街地人口の半数を超える4万人余りが被災するなど、甚大な被害に見舞われました。
 津市では、空襲の記録や記憶を後世へ伝えるため、毎年展示を行っています。
 8月16日日曜日まで中央公民館ギャラリーで開催中の企画展『戦争と津』では、焼け野原となった市街地の写真パネルや空襲被害の記録のほか、戦時下の市民生活の様子を伝える資料を展示します。
 戦争がもたらす悲劇を教訓とし、二度と惨禍を繰り返すことがないよう、平和の大切さを改めて見つめ直す機会となるものです。戦後81年を迎えるこの夏、戦争と平和について考えてみませんか。

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