つのゆうめいにびっくり

登録日:2016年2月25日

津の有名にビックリ!

 

日本一短(みじか)い地名「津」

日本一短い地名「津」は“みなと”を意味(いみ)することば。日本で一番短い市町村名で、JRや近鉄(きんてつ)「津駅」は最(もっと)も短い駅名なんだよ。

津ボートは全国に認(みと)められた第1号の競艇場(きょうていじょう)

昭和26年、モーターボート競走法(きょうそうほう)が出された日本で、初めて認(みと)められたのが、津市岩田川河口(かこう)に作(つく)られた津競艇。

ここで集(あつ)まったお金は、市の財政(ざいせい)を助(たす)け、戦争で受けた災害(さいがい)からまちをもとどおりにするために大きな役割(やくわり)を果(は)たしたんだ。

第1回レースには、これから競艇をはじめようとする市町村からたくさんの関係者(かんけいしゃ)が見学にきたんだよ。

競艇場でボートが走っている写真

伊勢湾海洋(いせわんかいよう)スポーツセンターは日本で一番大きな公共(こうきょう)マリーナ

津市の海岸・阿漕浦(あこぎうら)に作(つく)られた伊勢湾海洋スポーツセンターは、日本でも1、2位の大きさを誇(ほこ)るマリーナ。

伊勢志摩へのクルージングもすばらしく、波おだやかな伊勢湾の海面を利用して国際大会の会場にもなったんだよ。

宿泊(しゅくはく)もでき、ヨット・ボート教室も開(ひら)かれ、充実(じゅうじつ)した環境の公共マリーナとして知られているよ。

高田本山専修寺(たかだほんざんせんじゅじ)は全国で5番目に大きな木造建築(もくぞうけんちく)

真宗高田派の本山で、県内を中心に愛知県(あいちけん)や福井県(ふくいけん)などに約650の末寺(まつじ)を持つ専修寺。

この地方の宗教(しゅうきょう)を広める拠点(きょてん)になった寺で、開祖(かいそ)・親鸞(しんらん)の真筆(しんぴつ)をはじめ、たくさんの宝が残(のこ)っているんだ。

江戸時代の最もすぐれた建築技術(けんちくぎじゅつ)を集めた木造建築としては全国有数の規模で、親鸞聖人(しょうにん)をまつる御影堂(みえいどう)は、725畳敷(たたみじ)きの広さ。

阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)が置かれた如来堂とともに雄大(ゆうだい)な姿を誇(ほこ)り、同寺を中心に完全なほりが残(のこ)る寺内町(じないちょう)も作られているよ。

また、庭園では千道安(せんどうあん)<千利休(せんのりきゅう)の長男>と織田有楽斎(おだうらくさい)<織田信長(おだのぶなが)の弟>の二人で作った、茶席「安楽庵(あんらくあん)」が、今も静(しず)かに「わびさび」の心を伝えているんだ。

津観音(つかんのん)は日本三観音の一つ

東京の浅草(あさくさ)や名古屋の大須(おおす)と並(なら)んで、日本三観音の一つに数えられるのが、津観音の名で親しまれている恵日山観音寺。

本尊は和銅(わどう)2年(709)頃、津市の阿漕浦(あこぎうら)で魚の網(あみ)にかかった観音様と伝(つた)わっているんだ。雨乞(あまご)い、厄除(やくよ)けの神様としてあがめられ、津市民にとってはゆかりの深いお寺なんだね。

巨大(きょだい)ドック造船所(ぞうせんじょ)は世界一大きなタンカー建造(けんぞう)

津市の海浜(かいひん)エリアで目を引く赤と白の門型クレーンがあるジャパンマリンユナイテッドは、世界一大きなタンカーや貨物船を造ることができる大型造船所で、岸壁(がんぺき)にはいつも大きな船が係留(けいりゅう)されているんだ。

また隣にあるJFEエンジニアリングは、明石海峡(あかしかいきょう)大橋や横浜ベイ・ブリッジなど有名な橋や水門をたくさん造っているんだよ。

日本で最初のバイオ技術(ぎじゅつ)を自由に使ったシャクナゲ・洋ラン

日本で唯一(ゆいいつ)といわれるバイオテクノロジーを使ってシャクナゲの大量生産を行う植物園が津市にあるんだよ。

ここ赤塚(あかつか)植物園は、バイオを自由に使いこなしたシャクナゲの栽培(さいばい)のほか、洋ランを届けて欲しい場所に届けてくれるサービスを日本で最初に行った会社なんだ。

時代を先取りした、植物商品の新しい事業が期待されているよ。

唐人踊(とうじんおど)りは異国情緒(いこくじょうちょ)をただよわせる変わったかたちの踊り

360年余りの歴史を誇(ほこ)る津まつりの中で、特に目をひくのが唐人踊り。表情豊かな面と人目を引く変わった衣装(いしょう)をつけ、笛や太鼓を奏(かな)でながら、軽やかで激(はげ)しく踊るその姿は、日本のどんなお祭りにもない異国情緒が感じられるものなんだ。

唐人おどりの写真

唐人踊り

 

和船山車(わせんだし)「安濃津丸(あのつまる)」はスケール大きく格調(かくちょう)高く

和船山車「安濃津丸」は、津市のふるさと創生事業(そうせいじぎょう)の一つとして、市民のアイデアがもとになって、平成3年に完成した日本一大きな和船山車だよ。

全長13m、幅4.5m、高さは帆(ほ)を立てると11mになる大きな山車で、船の周りには、赤・紫2色の西陣織(にしじんおり)の幕が張りめぐらされているほか、色あざやかな吹流しや織、後部には豪華(ごうか)な西陣織の「見送り」が取り付けられ、一段と格調高く飾(かざ)られているよ。

また、甲板(かんぱん)は舞台(ぶたい)として利用でき、中央には長さ約2m、幅約1.5mのせり上がり舞台があるんだ。

この安濃津丸は、10月の津まつりでそろいの衣装に身を包んだ約100人の引き船衆に引かれ、毎年人気タレントの一日船長を乗せ、おまつり大パレードに参加(さんか)するんだよ。

安濃津丸の写真
大きい写真が開くよ!(JPG/47KB)

 

三多気(みたけ)の桜(さくら)は、国文化財

伊勢本街道(いせほんかいどう)から真福院(しんぷくいん)へ向かう参道(さんどう)約1.5キロメートルにわたり、2,000本ともいわれる山桜(やまざくら)の古木(こぼく)が続く景色(けしき)のいいところなんだよ。

花が咲くころは、すごくきれいな景色で、「日本の桜名所百選(さくらめいしょひゃくせん)」にも選(えら)ばれているんだ。

4月には、「三多気桜まつり」が行われ、静かな山あいの里は、花を見にきたたんくさんの人でにぎわうんだ。 

三多気のサクラの写真

矢頭(やず)の大杉(おおすぎ)は三重県の天然記念物(てんねんきねんぶつ)

数百年級(すうひゃくねんきゅう)の杉が立ち並ぶ矢頭中宮内(やずちゅうぐうない)で、ひときわ目をひく、高さ42.5メートル、樹齢(じゅれい)1,300年以上の大きな木があるんだ。

根元(ねもと)には、大きなこぶがあり、三重県の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定(してい)されているんだよ。

矢頭の大杉の写真

榊原温泉(さかきばらおんせん)は、日本三名泉(にほんさんめいせん)に名を連(つら)ねた伝統(でんとう)の温泉地(おんせんち)

榊原(さかきばら)、火の谷(ひのたに)、猪の倉(いのくら)など津市には、自慢(じまん)の温泉が湧(わ)き出てるんだよ。なかでも榊原温泉の歴史(れきし)は古く、平安時代(へいあんじだい)までさかのぼるんだ。

その昔、「七栗郷(ななくりのさと)」とよばれていた頃(ころ)、清少納言(せいしょうなごん)の「枕草子(まくらのそうし)」に「湯は七栗の湯、有馬(ありま)の湯、玉造(たまつくり)の湯」とうたわれたほどの名湯(めいとう)なんだ。

湯につかると皮膚病(ひふびょう)や神経痛(しんけいつう)に効果(こうか)があって、お肌(はだ)もツルツルになることから、「美人の湯」としても知られているんだよ。

忠犬(ちゅうけん)ハチ公の主人(しゅじん)は久居元町出身(ひさいもとまちしゅっしん)の上野さん

東京の渋谷駅(しぶやえき)で来る日も来る日も主人の帰りを待ち続けた忠犬ハチ公は、みんなも知っているよね。

このハチ公が待ち続けた主人は、実は日本で初めて東京帝国大学(とうきょうていこくだいがく)(現在の東京大学)の農業工学教授(のうぎょうこうがくきょうじゅ)となった久居元町出身の上野英三郎(うえのえいざぶろう)さんなんだよ。

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