「広報津」第304号(音声読み上げ)水道局だより 平成30年第3号

登録日:2018年8月16日

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折り込み紙2

水道局だより 平成30年第3号

私たちの暮らしの中の水道 ボリューム1
平成30年8月16日発行
水道局 電話番号237-5811 ファクス237-5819

蛇口をひねれば、いつでもどこでも使える水道水について考えたことはありますか。
身近にある水道について知ってもらうために、水道事業の現状・課題・経営状況をシリーズでお伝えしていきます。第1回目は、私たちが使っている水道の大切さについて考えていきます。

私たちの暮らしの中の水

子どものコメント
私たちが生活していくには、水は欠かせないものだよね。飲み水、料理に使う水、お風呂、洗濯。どれも水が使えなかったら困るね。

先生のコメント
人の体は約60パーセントが水分でできていて、命を守っていくためには1日に最低1.2リットルの飲み水が必要だといわれているんだよ。

子どものコメント
水って大切だね。でも海水や雨水をそのまま使えるわけではないし。

先生のコメント
そうだよね。水がどこでも使えるのは水道が整備されているおかげなんだ。川などから取った水を浄水場できれいな飲める水にしたあと、水道管を使って皆さんの家に届ける仕組みを水道っていうんだ。
津市では、生活用として1日1人当たり約230リットルの水道水を使っていることになるので、もし水道水が使えなくなったら大変なことになるよね。

水道水が家に届くまで

子どものコメント
私たちが家で使っている水道水がどうやって運ばれてくるのか、詳しく知りたいな。

先生のコメント
そうだね。水道水は下記の順番でみんなの家に届くよ。

  1. 水源(市内に49カ所)
    川の水や地下水を飲み水にするために取水します。
  2. 導水管を通ります。
  3. 浄水場(市内に32カ所)
    水源から取り込んだ水を口に入れても安全なように、砂や薬などできれいにろ過・消毒します。
  4. 送水管を通ります。
  5. 配水池(市内に88カ所)
    きれいになった水を貯め、水道管を使って一定の圧力にして配水します。
  6. 配水管を通ります。
  7. 皆さんの家に届きます。

子どものコメント
水はいろんな施設や水道管を旅して私たちのもとに届いているね。その分お金もかかると思うけど、どうしているのかな

先生のコメント
水道にかかるお金は、皆さんからの水道料金で賄われているんだよ。

安全・安心・おいしい水を安定して届けるために

先生のコメント
現在、日本の水道普及率は97パーセントを超え、水道からいつでもどこでも安全で安心な水を手に入れることができるんだ。24時間365日休みなく水道水を作り、安心して飲めるよう、毎日水質基準を満たしているかチェックしているんだよ。

子どものコメント
たくさんの浄水場や配水池を日々見守っているんだね。だから蛇口をひねるだけで安心して水が飲めるんだね。

先生のコメント
津市の水道は

  • 水道管の長さ 約2,500キロメートル
  • 水道水を届け始めた年 昭和4年
  • 水道の普及率 約98パーセント

子どものコメント
市内にある水道管ってとても長いのね。水道管は私たちのお家まで水を運んでくれる大切なものだから、きちんとお手入れしてあげないとね。

水道管の交換が不可欠

先生のコメント
水道管は古いものから順番に交換しているけど、まだ交換されていないものは大きな地震などで壊れてしまう恐れがあるんだ。地中で水道管が壊れてしまうと、水がたくさん噴き出したり、道路が陥没して穴が空いたりしてしまうこともあるんだよ。配水池に水があっても、水道管が壊れてしまうと、皆さんのもとに水を届けることができないよね。だから、水道管の耐震化がとっても重要なんだ。

子どものコメント
今は、昔作った水道管を古くなりながらも使い続けているけれど、いつも丈夫な状態にしておくことが大切だね。

先生のコメント
大きな地震が起きても壊れない水道管を整備することがとても大切だね。
次回は、水道施設(管路・浄水場・配水池)の耐震化について見ていくよ。

今の水道を維持することはもちろん、50年先、100年先の世代まで安定して水道水を届け続けるのは、今を生きる私たちの責任です。


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