知っておきたい!子どもがかかりやすい感染症

登録日:2023年10月26日

 子どもと感染症はきってもきれない関係です。

 集団生活をはじめる前の子どもは感染症に対する抵抗力が弱く、集団生活がはじまると様々な病原体にさらされます。

 感染症にかからないようにするとともに、周囲の人に感染をひろげないためにも、しっかり手洗いをし、規則正しい生活を心がけるようにして、予防対策に努めましょう。
 
 

参考:厚生労働省ホームページ 「わかりやすい感染症Q&A」

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)

令和5年10月26日、三重県より咽頭結膜熱の注意喚起情報が発出されています。
詳しい情報は三重県ホームページをご覧ください。

三重県/咽頭結膜熱が流行しています(外部リンク)

 

咽頭結膜熱(プール熱)ってどんな病気?

  • アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎といった症状を来す、小児に多い病気です。
  • プールを介して流行することもあるので、プール熱と呼ばれることもあります。
  • 通常、6月ごろから徐々に流行しはじめ、7~8月にピークとなります。

 

咽頭結膜熱(プール熱)を予防するにはどうすればいいの?

  • 流行時には、流水とせっけんによる手洗い、うがいをしましょう。
  • 感染者との密接な接触は避けましょう(タオルなどは別に使いましょう)。
  • プールからあがったときは、シャワーを浴び、目をしっかり洗い、うがいをしましょう。

 

咽頭結膜熱(プール熱)にかかったらどうすればいいの?

  • 特別な治療法はありませんが、ほとんど自然に治ります。吐き気、頭痛の強いとき、せきが激しいときは早めに医療機関に相談してください。

 

 

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナってどんな病気?

  • コクサッキーウイルスなどにより、38~40度の発熱で発症し、同時にのどが痛む病気で、発熱が1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします。
  • 一般的に経過は良好で、後遺症は残らず、2~3日以内に回復します。
  • 1~4歳くらいまでの乳幼児がかかりやすい、夏かぜの代表的な病気の一つです。
  • ヘルパンギーナは、急性期には、のどからウイルスが排泄されるため、咳をしたときのしぶきにより感染します。
  • 急性期~回復期(発症後4週間後ごろまで)には、便からウイルスが排泄されます。

 

ヘルパンギーナを予防するにはどうしたらいいの? 

  • 特別な予防方法はなく、石鹸でのこまめな手洗いが有効です。トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
  • 咳などの症状がある場合にはマスクを着用する等、咳エチケットが有効です。

 

ヘルパンギーナにかかったらどうすればいいの?

  • 特別な治療方法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。
  • 口の中に水疱ができ食事がとりにくいため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。
  • 頭痛や嘔吐、発熱が続く場合は、早めに医療機関に相談してください。

 

 

手足口病

手足口病ってどんな病気?

  • エンテロウイルスの感染により、口の粘膜および手足にみずぼうそうのような発しんが現れる乳幼児の病気です。
  • 発症者の約3分の1に軽度の発熱がみられますが、高熱が続くことはありません。
  • せきをしたときのしぶきや、便などから感染します。
  • 感染してから病気の症状が出るまでの期間は3~5日です。
     

手足口病を予防するにはどうしたらいいの?

  • 手洗いをしましょう。
  • 回復後2~4週間は、便からウイルスの排泄があり、人に感染させる恐れがあるため、便や尿の処理には特に注意が必要です。
     

手足口病にかかったらどうすればいいの?

  • たいていは、数日間のうちに自然に治ります。
  • 高熱、吐き気、頭痛の強いとき、不機嫌なときなどは早めに医療機関に相談してください。

 

 

 

 

感染症についてのリンク集

 

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