「広報津」第335号(音声読み上げ)表紙、タッグを組んで地域農業を考える 令和版・営農会議をスタート

登録日:2019年12月1日

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表紙

広報津 令和元年12月1日 第335号

一人一人が地球のためにできること。

つ・環境フェスタに訪れた市内の子どもたちが環境を守るためにしていることを教えてくれました(11月4日 メッセウイング・みえ)

タッグを組んで地域農業を考える 令和版・営農会議をスタート

令和版・営農会議とは、遊休農地の増加や獣害など、地域農業の深刻な課題の解決に向け、農地利用最適化推進委員、農業委員、農業協同組合(JA)、三重県、津市の5者が集まり、新しい時代の農業経営(営農)について検討する会議のことです。

10月25日から津市内の12エリアでスタートしました。

12エリアは以下の通りです。

  • 芸濃
  • 美里
  • 安濃
  • 久居
  • 白山
  • 一志
  • 美杉
  • 河芸
  • 津北部(白塚・栗真・一身田・大里・高野尾)
  • 津中央(橋北・敬和・養正・新町・橋南・安東・神戸・櫛形・片田)
  • 津南部(藤水・高茶屋・雲出)
  • 香良洲

津の農林水産物PRキャラクターは、つ乃めぐみ です。

農地利用最適化推進委員 農業委員

各地域から推薦・募集された人で構成する同委員会は、農業者の減少により遊休農地が増える中、現地で耕作の状況を確認するなど、将来にわたり農地を有効活用するため活動しています。

例えばこんな活動をしています

  • 農地パトロールによる田畑の利用状況の確認や農地所有者の意向把握
  • 新しく農業を始めようとする人から希望の農地などを聞き、遊休農地の所有者との貸し借りの結び付け
  • 遊休農地でよもぎを栽培したり、市民農園にしたりするなどして有効活用

農業協同組合(JA)

農業の担い手不足や農作物の生産量減少、遊休農地増加などの問題に対応するため、農作業を支援しています。

例えばこんな活動をしています

  • 農繁期の労働力不足や高齢化により、作業をするのに苦慮する農家の農作業を支援
  • 農業法人を設立し、市町村による認定農業者など担い手農家が耕作できない農地の引き受け
  • 担い手農家で結成された津安芸地区受託部会による農作業の請け負い(JA津安芸)
  • 支援窓口を強化するため、営農センターを農作業支援センターに改編(JA三重中央)

三重県津農林水産事務所 津地域農業改良普及センター

三重県農林水産事務所は県内8地域に設置されています。その中にある津地域農業改良普及センターでは市内の農業者の技術・経営を支援しています。

例えばこんな活動をしています

  • 新しく農業を始めようとする人への技術や経営の指導
  • 講習会や農地への訪問巡回を通じた栽培技術の向上や農業経営の改善に向けた支援
  • 三重県が研究・開発したイチゴ かおりの の導入推進と栽培指導

津市

農業経営の強化や農地の保全と活用、畜産業の振興のほか、獣害対策や農業基盤整備の推進などを幅広く行っています。

例えばこんな活動をしています

  • あぜの管理や草刈りなどの地域の協働作業を交付金により支援
  • ちゅうさんかんちの条件不利農地を直接支払制度により支援
  • 地域と連携した取り組みや個体数の調整などの有害鳥獣対策
  • 担い手や後継者の確保・育成のため農業経営を支援
  • 農地の流動化(権利移動)や遊休農地の活用で農地を保全

問い合わせ

農林水産政策課 電話番号229-3172 ファクス229-3168


 

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