「広報津」第348号(音声読み上げ)表紙、くらしと経済に活力を。津市独自の支援策を展開

登録日:2020年7月1日

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表紙

広報津 令和2年7月1日・16日 合併号

津市を支える皆さんから津市民へエール。新型コロナウイルス感染症を一緒に乗り越えよう。

新型コロナウイルス感染症対応 くらしと経済に活力を。津市独自の支援策を展開

新型コロナウイルス感染症の拡大により、市民生活と経済活動が大きな影響を受けています。津市では1人10万円の特別定額給付金や事業者への協力金の支給などに加え、家計と地域経済を支援する市独自の3つの施策として、給食費3カ月分の無償化と子育て世帯家計支援金、10万円の事業継続支援金、水道料金の基本料金2カ月分無料化を展開しています。

新型コロナウイルス感染症対策 津市の事業費

新型コロナウイルス感染症対策 津市の事業費の合計(一般会計)は、313億8,001万円です。

そのうち、津市独自の支援策は合計13億456万円です。

詳細は以下の通りです。

5月20日議決 補正予算

津市独自の支援策として、津市の支援3本柱と財源の確保で合計13億456万円。

財源は、津市モーターボート競走事業会計繰入金の10億円と、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の3億456万円です。

内容は次の通りです。

津市の支援 3本柱
子育て世帯への家計支援 4億4,879万円
  • 市立小中学校・幼稚園などの給食費3カ月分を無償化
  • 未就学児などに給食費3カ月分相当額の支援金を交付
事業者の事業継続を支援 2億5,000万円
  • 売り上げが減少している事業者に支援金を交付
全ての家計と事業者への支援 2億3,089万円
  • 水道料金の基本料金2カ月分を無料
財源の確保
感染症対策事業基金を創設 3億7,488万円
  • 今後の支援策に対する積み立て

5月1日議決 補正予算

特別定額給付金 279億6,500万円

全国民に1人10万円を支給

子育て世帯への臨時特別給付金 3億3,480万円

児童手当に1万円を上乗せ

新型コロナウイルス感染症拡大阻止協力金 3億7,500万円

休業要請に協力する事業者に三重県と津市が各25万円、計50万円を支給。地方創生臨時交付金を充当

他の予算

放課後児童クラブへの支援、消毒液の購入、アクリル製間仕切り板設置など 6,122万円

6月補正予算(市議会審議中)

医療支援、感染防止、販売促進、学校ICT化など 13億3,943万円

地方創生臨時交付金、国の補正予算(第1号)に係る国庫補助金等を充当

子育て世帯への家計支援

  • 市立小中学生・幼稚園児(給食実施園)の給食費3カ月分を無償化
  • 未就学児やわたくしりつ・国立・県立小中学生などに給食費3カ月分相当額の子育て世帯家計支援金を交付

小中学校の休業、保育所の登園自粛などにより経済的な影響を受けている子育て世帯への家計支援として、市内在住の全ての小中学生と未就学児を対象に、給食費の無償化または給食費相当額の支援金を交付します。

支援内容など

市立小中学校、義務教育学校の場合
内容

給食費3カ月分を無償化

  • 小学生は1カ月あたり4,300円
  • 中学生は1カ月あたり4,800円
申請

不要です。

すでに徴収済の4月・5月分は、8月・10月分に充当します。6月・7月・9月分は無償です。11月分は徴収します。

市立幼稚園(給食実施園)の場合
内容

給食費3カ月分を無償化

1カ月あたり3,300円から4,100円まで。園により異なります。

申請

不要です。

すでに徴収済の4月・5月分は、8月・10月分に充当します。6月・7月・9月分は無償です。11月分は徴収します。

国立・県立・わたくしりつ小中学校(小中学部)の場合
内容

給食費3カ月分相当額の支援金を交付

  • 小学生は1万2,900円
  • 中学生は1万4,400円
申請

各学校で配付される申請書に必要事項を記載し、津市に返送してください。

申請書の提出期限は9月30日水曜日です。申請書受け付け後、1週間から3週間で振り込みます。

市立幼稚園(給食未実施園)、国立・県立・わたくしりつ幼稚園(幼稚部)の場合
内容

給食費3カ月分相当額の支援金1万2,000円を交付

申請

各学校・園で配付される申請書に必要事項を記載し、津市に返送してください。

市立幼稚園は園に提出してください。

申請書の提出期限は9月30日水曜日です。申請書受け付け後、1週間から3週間で振り込みます。

公立・民間保育所、認定こども園の場合
内容

給食費3カ月分相当額の支援金1万2,000円を交付

申請

各学校・園で配付される申請書に必要事項を記載し、津市に返送してください。

公立保育所・認定こども園は園に提出してください。

申請書の提出期限は9月30日水曜日です。申請書受け付け後、1週間から3週間で振り込みます。

未就園児(在家庭)、認可外保育施設の場合
内容

給食費3カ月分相当額の支援金1万2,000円を交付

申請

 世帯主宛てに届く申請書に必要事項を記載し、津市に返送してください。

申請書の提出期限は9月30日水曜日です。申請書受け付け後、1週間から3週間で振り込みます。

問い合わせ

小中学校等・幼稚園について

教委教育総務課 電話番号229-3246 ファクス229-3332

幼稚園を除く未就学児について

子育て推進課 電話番号229-3152 ファクス229-3451

売り上げが減少している事業者の事業継続を支援

  • 国の持続化給付金 対象外の事業者に、津市事業継続支援金として10万円を交付

外出自粛等に伴う経済活動の停滞により売り上げが減少している事業者のうち、国の持続化給付金の対象とならない法人や個人事業者に対して、事業継続を支援するために津市事業継続支援金として10万円を上限に交付します。

給付対象

以下のすべてを満たす場合に給付対象になります。

  1. 市内で在住・事業を行う個人事業者または、市内に本社等がある中小法人等である。
    ただし中小法人等は、資本金10億円未満または従業員2,000人以下であること。
  2. 新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年1月以降、売り上げが前年同月比で30パーセント以上減少した月がある。

売り上げが前年同月比で50パーセント以上減少した月がある場合は、国の持続化給付金の対象です。30パーセント以上50パーセント未満の場合は、津市事業継続支援金の対象です。

支援内容など

国の持続化給付金の対象の場合

個人事業者は100万円、法人は200万円を上限に支給されます。

支給額(上限あり)

50パーセント以上減った月の売り上げに12カ月を掛けた額を、令和元年の総売り上げから引いた額

申請方法

中小企業庁ホームページ 持続化給付金からオンラインで申請

締め切り

来年1月15日金曜日

ご自身で申請することが困難な人は

持続化給付金申請サポート会場(津会場)で申請できます。事前予約が必要です。

  • ところ 津センターパレス4階 特設会場
  • 受付専用ダイヤル フリーダイヤル0120-835-130(会場コード 2410)
津市事業継続支援金の対象の場合

10万円を上限に支給されます。

支給額(上限あり)

30パーセント以上50パーセント未満で減った月の売り上げに12カ月を掛けた額を、令和元年の総売り上げから引いた額

申請方法

郵送申請してください。

津市ホームページまたは津市事業者向け相談窓口(経営支援課、商業振興労政課、各総合支所地域振興課)にある申請書に添付書類を添えて、郵送で津市ビジネスサポートセンターへ。郵便番号514-0131 あのつ台四丁目6-1 あのつピア1階

締め切り

来年1月29日金曜日 消印有効

問い合わせ

経営支援課 電話番号236-3355 ファクス236-3356

全ての家計と事業者への支援

水道料金の基本料金2カ月分を無料に

全ての家計と事業者の負担を軽減するため、市内全世帯と事業所の水道料金の基本料金を2カ月分無料にします。

水道料金について

水道料金は、基本料金と従量料金の合計です。

基本料金は水道メーターの口径別に料金設定され、従量料金は使用量に応じて変動します。

6月1日以降の検針分から基本料金が2カ月分無料になります。

基本料金の目安

例えば次の通りです。

  • 水道メーターの口径が13ミリメートルの場合、1カ月あたり528円
  • 水道メーターの口径が20ミリメートルの場合、1カ月あたり1,045円

問い合わせ

営業課 電話番号237-5805 ファクス237-5819

支援策の財源はモーターボート競走事業。収益金10億円を活用

当初予算に計上した20億円に加えさらに10億円を繰り出し

経営基盤強化を図り経営状況が改善したモーターボート競走事業は、令和2年度の収益見込26億4,510万4,000円のうち、20億円を市の財政へ繰り出します。感染症の影響で市民生活や事業活動に影響が生じている今、さらに10億円を繰り出します。欠損金が生じた場合は次年度以降の収益金で補てんします。

追加の繰出金10億円の内訳
  • 家計等支援事業 6億2,512万円
  • 基金へ積み立て 3億7,488万円

合計10億円

家計等支援事業の内容は次の通りです。

  • 給食費の無償化など
  • 水道料金の基本料金無料(総事業費の一部に充当)

モーターボート競走事業の売上金と繰出金の推移

スマートフォンの普及に伴うインターネット投票の増加で、平成20年度から25年度の間を底に、売り上げがV字回復しました。

平成1年度
  • 売上金451億円
  • 繰出金18億円
平成3年度
  • 売上金505億円
  • 繰出金29億円
平成5年度
  • 売上金477億円
  • 繰出金19億円
平成10年度
  • 売上金404億円
  • 繰出金19億円
平成15年度
  • 売上金265億円
  • 繰出金1億円
平成20年度
  • 売上金235億円
  • 繰出金0億円
平成25年度
  • 売上金236億円
  • 繰出金0億円
平成30年度
  • 売上金357億円
  • 繰出金1億円
令和2年度(予定)
  • 売上金436億円
  • 繰出金20億円に加え、社会貢献としてさらに10億円繰り出し。繰出金合計30億円 

問い合わせ

経営管理課 電話番号224-5105 ファクス222-8210

財政課 電話番号229-3124 ファクス229-3388

新型コロナウイルス感染症対応 津市の足跡

令和2年2月26日

国が全国規模のスポーツ・文化イベントの自粛を要請

(ボートレース津は無観客で開催されました)

2月27日

不特定の人が集まるイベントを中止・延期

3月2日

市立学校の臨時休業を開始

3月4日

放課後児童クラブへ緊急支援物資パッケージをお届け

(物資は消毒液やマスクなど)

3月9日

放課後等デイサービス事業、わたくしりつの特定教育・保育施設等に緊急支援物資をお届け

(物資は消毒液やマスクなど)

3月25日

市 本庁舎、ビジネスサポートセンターに事業者向け相談窓口を開設

(各種支援策をご案内します)

4月9日

津市新型コロナウイルス感染症市民生活相談案内窓口を開設

(どんなご相談も、責任を持って担当につなぎます)

4月10日

三重県が感染拡大阻止緊急宣言を発表

4月15日

市立小中学校、幼稚園等の臨時休業開始

保育所等の登園自粛要請

4月15日・22日・24日

津ボートレース場、道の駅 津かわげ で給食食材販売会を実施

(食品ロスを防ぐためご協力いただきました)

4月16日

全国に緊急事態宣言

4月22日

社会生活を支える施設以外の市公共施設の使用休止を発表

(久居アルスプラザはグランドオープンを10月1日に延期しました)

4月22日

新型コロナウイルス感染症特別定額給付金等推進室を設置

4月23日

御殿場・香良洲海水浴場の観光駐車場を閉鎖

(県外からの訪問の自粛を呼び掛け)

4月30日

友好都市の中国鎮江市から送られた3万枚のマスクを医療関係機関へ配布

5月10日

特別定額給付金の申請書発送スタート

(県内で最も早く発送しました)

5月14日

三重県を含む39県の緊急事態宣言が解除

5月18日

市立学校・幼稚園の教育活動を段階的に再開

(子どもたちはマスクをつけて、元気にハイッと手をあげていました)

5月25日

ビジネスサポートセンターで津市事業継続支援金の申請サポートを開始

(事業者の皆さんに寄り添います。3密対策もしっかりおこなっています。)

5月27日

津センターパレス等で市内事業者向け事業継続支援販売所スタート

(津のええもんががずらりと並びました)


 

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