登録日:2020年9月1日
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広報津 令和2年9月1日 第350号
津市出身の写真家・浅田政志さんの写真集が原案となった映画、浅田家を津市消防隊員の皆さんも応援(7月29日 中消防署)
10月2日金曜日に全国東宝系で公開される映画、浅田家は、津市出身の写真家・浅田政志さんの写真集を原案に、実話に基づいて描かれた映画です。二宮和也さんが主演を務め、津市は撮影が行われただけでなく、劇中でも実名で登場します。
映画公開を記念して、津市ではパネル展の開催やロケ地マップの作成など、さまざまな事業を展開していきます。ぜひ一緒に、映画 浅田家と浅田政志さんを応援していきましょう。
たった一枚の写真で自分を表現しなさい。という、専門学校時代の課題を突き詰めた結果、家族でさまざまなシチュエーションになりきって撮影するというユニークな家族写真を世に送り出した津市出身の写真家・浅田政志さん。この写真集、浅田家は、写真界の芥川賞ともいわれる第34回木村伊兵衛写真賞(2008年度)を受賞しました。また、東日本大震災の津波で泥だらけになってしまったアルバムや写真を洗浄し、持ち主に返すボランティア活動をする人々を約2年間にわたり撮影した、アルバムのチカラ、など日本写真界において独特の存在感を放ちます。
映画 浅田家はこの2つの写真集を原案に、湯を沸かすほどの熱い愛(2016年)でその年の映画賞を総なめにした中野量太監督が映画化しました。
家族4人がバンドマンや消防士、ラーメン屋などになりきり、その姿を収めた写真集 浅田家の撮影は、浅田さんの故郷である津市が主な舞台となっています。映画 浅田家に登場する写真集のカットも、出演者を被写体に浅田さんによって実際に津市で撮影されました。写真集や市内のロケ地と見比べるのも、津市民ならではの映画 浅田家の楽しみ方のひとつです。
幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権など。それぞれが なりたかった職業や、やってみたかったことをテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる家族写真が、なんと写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞。受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる。
主人公・浅田政志を演じるのは二宮和也さん。無茶で自由奔放ながらどこか許せてしまう人間味溢れるキャラクター・政志を、圧倒的な存在感と演技力で魅せます。共演の妻夫木聡さんは、やんちゃな弟・政志を温かく見守り、コスプレ写真にもいやいやながらも付き合う心優しい兄・幸宏を演じます。
さらに、政志の父・章役に、平田満さん。母・順子役には、風吹ジュンさん。政志の幼なじみの若奈役に黒木華さん。写真洗浄のボランティアで政志が出会う東北の大学院生・小野役に菅田将暉さんと、日本映画界を代表する俳優陣が集結しました。
超豪華キャストと中野量太監督が描く、家族を撮り続けた写真家の笑いと涙にあふれる感動の超大作にご期待ください。
広報津10月1日号に浅田政志さん&津市長の対談を掲載。
ロケ地の詳細は広報津10月16日号で。
広報課 電話番号229-3361 ファクス229-3339
7月6日、令和2年度の職務経験者採用で入庁した職員が、前葉市長と座談会を行いました。即戦力として各職場で活躍中の4人が、応募のきっかけや現状、今後の目標について思いを語りました。
以前から行政職に興味がありましたが、年齢制限などの先入観で諦めていました。津市ホームページで職務経験者採用の記事を見つけ、自分の年齢でもチャレンジできることを知りました。前職で津市の職員と仕事をする機会もあり、その懸命な姿を見てさらに行政の仕事に興味を持ち、受験を決心しました。
子育てが一段落して何かに挑戦したいと思っていたとき、広報津の職務経験者採用の記事が目に留まりました。看護師として津市応急クリニックで勤務して、市民の皆さんが休日や夜間に体調が悪くなったときに、不安を軽減するため力になりたい、津市のために微力ながら貢献したいと思い、応募しました。
海外・県外での勤務経験が、ふるさとの良さを再確認する機会となり、地元のために働きたいと考えていました。また、日本で生活する外国人と、受け入れる側の日本人住民の両方が快適に生活するための手助けをしたいという夢があり、行政だからこそできることがあると感じ、津市への転職を決意しました。
津市応急クリニックへの電話相談では、来院を促したり、救急医療情報センターを紹介したり、また救急車を呼んでもらったりと、症状に応じた選択肢を迅速に伝える必要があります。この時、的確な判断や対応ができることは看護師としての経験が役立っていると実感しています。
三重とこわか国体・とこわか大会の開催を控え、現在の部署では前例にとらわれない取り組みや改善策など、柔軟な発想が求められています。その中で、保険や協賛企業との契約など、専門的な分野で頼ってもらえるとやりがいを感じますし、役に立てると嬉しく思います。
現在は特に新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からも、子育て支援施設を運営する際に、現場の意見を聞きながら、利用者の立場に立って調整する業務が求められています。これは前職での管理業務や品質管理と似た部分があり、経験が生かせていると感じています。
新型コロナウイルス感染症拡大の中での入庁となり、特別定額給付金の手続きに携わったり、災害対策本部が立ち上がった際には避難所対応を行ったりもしました。これらを通して市役所と市民がいかに密接に関わっているかを知り、市民目線で業務を行うことの大切さを身をもって経験することができました。市職員になったからには、配属先の業務だけでなく、状況に応じた優先度を見極め、柔軟に対応できる知識を身に付けていきたいです。
近年は外国人による家族単位での移住が増え、それに伴い外国につながる子どもたちの保育所や認定こども園の利用が増加傾向にあります。中には、生まれも育ちも日本なのに、言葉や文化の壁で苦しむ子どもたちもいます。今後は、津市で生活する外国人住民が、人種や言語の隔たりを感じることなく共生していける環境づくりなどに携わっていきたいと思っています。
夜間に初期救急医療に対応することで、輪番病院での2次救急の負担が少しでも軽減できればと考えています。また、今までは看護師業務のみに携わってきましたが、今後は診療所の運営や献血推進事業などを通して、津市の地域医療の推進や啓発運動にも貢献していきたいと思っています。市職員として仕事をする中で、税金をいただいて仕事をすることの難しさや責任を感じる日々ですが、津市の市章が付いた白衣を着ると、市民の皆さんのために、というやりがいを感じることができます。
入庁するまで国体にはあまり詳しくありませんでしたが、上司や先輩に支えられ日々知識を深めています。目下の目的は来年開催される三重とこわか国体・とこわか大会の成功ですが、これを機にスポーツ人口が増え、子どもたちに将来津市を代表するような選手となって日本を盛り上げてもらえるよう、しっかり取り組んでいきたいです。
私の好きな言葉に、いっしんにしょう という、1つの身で2つ以上の経験をする、というものがあります。平成27年にスタートした津市職務経験者採用制度ですが、前職の経験を生かして新しいことにチャレンジし、のびのびと活躍している職務経験者の皆さんの姿に、その言葉を実感しています。
津市では18歳から59歳まで全ての方に門戸を開いています。業務内容は多岐に渡り、さまざまな活躍の場がありますので、ぜひ職務経験者採用にご応募ください。一緒に住みやすい津市をつくりましょう。
今年も職務経験者(事務職2人程度)を募集しています。詳しくは受験案内または津市ホームページをご覧ください。
人事課 電話番号229-3106 ファクス229-3347
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