「広報津」第362号(音声読み上げ)表紙、第11回ロケーションジャパン大賞、映画、浅田家と津市が日本一に輝きました。

登録日:2021年3月1日

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表紙

広報津 令和3年3月1日 第362号

浅田政志が撮る。ふるさと津市のいいトコロ

ハッシュタグ とっておきのふるさと 写真コンテストの、特別賞受賞者をモデルに、浅田さんが市内各所で記念撮影。詳細は次の項目へ(1月16日・17日)

第11回ロケーションジャパン大賞、映画、浅田家と津市が日本一に輝きました。

この1年に放送・公開された映画・ドラマ作品の中から、最も地域を沸かせ、人を動かした、作品と地域に贈られるロケーションジャパン大賞。昨年10月2日に公開され、津市出身の写真家・浅田政志さんと家族を描いた物語、浅田家において、官民一体でロケ地・津市を盛り上げた取り組みが評価され、浅田家と津市が、第11回ロケーションジャパン大賞でグランプリを受賞しました。

全30作品52地域がノミネート。総評944点で津市がグランプリに

第11回ロケーションジャパン大賞には、令和元年12月1日から令和2年10月31日までに公開・放送された映画・ドラマ・アニメ作品から、30作品52地域がノミネートされました。4つの指標(総合点1,000点)と有識者の審査をもとに、津市は総評944点を獲得しました。

ノミネート&過去のグランプリ作品

第11回ロケーションジャパン ノミネート作品
  • 大河ドラマ、麒麟が来る、岐阜県
  • 連続テレビ小説、エール、愛知県豊橋市等
  • 連続テレビ小説、スカーレット、滋賀県等
  • ドラマ、半沢直樹(2020年版)、東京都中央区等
  • 映画、糸、北海道上富良野町等 など
過去のグランプリ作品
  • 龍馬伝、高知県(第1回)
  • あまちゃん、岩手県久慈市(第4回)
  • るろうに剣心 京都大火編、滋賀県(第5回)
  • 半分、青い、岐阜県(第9回)
  • 翔んで埼玉、埼玉県(第10回)

第5回では美杉地域で撮影したウッジョブがロケ支援度部門受賞

4つの指標

1、支持率

6,000人を対象に、行きたくなったロケ地のアンケートを実施し、結果をポイント化して算出

全国のアンケートより
  • 大切なシーンで何度も出てくる津市が印象に残った
  • 津の方言が可愛らしい
  • 主人公の政志が釣りをしていた堤防に行きたい
2、撮影サポート度

撮影隊がスムーズにロケを行えるか(ロケ支援組織の有無、窓口の一本化、住民の理解など)

3、行楽度

ロケ地で作品の世界観や地域そのものが楽しめるか(ロケ地マップやパネル展、ツアーの有無など)

4、地域の変化

地域にどのような変化が起こったか(観光客の増加、メディア露出経済効果など)

グランプリを受賞した5つのポイント

ポイント1 パネル展やトークショーなどのイベントに3万人以上を動員

県内外10カ所で、ロケの様子や劇中で使用した消防車両、衣装などを展示するパネル展を実施。さらに、市内劇場の全国動員ランキング1位を記念し開催した監督・原案者によるトークショーなど、計3万人以上を動員。

ポイント2 ロケ地を巡る手段が充実。観光客は例年の3倍から4倍に

ロケ地への発着時刻などを掲載したバスマップの配布や、JR東海と連携したウォークイベント、タクシー貸し切り型ツアーなど、好みのスタイルでロケ地巡りが楽しめる。せんじゅじや 津の海には、例年の3倍から4倍の観光客が訪れました。

ポイント3 ロケ地マップと広報津が大反響。幅広いメディアへの露出を実現

ロケ地マップや広報紙の浅田家特集号に全国から送付依頼が殺到し、新聞・テレビなどで話題に。映画を契機に津市のメディア露出が急増。

ポイント4 地域を巻き込んだプロモーションでシビック・プライド(郷土愛)を醸成

PRポスターの全自治会掲示板への掲示や、小学校や国立大学への出前授業など、世代を問わず浅田家を通して故郷の魅力を発信。

ポイント5 15社以上の企業とのタイアップで津市と特産品を全国へPR

映画配給会社や市内企業とタイアップし、さまざまなプロモーションを展開。おぼろタオルや伊勢茶を使ったオリジナルノベルティで特産品をPRするなど、コロナ禍の地域経済を盛り上げた。

映画浅田家公開記念。ハッシュタグ とっておきのふるさと写真コンテスト入賞者決定

浅田政志さんを審査員に迎えて開催した写真コンテスト。応募総数591件の中から、浅田政志特別賞 津市部門に選ばれた受賞者3組をモデルに、浅田さんによる撮影が行われました。
撮影ではモデルと対話しながら、一緒にシーンを作り上げる浅田さんの姿が見られました。

浅田政志特別賞、津市部門

入賞作品一覧は津市ホームページでご紹介しています。

入賞者、本間 貴子さん

応募写真は、コロナ禍でまだ挙式ができていない新婚の2人が入籍日に撮影した一枚。

浅田さんによる撮影でできあがった作品は、奥さんが釣り竿で旦那さんを釣り上げているように見える写真。旦那さんは、1番好きな場所の浜辺で、1番好きな人のために何十回もジャンプして撮影されました。

入賞者、尾山 彩さん

応募写真は、田植えの休憩時間のワンショット。仲良しファミリーにふりそそぐ木漏れ日が優しい。

浅田さんによる撮影でできあがった作品は、国宝の建物の前でファミリーが並んで踊っている写真。我が子の笑顔のため国宝で全力サンバをして撮影されました。

入賞者、宇戸平 凌莞さん

応募写真は、アートスクールの友人とセットアップ写真に挑戦。動く石膏像が浅田さんの心も動かしたか。

浅田さんによる撮影でできあがった作品は、かつて津の未来を描いた高虎公の像の前で3人が並んで絵を描いている写真。3人が描くは津の名物、津ぎょうざ・うなぎ・天むす。

問い合わせ

広報課 電話番号229-3361 ファクス229-3339


 

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