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障がいに関係なく、希望や能力に応じて、誰もが職業を通じて社会参加できる共生社会を実現するため、全ての事業主には、法定雇用率以上の割合で障がい者を雇用する義務があります(障害者雇用率制度)。
3月1日からこの障害者法定雇用率が次のように変わります。また、対象となる事業主の範囲が、従業員45.5人以上から従業員43.5人以上に広がります。
ハローワーク津 電話番号228-9161
法務大臣から委嘱され、地域の皆さんからの人権相談を受けたり、啓発活動を行ったりしています。1月1日付で次の5人が委嘱され、現在、津市では21人が人権擁護委員として活動しています。
髙倉 保夫
鈴木 恵子
山野 ゆき
柘植 福子
岡野 美次
津地方法務局人権擁護課 電話番号228-4193
3月分(4月納付分)から三重支部の健康保険料率が9.77パーセントから9.81パーセントに、全国一律の介護保険料率が1.79パーセントから1.80パーセントに引き上げられます。
全国健康保険協会三重支部 電話番号225-3317
新学期を迎え、新しい留学生が来日します。不慣れな日本での生活を支援するため、せっけん、洗剤、タオルなど未使用の日用品を提供してください。
3月1日月曜日から22日月曜日まで
市 本庁舎3階市民交流課
津市国際交流協会 市民交流課内、電話番号229-3146
防衛省では、令和3年度採用の自衛官候補生・一般曹候補生・一般幹部候補生・予備自衛官補を募集しています。応募資格など詳しくは、自衛隊三重地方協力本部のホームページをご覧ください。
同本部津募集案内所 電話番号224-4324
4月12日から7月12日までの月曜日(全10回)
三重武道館柔剣道場
市内に在住・在勤・在学の人
各30人
7,000円。どちらかのみの場合は4,000円
3月1日月曜日から4月9日金曜日までに所定の申込用紙に必要事項を記入し、郵送またはEメールで津市エアロビック連盟事務局へ。郵便番号514-0113 一身田大古曽335 渡瀬宛、Eメールwataken9459@gmail.com
同事務局担当 電話番号090-1626-7389
1万5,300円
1万1,300円
三重武道館
小学1年生以上。合気道は小学4年生以上、弓道は中学生以上
3月1日月曜日から31日水曜日までの、9時から17時15分までに、三重県武道振興会事務局(メッセウイング・みえ1階)にある所定の申込用紙に必要事項を記入し、同会事務局へ。日曜日、祝日・休日を除く。
同会事務局 電話番号229-2100
4月から9月までの毎週木曜日19時から21時まで。
橋南市民センター、橋南会館
1万1,000円。入会金1,000円を含む
4月から来年3月までの第1土曜日・第3土曜日10時から12時まで。
橋南市民センター、橋南会館
1万1,000円。入会金1,000円を含む
4月から来年3月までの金曜日10時30分から12時まで(月2回)
河芸体育館
9,000円。入会金1,000円を含む
3月31日水曜日までに電話またはファクス、Eメールで日中友好協会三重県連合会へ。電話番号246-8580、ファクス226-7086、Eメールtsu-taikyoku@mie-eiga.co.jp
4月から1年間の科目履修生を募集します。科目は、陶芸、木材工芸、点字、中国語、クラフトデザインです。
20歳以上の初心者
各若干人
予定では、1科目3,408円から。教材費が別途必要
3月15日月曜日から17日水曜日までの、10時から17時までに同校へ。電話番号226-6217
視覚障がい者の読書環境を支援するため、音訳技術や録音図書の制作を学びます。
4月9日金曜日・13日火曜日・16日金曜日・20日火曜日・23日金曜日、5月7日金曜日・14日金曜日
10時から12時まで
4月10日・24日、5月8日・22日いずれも土曜日
10時から12時までと、13時から15時まで。22日は午前のみです。
三重県視覚障害者支援センター大研修室(桜橋二丁目)
全講習を受講でき、パソコンが扱える音訳未経験者で、講習終了後に音訳ボランティア活動ができる人
各25人
880円(テキスト代)
3月19日金曜日必着。所定の申込書等に必要事項を記入し、郵送またはファクス、Eメールで三重県視覚障害者支援センターへ。郵便番号514-0003 桜橋二丁目131、ファクス228-8425、Eメールmieten@zc.ztv.ne.jp
同センター 電話番号213-7300
生涯学習を楽しく学び、新しい仲間と共に生き生きした生活を目指しましょう。
5月から10月までの主に火曜日9時30分から16時まで(全16回)
県総合文化センター(一身田上津部田)ほか
異常気象が起きる理由、津の歴史探訪などの講座
市内に在住のおおむね55歳から75歳まで
抽選30人
5,000円
4月15日木曜日までに電話またはファクス、Eメールで住所、氏名、年齢、連絡先をふれあい長寿津カレッジ担当へ。電話番号090-4083-2084、ファクス233-6365、Eメールaoex0dqo@re.commufa.jp
4月18日日曜日
フレンテみえ2階セミナー室A・B(県総合文化センター内)
ペアレントトレーニングから学ぶ子どもとの関わり方のお話(託児有り)、子どものふれあい遊びなど
3歳から小学生までの子どもと、その保護者
各15組
一組につき、600円
4月13日火曜日までに電話またはファクス、Eメールでみえ親子・人間関係研究会へ。電話番号246-5562、ファクス227-4619、Eメールprashanti126@msn.com
3月25日木曜日
1と2の内容は同じです。
津センターパレス地下1階市民オープンステージ
認知症予防についての講話と、転倒予防体操
市内に在住の65歳以上
各35人
津市社会福祉協議会津支部へ。電話番号213-7111
3月17日水曜日13時30分から16時30分まで
市 本庁舎
相続(相続税を除く)、多重債務、金銭問題など
先着8人。新規優先。
3月9日火曜日8時30分から地域連携課へ。電話番号229-3105
3月22日月曜日10時から12時までと、13時から15時まで
市 本庁舎3階相談室
市内に在住の人。新規優先。
抽選8人。相談は1人30分以内。
3月17日水曜日17時までに男女共同参画室へ。電話番号229-3103
毎月第2木曜日10時から12時までと、13時から16時まで。祝日・休日、年末年始を除く。
三重県行政書士会事務局(広明町)
離婚協議書・遺言書・各種契約書などの作成や法人設立、許認可申請書類の作成または提出手続代理に関すること
同会へ。電話番号226-3137
毎週水曜日13時から16時まで。祝日・休日、年末年始を除く。
解雇、賃金、職場でのハラスメント、人事、配置転換、労働契約などの相談
三重県社会保険労務士会総合労働相談所 電話番号228-6064
毎週月曜日から金曜日までの、10時から16時まで。祝日・休日、年末年始を除く
みえ犯罪被害者総合支援センター(栄町一丁目)
犯罪の被害に遭った人や家族の相談。
電話相談や法律相談(予約制)などもあります。
同センター 電話番号221-7830
毎週月曜日・火曜日・木曜日・金曜日の、10時から12時までと、13時から15時まで。祝日・休日、年末年始を除く。
三重県不動産会館(上浜町一丁目)
不動産取引などに関する相談。電話相談もできます。
月曜日から金曜日までの、10時から12時までと、13時から15時までに、三重県宅地建物取引業協会津支部へ。電話番号227-1010
祝日・休日、年末年始を除く
面談・電話相談(予約優先)
夫婦・親子の関係、生き方の問題など
市内に在住の人
男女共同参画室 電話番号229-3103
津市長 前葉 泰幸
津 城下で参宮街道の宿場町として繁栄した津市の中心市街地は、あらゆる都市機能が集積する県都において今なお地域経済の中心的な役割を担っています。
このエリアが近代的な街並みに整ったのは昭和30年代です。戦災復興事業により津市を南北に貫く幅員50メートルの国道が整備され、当時県下最大のビル・三重会館が落成したのを皮切りに、沿線には次々と高層の建築物が建ち並びました。商店が軒を連ねる大門・丸之内界隈には百貨店、スーパーマーケットなどの大型店が進出し、交通至便なこの地に大勢の買い物客が押し寄せました。
昭和50年代、高度成長によるモータリゼーションが進み人の流れに変化が起こります。郊外型大型店舗の展開により商店街が分散し、休日に中心市街地を訪れる人は10年で半減しました。事態を改善しようと大門の旧市役所跡地に第三セクター方式で建設されたのが津センターパレスです。
昭和60年、まちの新しいシンボルとしてオープンしたこの複合施設の南側には、地階と1階部分に地元の専門店街、2階から4階にダイエー、5階に文化ホールを備え集客の相乗効果が図られました。さらに、北側の9階建て部分に伝統と格式のある、みやこホテルが開業したことにより、地域の観光とコンベンション機能の高まりも期待されました。
昭和末期のバブル景気のさなかに完成した津センターパレスは、当初、まちのにぎわいづくりに貢献したものの、日経平均株価が史上最高値を付けた平成元年をピークに崩壊したバブルとその後の景気後退と相まって再び中心市街地の衰退が始まりました。
昭和62年、南側の店舗部分では地階のスーパーが入れ替わり、平成7年にキーテナントのダイエーが撤退。地元専門店街の組合も1階を手放すなどテナントの契約解消が相次いだことから、経営の舵が大きく切られ、商業施設としてスタートしたフロアに公共施設の機能が導入されることになりました。
津センターパレスの南側店舗部分は、その後市民の自主活動の場、介護・子育て相談の場へと変容し、現在は中央公民館、まん中こども館、まん中老人福祉センターなどが入居しています。
バブル景気の崩壊はホテル業界にも大きな影響を及ぼしました。平成14年7月、近鉄グループはホテル再編事業の一環として津みやこホテルも閉鎖する方針を発表。これに地元経済界が即座に反応し、新会社を立ち上げてでもホテルの経営を引き継ごうという強い意向が示されました。地域の活力を維持しようとする思いは各方面で共有されることとなり、平成15年2月、地元企業も出資する形で設立された株式会社 津センターに津みやこホテルの営業が譲渡されました。
株式会社 津センターはホテルの経営のみを行う資本金9,800万円の小さな会社です。株式会社 津センターパレスから北側のホテル部分を賃借して運営は近鉄側に委託することから、津みやこホテルは見かけの上では何の変化もありません。経営がすぐには上向かなかったのも道理で、再出発から5年が過ぎてようやく黒字化し何とか事業継続の見通しがついてきました。平成23年以降再度赤字に転落したものの、浜千鳥とアゼリアのレストラン部門が平成25年を底に売り上げを伸ばし始めました。宿泊部門は国内ビジネス客の減少を海外インバウンド客がカバーすることで客室稼働率が向上。平成27年からの黒字化に貢献しました。しかし、売り上げの大きな柱となる宴会需要が漸減する傾向は変わらず抜本的な経営改善には至りませんでした。
厳しいホテル経営に追い打ちをかけたのが新型コロナウイルスの感染拡大です。緊急事態宣言による休業が明けても需要は戻らず資金繰りが悪化。まずは出血を止めるより他に選択肢はなく、昨年9月からの休業を余儀なくされました。10月、感染状況が一定程度落ち着きを取り戻したことから再開に向け協議を開始。これまでの経営スタイルを根本から見直すなど詳細な条件を詰めている矢先の12月、急激な感染再拡大によりいよいよ見通しが立たなくなり、この2月末をもって営業を終了することとなってしまいました。
建設後36年を経過したとはいえ、津センターパレスのホテル部分もまだまだ活用できる現役の資産です。そこで、客室、宴会場、レストランの賃貸先を募集することにしました。コロナ禍の状況を踏まえ賃料は交渉に応じます。一部のみの賃借も可能にして自由な発想によりご活用くださる事業者からのご提案を募ります。
ホテルの賃貸先が決まるまでは、コロナ禍における事業者支援に使用します。津市はこれまで津センターパレスの1階部分で津がんばるマルシェを開催し弁当の販売などに無償で提供してきましたが、それをホテル部分にも拡大します。チャレンジショップやレストランのような形で数日間試用するなど、さまざまな用途にお使いいただくことが可能です。賃料は市が負担し来年度予算のコロナ対策事業者支援として盛り込むことにしました。
併せて、大門・丸之内地区のまちづくりビジョン策定に向け都市計画の視点から基礎調査を始める予算も確保します。
津センターパレスの所在地、大門7番15号三重会館前交差点北東角は地域経済の中心地であることに加え、津インターチェンジから大門・丸之内を経てフェニックス通りをなぎさまちに至る東西軸としての役割も重要視されるようになりました。中心市街地ならではの活用策を検討し実行に移しつつ、老朽化が進む建物を将来的にどうするのかという課題に取り組むには広い視野でまちの状況を捉える必要があります。
コロナの影響による、みやこシティ津の再開断念は津センターパレスにとって大きなピンチです。しかし、世の中が大きく変化する時代に巡り合わせた私たちに改めていろいろな角度からまちを見つめ、考え、将来のまちの姿を描いていくチャンスが到来したと受け止めることもできます。広く市民の皆さまのご意見を伺いながら、これからのまちづくりを考えてまいります。