三多気の桜

登録日:2021年3月31日

 棚田に映るヤマザクラ(ドローンによる空撮) /見頃:例年4月中旬~下旬

 

開花情報

 

 開花情報は「~春が来る~三多気・君ケ野ダム公園の桜開花情報」でご確認ください。

 注)令和3年春の開花情報については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、情報発信を行っていません。

 

 地元語り部により語り継がれる「三多気の桜」

 眞福院(しんぷくいん)と三多気の桜

 JR名松線の終点伊勢奥津駅から国道368号線を西へ約4キロメートル進むと、奈良県との県境があり、その手前約500メートルから右に折れると三多気に至り、そこには約50戸の集落がある。
 標高958メートルの大洞山(オオボラヤマ)雌岳を背にして南東側529メートルの地に「御嶽山眞福院」がある。
 眞福院は、今からおよそ1300年余り前の白鳳時代に、修験道の祖である役行者が、この地に蔵王権現を祭って開いたといわれる古いもので、神仏習合思想の名残りを留めている。
 参道階段下の鳥居付近には弘長の梵字碑や石仏群があり、山門までの石段両側には、数百年も生き続けている欅(ケヤキ)や杉の大木が並ぶ。
 眞福院の行事としては「精進祭」が有名で、これは鎌倉後期の文保年間に始められたといわれ、正しくは「精進祭流鏑馬の儀式」とよばれて、毎年正月7日から10日まで、古式どおりに行われていたが、現在は過疎高齢化の影響を受けてこどもや青年も居らず、やむなく行事は中止している。

 三多気の桜は、昭和17年7月、桜の樹種ならびに古木の多いことで日本唯一と認められて、文部大臣指定名勝地となったほか、昭和62年に建設省「ふれあい並木道30選」手づくり郷土賞、平成2年には、財団法人日本さくらの会より「さくらの名所100選」にも選ばれるなど、全国的にその名が知れ渡り、桜の咲くころには観光客やアマチュアカメラマンなどが大勢訪れるが、道幅も狭く駐車場も少ないので、特に桜の満開の頃の土・日曜日などは混雑する状態が見られる。
 桜の起源は、今から1100年余り前に理源大師がこの地に留まって植えたのが始まりといわれ、平安末期には在原業平、平清盛、北畠親房等が訪れ、参籠して詩を詠んだという記録が残っているという。
 また、北畠の祖、中院道方卿は深く帰依して「堂」や「塔」を建立し、桜を増殖したと伝えられ、さらに、顕能卿は念持仏不動尊を納めて一族の祈願所と定め、多気(たげ)の国司館から飼坂峠(かいさかとうげ)を越えて眞福院の山門まで8キロメートル余りの沿道に桜を植えたという。その一部が三多気の入り口から山門までの間に桜並木として数百年も咲き続けている。
 その数は、およそ500本、ほとんどがヤマザクラで4月中旬から下旬にかけて見事な花を咲かせている。

 ヤマザクラは他の桜と比べて成長は遅いものの、寿命が長くて病気に強い。
 幹が苔むしても数百年生き続け、満開の頃は花と葉が同時に開いて、何ともいえぬ奥ゆかしさがあると、その筋の人(ヤマザクラ愛好家)には大変人気が高い。
 

 原文:地元住民(語り部)談

 

駐車場

 

駐車場として3カ所表示しています。

真福院付近の駐車場は、数台程度の区画数しかなく、駐車場までのルートも道幅が狭いため、残り2箇所のどちらかへ駐車し、見学してください。

 

 公衆トイレ

 

 三多気の桜を見学する際に利用できる公衆トイレの位置を表示しています。

中腹にある駐車場に車を駐車し、真福院までゆっくり桜を見て歩くと1時間程かかります。現地は急な上り坂が続きますので普段歩きなれている人でも思いのほか時間を要します。

中腹にある公衆トイレを離れ歩き始めると、真福院境内の公衆トイレまで途中にはトイレがありませんので、ご注意ください。

 

アクセス

 車でのアクセス(名古屋方面から)

 

伊勢自動車道久居インターチェンジ・・・国道165号・・・県道15号・・・国道368号・・・三多気の桜(所要時間:約70分)

 

車でのアクセス(関西方面) 

 

国道25号名阪国道針インターチェンジ・・・国道369号・・・国道368号・・・三多気の桜(所要時間:約70分)

 

公共交通機関でのアクセス

最寄り駅であるJR名松線伊勢奥津駅から津市コミュニティバスで約10分。

コミュニティバスの運行は曜日や時期(桜、紅葉シーズンなど)によって変わります。

観光客の皆さん向けにアクセスを簡単にまとめた資料はこちら(PDF/285KB)

運行時刻など詳しくは「津市コミュニティバスの再編について」でご確認ください。

 

電動アシスト付き無料レンタサイクル

車での移動は自由な移動を可能とし、時間などが制限ないという利点があります。

また、公共交通機関での移動は、正確な時間設定ができることから、旅全体の計画を立てたりする際には便利です。

ただ、風光明媚な美杉地域の自然豊かな環境を全身で感じたり、山や谷、野原を吹き抜ける春風を受けながら移動し三多気の桜を目指してみるというのも、旅の楽しみかと思います。

電動アシスト付き無料レンタサイクルを使った見学です。

春風を全身に受けながら軽やかに走り抜けてみてはいかがでしょうか。

電動アシスト付き無料レンタサイクルについて「津市美杉レンタサイクル」でご確認ください。

 

三多気の桜 ギャラリー

  

 

もう少し足を延ばして・・・ミツマタ群生地

三多気の桜がある美杉町三多気地区から少し離れた場所にあるミツマタ群生地も見学してみてください。

辺り一面ミツマタの花が咲き誇る光景は必見です。

ミツマタ群生地について詳しくは「美杉の新名所『ミツマタ群生地』へぜひお越しください」でご確認ください。

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