無症状のうちにがんを早期に発見し、適切な治療を行い、がんによる死亡を減少させることです。単に多くのがんを見つけることではありません。
すべてのがん検診には、メリット・デメリットがあります。いくつかのがん検診の検査方法は、現在までのところがん患者の診療では有用であっても、検診で使用した場合の効果が十分に確かめられていないものもあります。
がん検診のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・がんの早期発見・早期治療により命を守る ・がん検診で「異常なし」と判定された場合、安心を得られる |
・がん検診でがんが100%見つかるわけではない(偽陰性) ・微小で生命に影響しないがんが見つかり本来は不要であった治療が行われる(過剰診断) ・検査の結果が「がんの疑い」と判定され、精密検査を受けた結果「がんではなかった」ということが多い(偽陽性) ・検査を行うことで偶発症*を招く *検診として検査を受けることで、まれに事故等を招くことがある |
がん検診には、メリットだけでなく、デメリットもあります。それでも、がんから命を守るためには、がん検診を受けることが大変重要です。"メリットがデメリットを上回り、命を守るために受けるべきがん検診”が国により定められています。
詳しくは、がん検診のパンフレットをご覧ください。(受診前には必ず☑)
定期的に受けて、がんから命を守りましょう。