「広報津」第419号(音声読み上げ)つニュース、歴史散歩 第203回 伊勢本街道のサカムカエば

登録日:2023年7月16日

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つニュース

つニュース1、学校現場で働いてみませんか。相談会

学校現場での勤務経験がない人や少ない人で、津市の公立小中学校、幼稚園で勤務したいと考えている人を対象に相談会を開催します。
申込不要です。

とき

8月8日火曜日13時30分から16時30分まで

ところ

津リージョンプラザ3階第7会議室

内容

学校の様子、教員の仕事内容、勤務条件などに関する相談

対象

教員免許(養護・栄養を含む)を持っている人。免許期限切れの人も可能です。

問い合わせ

教委学校教育課 電話番号229-3244 ファクス229-3257

つニュース2、先輩創業者さんによるトークセッション ビジネスカフェにお越しください

これから創業を考えている人のために、和やかな学びと交流の場としてビジネスカフェを開催します。
無料です。

とき

8月9日水曜日13時30分から15時30分まで(13時開場)

ところ

津市ビジネスサポートセンター

内容

  • ペペズ パスタ店主の白井綾子さんによる講演。演題は私の創業ストーリー コロナ禍でのパスタ屋開業のお話
  • 創業相談専門家によるミニセミナー
  • 交流会

定員

10人

申し込み

申し込みフォームから、または電話で経営支援課へ

白井綾子さんのプロフィール

令和3年4月、パスタ店ペペズ パスタを開業。津中央郵便局や津地方裁判所の近くにある明るい雰囲気のお店で、ランチタイムには多くの人でにぎわう。

問い合わせ

経営支援課 電話番号236-3355 ファクス236-3356

つニュース3、あなたの作品が掲載されるかも。津市民文化に作品を投稿しませんか

津市民文化第18号(来年6月発行予定)の津文芸広場へ作品を投稿してみませんか。子どもから大人までどなたでも大歓迎。作品が選出された場合は掲載誌を送ります。

部門と応募点数

短歌、俳句、川柳、ユーモア川柳

1人につきいずれも3句(3首)まで

1人につき1編まで。1行最大18文字で50行まで。空白の行を含む。

連句

1グループにつき1巻まで

エッセイ・ノンフィクション・短編小説・評論

1人につきエッセイ・ノンフィクション・短編小説・評論の分野の中から1作品のみ(400字詰め原稿用紙4枚から10枚以内)

提出方法

短歌、俳句、川柳、ユーモア川柳、詩、連句

部門ごとに、はがきまたはEメール。詩・連句は封書でも提出可能です。

エッセイ・ノンフィクション・短編小説・評論

分野名を明記して郵送またはEメール

テーマ

自由

対象

市内に在住・在勤・在学または津市に縁のある人
津市に関わる作品であれば上記以外の人も応募可能です。

応募方法

郵送で津市民文化マルマル部門応募と朱書き、またはEメールの件名に入力の上、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、学生は学校名・学年を記入し、文化振興課へ。郵便番号514-8611 住所不要、Eメール229-3250@city.tsu.lg.jp

締め切り

10月31日火曜日
消印有効

注意事項

作品は未発表で、手書きの場合は楷書ではっきりと書いたものを応募してください。いずれも添削後の入選作品を掲載します。なお、応募作品は返却しません。

問い合わせ

文化振興課 電話番号229-3250 ファクス229-3344

つニュース4、自然の中を気持ちよく歩いて健康な体づくり。参加者募集森林セラピーイベント

レッツ エンジョイ ノルディックウォーキング

ノルディックウォーキングは、2本のポールを使って歩くバランスの良い全身運動で、老若男女問わず誰でも簡単に始められます。基本を押さえながら楽しく歩きましょう。

とき

8月13日日曜日9時から12時まで

ところ

塚原ヒストリーコース

定員

先着10人

費用

1,000円(昼食代、保険料を含む)

申し込み

電話で美杉総合支所地域振興課へ

申込期間

7月24日月曜日から8月3日木曜日まで

第11回夕涼みウォーク

夕食後、竹ろうそくの続く道。それが夕涼みウォークの醍醐味です。夜のきたばたけ歴史探索コースを歩きましょう。

とき

8月19日土曜日15時から20時まで

ところ

きたばたけ歴史探索コース

定員

先着50人

費用

2,000円(夕食代、保険料を含む)

申し込み

電話で美杉総合支所地域振興課へ

申込期間

7月25日火曜日から8月9日水曜日まで

問い合わせ

美杉総合支所地域振興課 電話番号272-8082 ファクス272-1119

つニュース5、津市の風景を描いた作品を募集。津市こども景観絵画コンクール

わたしの好きな津市の風景をテーマに、まちなみ、自然、昔ながらの建物などを描いてみませんか。参加賞として応募作品が描かれた缶バッチをプレゼントします。

対象

市内に在学の小学生

応募条件(応募点数は1人1点)

  • 四つ切画用紙(横使用のみ)
  • 自作・未発表のもの
  • 立体物は使用できません

応募方法

応募票を作品の裏面に貼付し、在学する小学校に提出。応募票は市内の小学校に配布するほか、津市ホームページからもダウンロードできます。

応募期間

7月19日水曜日から9月6日水曜日まで

問い合わせ

都市政策課 電話番号229-3181 ファクス229-3336

つニュース6、津市出会い応援事業 第2回出会い・結婚に関する個別無料相談会

少子化対策の一環として、出会い・結婚に関する個別無料相談会を行います。三重県が設置するみえ出逢いサポートセンターの相談員が悩みや疑問に応じながら、婚活の方法などをアドバイスします。
無料です。

とき

8月23日水曜日17時から21時まで

ところ

津リージョンプラザ3階第7会議室

相談内容

出会い、婚活、結婚に関する不安・悩みなど
対面またはオンライン(ズーム)のいずれかの方法を選択

対象

市内に在住・在勤で、これから婚活を始めたい人、独身の子どもを持つ親・家族など。従業員の結婚を応援したい企業、婚活イベントを企画したい団体なども申し込みできます。

定員

8組。1組30分程度

申し込み

申し込みフォームから、または電話で子育て推進課へ

締め切り

8月22日火曜日17時

問い合わせ

子育て推進課 電話番号229-3390 ファクス229-3451

つニュース7、夏休みの思い出に楽しい体験教室に参加しよう。夏休みわんぱく学校

おもしろ理科実験 身近な物を使って実験

とき

8月24日木曜日10時から11時30分まで

ところ

久居公民館講座室1

対象(市内に在住・在学)

小学3年生から6年生まで

定員(抽選)

16人

費用

500円

おもしろ理科実験 空気で遊ぼう

とき

8月25日金曜日10時から11時30分まで

ところ

久居公民館大会議室2

対象(市内に在住・在学)

小学生

定員(抽選)

16人

費用

500円

親子で楽しいパン教室1

とき

8月25日金曜日9時から11時30分まで

ところ

久居公民館調理室

対象(市内に在住・在学)

小学生と保護者

定員(抽選)

10組

費用

1,500円

親子で楽しいパン教室2

とき

8月25日金曜日13時から15時30分まで

ところ

久居公民館調理室

対象(市内に在住・在学)

小学生と保護者

定員(抽選)

10組

費用

1,500円

申し込み

往復はがきで教室名、希望の時間、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、学校名、学年、保護者の氏名・電話番号を教委久居教育事務所へ。郵便番号514-1125 久居元町2354
1通につき1人(1組)

締め切り

8月4日金曜日必着

問い合わせ

教委久居教育事務所 電話番号255-8861 ファクス256-3931

サーティセブンス レディースチャンピオン レディースチャンピオンシップ
ボートレース津で最高の夏休み スポーツフェスティバル

ボートレース津 と ヴィアティン三重 主催

毎日楽しいスポーツ体験

いっぱい遊んでスタンプをゲット。豪華景品もあるよ

とき

8月1日火曜日から8月6日日曜日まで
10時から17時まで

ところ

ボートレース津 1階、2階

トーク&ショー

レースの状況により、遅延することがあります。

浅尾美和さん&ヴィアティン三重選手
とき

8月5日土曜日

  1. 11時20分から11時40分まで
  2. 12時50分から13時10分まで 
ところ

ツッキードーム

じゅんいちダビッドソン&ヴィアティン三重選手
とき

8月6日日曜日

  1. 11時20分から11時40分まで
  2. 12時50分から13時10分まで 
ところ

ツッキードーム

問い合わせ

事業推進課 電話番号224-5106 ファクス224-9944

歴史散歩 第203回 伊勢本街道のサカムカエば

伊勢本街道は、大和国(奈良県)と伊勢神宮を最短で結ぶ街道で、参宮本街道や伊勢中街道とも呼ばれます。飛鳥・奈良時代(7世紀から8世紀まで)には都から伊勢神宮へ向かう主要な道の一つでしたが、794年の平安京遷都に伴い鈴鹿峠越えが主流になると、一時期衰退しました。しかし、南北朝期(14世紀)以後、いせこくしきたばたけ氏が美杉地域の多気を本拠地とし、多くの家臣が居住するようになると、多気を通るこの道が再び重要視されるようになります。

16世紀の織田信長勢の進攻によるきたばたけ氏滅亡以降も、道としての機能は失われることはありませんでした。そして江戸時代になると、大阪・奈良方面からの多くの伊勢参宮者でにぎわい、江戸末期には複数のはたごが建ち並ぶ多気宿として栄えました。

さてサカムカエとは、旅から帰る人を村境などで出迎え、酒や食事を出してもてなすことを表します。漢字では坂迎え、境迎え、酒迎えなどさまざまな表記があり、本来は宗教的行事であったものが、次第に宴の場としての機能に重点が置かれるようになっていったと考えられています。今回紹介するサカムカエばは、美杉町かみたげ字立川の東にある にがき峠から多気宿に向かって下った平坦地にあり、多気宿の東の入口に所在します。

かつて、集落の代表者が伊勢神宮へ代参する伊勢講が行われた際、村境にあるこの立川のサカムカエばで、その集落の住民が代参者の帰還を迎えました。酒宴をもうけて土産話や伊勢土産を楽しみに代参者を待ち、再会を祝して無礼講で酒を酌み交わしたのち、みんなで伊勢音頭を高らかに歌いながら、集落まで連れ立って帰ったといわれています。

また、立川のサカムカエばの傍らには、大正8(1919)年の銘が刻まれたばとう観音碑などがまつられている祠があります。ばとう観音碑は、馬の供養や旅の道中を守る仏として路傍に建てられたもので、この地を多くの旅人が往来していたことが伺えます。

かつて交流と繁栄の道として栄えた伊勢本街道。旅人の帰還を祝ったサカムカエばを訪れ、人々の結束と再会の喜びを想像してみてはいかがでしょうか。


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