このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。
折り込み紙1
令和6年11月1日発行
健康づくり課 電話番号229-3310 ファクス229-3346
アルコールは少量であれば気持ちをリラックスさせたり、会話を増やしたりする効果がありますが、過度な飲酒は健康だけでなく、トラブルや事故など、さまざまな影響を及ぼします。一人一人がアルコールのリスクを理解し、自分に合った飲酒量を決め、健康に配慮した飲酒を心がけましょう。
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21(第三次)」では、「生活習慣病のリスクを高める量(1日あたりの純アルコール摂取量が男性40グラム以上、女性20グラム以上)を飲酒している者の減少」を目標としています。
お酒の摂取量(ミリリットル)だけでなく、純アルコール量(グラム)を把握することで、自身の健康管理に活用できます。なお、お酒に含まれる純アルコール量は、次の計算式で算出できます。
純アルコール量(グラム) イコール 摂取量(ミリリットル) 掛ける アルコール濃度(度数を100で割った数) 掛ける 0.8
ビール中瓶1本に含まれる純アルコール量は、500(ミリリットル) 掛ける 5(パーセント)割る100 掛ける 0.8 イコール 20グラム
出典 厚生労働省 イーヘルスネット「飲酒量の単位」、健康に配慮した飲酒に関するガイドライン
高齢者は体内の水分量の減少などで、若い頃と同じ飲酒量でもアルコールの影響が強く現れ、転倒や骨折、筋肉量の減少の危険性が高まります。
一般的に、女性は男性と比べて体内の水分量が少なく、分解できるアルコール量も少ないため、お酒の影響を受けやすいといわれています。
アルコールを分解する体内の酵素の働きが弱い人は、飲酒によって、顔が赤くなったり、動悸や吐き気を引き起こしたりする可能性があります。
自分が飲んだお酒の種類と量を選ぶと、総飲酒量とお酒の分解にかかる時間が計測できます。
出典 厚生労働科学研究(2013年から2015年まで)「WHO世界戦略を踏まえたアルコールの有害使用対策に関する総合的研究」
若い頃からの飲酒は、脳の発育に影響を及ぼし、依存症になる危険性も高まります。周囲の大人が責任をもって、20歳未満の人の飲酒を防ぎましょう。
飲酒はさまざまなリスクを伴うものであり、他人に無理な飲酒を勧めることは避けるべきです。飲酒を契機とした暴力や暴言・ハラスメントなどにつながらないよう配慮しましょう。
不安を解消するために飲酒を続けると、依存症になる危険性を高めたり、飲酒によって眠りが浅くなり睡眠リズムを乱す等の支障を来したりすることがあります。
妊娠中にお酒を飲むと、おなかの赤ちゃんに知能障害や発達障害がみられる「胎児性アルコール症候群」を引き起こす危険性があります。家庭内など周囲の理解や配慮が必要です。
アルコール依存症になると、お酒が切れた後にイライラしたり、不眠や頭痛、吐き気、下痢、手の震え、発汗、動悸などの症状が出たりします。これらの症状がある場合、できるだけ早く専門家などに相談することが大切です。本人や家族だけで解決しようとせずに、専門機関に相談をしましょう。
依存症専門面接・電話相談
面接相談は、予約制
電話相談は、水曜日13時から16時まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号253-7826
こころの病気や悩み相談
月曜日から金曜日まで8時30分から17時15分まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号223-5057
健康に関すること、こころの健康に関することなど
月曜日から金曜日まで8時30分から17時15分まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号229-3310
アルコール・薬物・ギャンブル依存の相談、回復支援のためのグループミーティングおよび各種セラピー
毎日9時30分から17時まで
電話番号222-7510
治療相談先・自助グループなどの情報案内
月曜日から金曜日まで10時から18時まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号03-3249-2552
NPO法人アスクホームページに相談先一覧あり
アルコール依存症からの回復を目指す人たちのグループ。
対象は当事者、家族です。
月曜日・水曜日・金曜日12時から17時まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号052-915-1602
本人と家族の会。
対象は当事者、家族です。
電話番号059-397-3572
時間帯によっては対応できないこともあります。
外来診療日時は月曜日から金曜日まで8時30分から17時15分まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号235-2125
外来診療日時は月曜日から金曜日まで8時30分から17時15分まで(祝日・休日、年末年始を除く)
電話番号252-0211