水道カルテ ~耐震化の状況~

登録日:2025年5月12日

令和6年能登半島地震では、耐震化されていない基幹施設等で被害が拡大し、長期間断水が発生したことから、改めて耐震化の重要性が認識されました。

これを踏まえて令和6年12月に国土交通省が公表した「水道カルテ(令和4年度末時点)」に基づき、津市の水道事業の状況について解説します。

水道カルテは料金回収率(注:)と耐震化率等を指標とした資料です。本資料により、全国平均との比較や県内の水道事業者等との比較が可能です。


(注:)料金回収率 有水水量1㎥あたりの水道料金収入÷費用(経常費用-(受託工事費+材料及び不用品売却原価+付帯事業費)-長期前受金戻入

 

三重県の水道カルテ

 

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津市の解説

  • 料金回収率は黒字(111%)となっていますが、基幹管路・浄水施設・配水池の耐震化率等の項目すべてが全国平均を下回っている状況です。
  • 耐震化率等が低い要因として、高度経済成長期に整備した多くの水道施設が更新時期を迎えていること、本市は10市町村が合併した都市であり、施設数が多く、膨大な管路延長を有することが挙げられます。
  • 第2次津市水道事業基本計画の目標である「災害に強い水道の確立(強靭)」に向けて耐震化事業を推進していきます。

なお、詳細な数値は国土交通省の資料(国土交通省ホームページ)をご確認ください。

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