カーボンニュートラルの実現に向けた次世代自動車の活用及び普及促進に関するパートナーシップ協定について
~津市地域脱炭素宣言 具体アクション#7~

登録日:2023年10月16日


 三重トヨペット株式会社及び津市は、令和5年10月13日(金曜日)に「カーボンニュートラルの実現に向けた次世代自動車の活用及び普及促進に関するパートナーシップ協定」を締結しました。
 なお、この協定に基づく取組は、津市地域脱炭素宣言に基づく具体なアクションの第七弾となります。

協定締結式の様子
 

協定に基づく取組 

 三重トヨペット株式会社及び津市は、この協定に基づき、次世代自動車の普及啓発、公用車等における次世代自動車の活用、その他地域脱炭素の推進に必要と認められる活動等に取り組みます。

協定に基づく小型電気自動車の貸与

 津市は、この協定に基づき、三重トヨペット株式会社より、トヨタ自動車株式会社製の小型電気自動車「C+pod(シーポッド)」の貸与を受け、公用車として使用し、走行に伴う電力消費量を計測する他、計測したデータを基に二酸化炭素排出量を算定し、電気自動車を公用車として使用した場合の費用対効果に係る実証実験を行います。
 津市が計測・算定したデータは三重トヨペット株式会社へ提供することにより、次世代自動車の普及に向けた企画立案等の基礎資料として活用いただけます。
 協定締結日と同日の令和5年10月13日(金曜日)に、車両の貸与式を行いました。

C+podについて

 C+podは、小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の「超小型モビリティ」に分類される電気自動車で、その車体サイズは全長2,490mm×全幅1,290mm×高さ1,500mmと、一般的な軽自動車よりも小さいです。
 津市の公用車は市役所庁舎近隣の訪問が主な使途であることに加え、狭あいな市街地を走行する機会が多いです。C+podはそれらの道を走行しやすいこと、リース専売車両であり、リース期間終了後に必要な部品だけを交換し新車に近い状態で再び販売する「リファビッシュ」を行うなど環境に配慮された自動車であることから、今回の実証実験で使用する車両に選定しました。

C+podの活用方法について

 津市は、貸与を受けたC+podを主に「赤ちゃん訪問」で使用します。
 赤ちゃん訪問とは、児童福祉法及び母子健康法に基づき、生後4か月までの赤ちゃんのいるすべてのご家庭へ、保健師、助産師が訪問を行い、子育てに関する情報の提供、乳児及びその保護者の心身の健康状態、および養育環境について、アンケートで聞き取りながら把握し、養育や困りごとについての相談に応じ、助言その他の援助を行うものです。
 また、赤ちゃん訪問の期間後に継続して訪問する場合や、産後ケア事業の利用を希望する産婦さんとの面談のためにご家庭や医療機関へ訪問する場合、地域の団体などから依頼を受けて保健師などが健康教育に出向く「元気づくり教室」でも活用する予定です。

車両ラッピングについて

側面ラッピング背面ラッピング

 貸与を受けるC+podの車体後方には、このパートナーシップ協定に基づく実証実験車両であることを示すラッピングを施しています。
 また、車体側面には、「津市健康づくり計画」に掲げる大目標「こころ豊かに楽しく元気に暮らそう」と、「つ」と「N」(次世代の意味をこめた"Next"の頭文字)を組み合わせ、周囲にアウェアネスリボンの7カラーをあしらった「セブンカラーツ」のデザインを施しました。

 アウェアネスリボンの7カラー

 


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