津市(このまち)で輝く vol.114
ページ番号1013309 更新日 2026年6月30日

看護師 安達 佳奈 さん
1984年津市生まれ。聖隷クリストファー大学看護短期大学部卒業後、救命救急の経験を重ね、2019年三重大学医学部附属病院へ入職。高度救命救急・総合集中治療センターに所属し、2023年からフライトナースとして現場に立つ。
300秒で離陸 命の灯を消させない
「応援する。お母さん、挑戦して」。救命の現場で看護師としての経験を重ねる中で、フライトナースに憧れを抱いていたが、いざ、この道を勧められたときには正直戸惑った。「果たして自分に務まるのか」。葛藤する心に、娘の一言が刺さった。この言葉を胸に、安達さんは救命最前線へ飛び立った。
三重県では、三重大学病院と伊勢赤十字病院が2カ月ごとにドクターヘリを担当している。安達さんは平時、集中治療室で救急外来などの対応にあたり、担当月になるとヘリに搭乗する。当番の朝は、医療器具や薬剤、無線機を確認し、いつでも飛べるよう万全の状態に整える。出動要請と同時にヘリに向かう。走りながら無線で患者情報を把握し、5分以内でテイクオフ。到着までのわずかな時間に、医師と処置手順の意思疎通を図った上で現場に降り立つ。
一刻の猶予もない状況だからこそ、不安に押し潰されそうになっている患者や家族に声をかけるなど、心のケアを忘れない。
安達さんが目指すのは「どんな緊迫した現場でも周囲を落ち着かせ、命を託される存在」。ヘリだからこそ救えた命があるーその経験が厳しい現場へ向かう原動力になっている。
助けを求める声がある限り、命をつなぐ翼は、一直線に空を翔る。
このページに関するお問い合わせ
政策財務部 広報課 広報担当
〒514-8611三重県津市西丸之内23番1号
電話:059-229-3111 ファクス:059-229-3339
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。




















