津市では、誰もが社会のあらゆる分野の活動に参加でき、安全で快適な生活を営むことのできるまちづくりが必要と考え、総合計画におけるまちづくりの目標の一つに参加と協働のまちづくりを掲げ、その取り組みとして、ユニバーサルデザインのまちづくりを推進しています。
ユニバーサルデザインとは、「すべての人のためのデザイン」を意味します。
このデザインは、年齢や性別、国籍、また、障がいの有無などに関係なく、すべての人が使いやすいよう配慮がなされており、近年は製品や建造物にも取り入れられ、生活空間や社会の仕組みなどへも広がりつつあります。
詳細については、下記リンク先の啓発用パンフレットをご覧ください。
ユニバーサルデザイン啓発用パンフレット(PDF/8MB)
ユニバーサルデザインの言葉や考え方は、1980年代にノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏によって明確にされ、次の7つの原則が提唱されています。
ユニバーサルデザインをより多くの皆さんに理解していただくことを目的に、啓発用の動画を三重県、津市において作成しています。
これらの動画については、ユニバーサルデザインの講座や各種催し等でも、ご活用いただけます。
津市では、ユニバーサルデザインの普及啓発の取り組みとして、市内の小中学校、自治会、企業などを対象に、ユニバーサルデザインを知っていただくための講座を開催しています。
講座の主な内容は次のとおりですが、詳細については、受講を希望する皆さんとご相談させていただきます。
申し込みについては、講座実施日の1カ月前までに、第1号様式に必要事項を記入し、政策課へ提出していただくか、オンライン申請でお申し込みください。
第1号様式はこちら(PDF/88KB、ワード/33KB)
オンライン申請はこちら
令和4年度は、28回開催し、804人の皆さんが受講しました(令和5年3月末現在)。今後も講座を行いますので、ぜひ、ご応募ください。
その他、ご不明な点は、政策課へお問い合わせください。
(電話番号059-229-3101、ファクス059-229-3330、Eメール229-3101@city.tsu.lg.jp)
令和4年11月26日に西郊中学校体育館で開催された「2022年度西郊中学校区人権フェスティバル」の中で、ユニバーサルデザイン(UD)発表会を開催しました。
片田小学校の皆さんによる発表
片田小学校4年生の皆さんから、ユニバーサルデザイン(UD)講座で車いす体験をしたことをきっかけに、車いすで校区内を探検することを思いつき、その探検などを通じて学んだこと、気づいたことを発表していただきました。
歩いているだけでは気にならなかった路面のわずかな段差や小石でも、車いすではスムーズに移動するのがとても難しいことを学び、自分たちにできることを考え、グラウンドの小石や雑草を掃除したところ、グラウンドがとても遊びやすくなり、ユニバーサルデザインはすべての人が暮らしやすくするための考え方なのだと気づいたとのことでした。
たくさんの写真とともに身ぶり手ぶりを交えて発表していただき、会場の皆さんも熱心に聞き入っていました。
金子会長による発表
金子 誠子さん(津市ユニバーサルデザイン連絡協議会会長)から「ユニバーサルデザインって何だろう?」と題して、来場者の皆さんに向けてユニバーサルデザインについて発表していただきました。
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会場には、家の中や街中にある様々なユニバーサルデザインや文字の見えやすさなどについて紹介するパネルを展示しました。
発表していただいた片田小学校の皆さん、ユニバーサルデザイン(UD)発表会の場をご提供いただいた西郊中学校区人権フェスティバル実行委員会の皆さんをはじめ、ご協力いただいたすべての皆さんにお礼を申し上げます。
市内で開催される祭りや催しなどのイベントでパンフレットや啓発グッズなどを活用し、ユニバーサルデザインをより多くの人に知ってもらうための啓発活動を実施しています。
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津まつり | 久居まつり | つ環境フェスタ |
平成25年2月16日に三重県津庁舎で「みえの現場・すごいやんかトーク」が開催され、津市ユニバーサルデザイン連絡協議会のメンバーが、普段の活動や将来への思い、三重県の行政に期待していることなどについて、知事と意見交換を行いました。
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鈴木知事あいさつ | 髙尾会長あいさつ | 意見交換の様子 |