あけぼの第17号 平成26年7月16日発行(音声読み上げ) シリーズ人[ひと]

登録日:2016年2月25日

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シリーズ人[ひと] 酒井巧[さかいたくみ]さん

 今回のシリーズ人・ひとは、白山 地域で長年、人権のまちづくりを進めてきている白山町反差別連帯会議(スカッズはくさん)の前会長酒井巧さんに話を聞きました。
 

どうして白山町反差別連帯会議(スカッズはくさん)を結成したのですか?

 平成7年に白山町で人権を侵害する差別落書きがありました。このことをきっかけに、一人一人が人を大切にし、安心して暮らしていくためには、何ができるのかを考え直すことになりました。そこで、差別に対する怒りを持ち結集した仲間とともに、この白山町を人権の根ざした明るく住みやすいまちにしていこうと願い結成しました。
 

活動の中で、大切にしてきたことやうれしかったことは何ですか?

 人と人との温かいつながりを大切にしてきました。例えば、「人権を確かめあう日記念行事」や「白山町人権フェスティバル」など人権について話し合ったり、考えたりする場をつくってきました。活動を進めていると、地域が前向きに動いていくようになってきました。子どもたちは、「白山町人権フェスティバル」へ向けて自主的に活動し、一生懸命取り組んでいます。また、地域に住んでいる人の思いを大切にしようとたくさんの団体がつながり、活動している様子が見られてうれしいです。
 

次代の人権のまちづくりを担う子どもたちにどんな生き方をしていってほしいですか?

 子どもたちには、「自分のことが好き、人のことが好き」になってほしいと思っています。人を知ること・つながることの楽しさや心地よさをいっぱい味わってほしいと思います。また、失敗を恐れずいろいろなことに挑戦して、どんどん自分の世界を広げていき、自分らしく生きていってほしいと願っています。


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