このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。
広報津(PDF版)は 広報津(PDF/5.3MB)からご覧いただけます。
1ページ目 |
2011年度 全国統一防火標語
消したはず 決めつけないで もう一度
3月1日から7日、全国一斉に春の火災予防運動が実施されます。冬から春へ季節が移り変わるこの時期は、空気が非常に乾燥して火災が発生しやすく、また強い季節風により、大火となりやすい時期でもあるので、火の元には十分気を付けましょう。
昨年1年間に発生した火災件数は108件で、このうち住宅火災は45件でした。
出火原因は1位の放火(疑いを含む)が20件、2位のたき火が17件で、いずれも昨年度より件数が増加しました。住宅火災の原因は放火(疑いを含む)・こんろ(てんぷら油火災など)が共に1位で8件でした。
こんろによる火災は、そのほとんどが天ぷら油を使用中にその場を離れたことで出火しています。こんろによる火災を防ぐため、次のことに心掛けましょう。
放火による火災は防ぎようがないと思われがちですが、いくつかの点に注意することで、放火されにくくすることができます。放火されないよう、また万一放火されても被害を大きくさせないよう、次のことに心掛けましょう。
春の火災予防運動期間中は、自治会や事業所、学校などで、防火に関する講話や消火器の取り扱い訓練などを行います。積極的に参加して、一人一人が防火について考え、火災を出さない地域づくりを目指しましょう。
平成18年以降に発生した火災による死傷者数の状況です。亡くなった人の多くは、住宅での火災によるものでした。
火災による 死者数 |
うち住宅火災での 死者数 |
火災による 負傷者数 |
うち住宅火災での 負傷者数 |
|
---|---|---|---|---|
平成18年 | 4人 | 1人 | 19 人 | 8人 |
平成19年 | 5人 | 5人 | 24人 | 12人 |
平成20年 | 6人 | 6人 | 11人 | 7人 |
平成21年 | 6人 | 3人 | 13人 | 5人 |
平成22年 | 9人 | 7人 | 12人 | 8人 |
平成23年 | 5人 | 3人 | 13人 | 11人 |
住宅用火災警報器により火災を早期発見することで、被害を抑えることができ、中には火災に至らずに済んだ事例もあります。
設置効果があった事例の件数が年々増加しているのは、住宅用火災警報器設置の義務化に伴い、多くの住宅に住宅用火災警報器が設置されてきたためと考えられます。まだ設置していない場合は、自分自身や大切な家族を守り、隣近所に火災で迷惑を掛けないためにも、早急に設置しましょう。
火災に至らなかった 事例件数 |
設置効果があった事例件数 (ぼや、部分、半焼、全焼) |
合計 | |
---|---|---|---|
平成18年 | 1件 | ぼや0件 部分0件 半焼0件 全焼0件 | 1件 |
平成19年 | 1件 | ぼや0件 部分0件 半焼0件 全焼0件 | 1件 |
平成20年 | 1件 | ぼや0件 部分0件 半焼0件 全焼0件 | 1件 |
平成21年 | 1件 | ぼや2件 部分0件 半焼0件 全焼0件 | 3件 |
平成22年 | 3件 | ぼや1件 部分1件 半焼0件 全焼0件 | 5件 |
平成23年 | 2件 | ぼや3件 部分1件 半焼0件 全焼0件 | 6件 |
建物火災 | 62件 |
建物火災のうち、住宅火災 | 45件 |
林野火災 | 11件 |
車両火災 | 13件 |
その他の火災 | 22件 |
合計 | 108件 |
出火原因 | 全火災における件数 | 住宅火災における件数 |
---|---|---|
放火・放火の疑い | 20件 | 8件 |
たき火 | 17件 | 1件 |
こんろ | 10件 | 8件 |
ストーブ | 5件 | 4件 |
煙突・煙道 | 3件 | 3件 |
たばこ | 2件 | 1件 |
火あそび | 2件 | 0件 |
注:不明・調査中、その他を除きます。
記事の先頭へ | 目次へ |