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後期高齢者医療制度では、被保険者一人一人に保険料が賦課されます。7月中旬に保険料額決定通知書と納入通知書を送付します。
保険料は、均等割額と所得割額（基準所得掛ける所得割率）を合計したもので、上限は年額55万円です。均等割額と所得割率は原則として県内均一で、2年ごとに見直されます。平成24年度・25年度の均等割額は3万9,120円で、所得割率は7.55パーセントです。
保険料イコール均等割額3万9,120円 足す 所得割額
所得割額イコール基準所得掛ける所得割率（7.55パーセント）
前年の総所得金額等－基礎控除額33万円
総所得金額等
被保険者と世帯主の前年の総所得金額等の合計額により、次の表のとおり均等割額を軽減します。65歳以上の人の公的年金に係る所得は、その所得から15万円を控除し、判定します。
世帯は、4月1日（年度途中に資格取得した人は資格取得日）時点での状況で判定されます。事業専従者控除、譲渡所得の特別控除は適用されません。
| 被保険者と世帯主の総所得金額等の合計額が下記の金額以下の世帯 | 軽減割合 | 軽減後の均等割額 |
|---|---|---|
| 33万円 同一世帯の被保険者全員の全ての所得が0円（年金所得は控除額を80万円として計算） |
9割 | 3,912円 |
| 33万円 | 8.5割 | 5,868円 |
| 33万円 足す 24.5万円掛ける当該世帯の被保険者の数（被保険者である世帯主を除く） | 5割 | 1万9,560円 |
| 33万円 足す 35万円掛ける当該世帯の被保険者の数 | 2割 | 3万1,296円 |
基準所得が58万円以下の人は、所得割額を5割軽減します。収入が年金のみの場合、153万円を超え211万円以下の人が対象となります。
後期高齢者医療制度に加入する前日に、被用者保険の被扶養者であった人は、均等割額が9割軽減され、所得割はかかりません。被用者保険の被扶養者であった人で保険料額が軽減されていない場合は、保険医療助成課または各総合支所市民福祉課（市民課）へお問い合わせください。
全国健康保険協会、企業の健康保険組合による健康保険、船員保険、公務員の共済保険などのことをいい、国民健康保険と国民健康保険組合は含まれません。
保険料の納付方法は年金から差し引いて納める特別徴収と、納付書や口座振替で納める普通徴収の2種類があります。
特別徴収が原則ですが、年金の受給額が年額18万円未満の人や、介護保険料と後期高齢者医療保険料を合わせた1回当たりの徴収額が年金の1回当たりの支給額の2分の1を超える人などは、普通徴収となります。
保険料額決定通知書と、10月以降の年金支給月ごとの徴収額を記した納入通知書を送付します。徴収月は偶数月で、年6回です。
10月・12月・来年2月の年金からの合計徴収額イコール本年度保険料（平成24年中の
所得を基礎とする本算定額）－4月・6月・8月の年金からの徴収額（平成23年中の所得を基礎とする仮徴収額）
保険料額決定通知書と、納期ごとの徴収額を記した納入通知書を送付します。納期は7月から翌年3月の末日（12月は25日）で、年9回です。
納入通知書に納付書が付いているときは、最寄りの金融機関でお支払いください。口座振替の手続きをした場合は、申請の翌月からの引き落としになります。申請月の分は金融機関の窓口で納めてください。
年度途中で普通徴収から特別徴収へ切り替わることがあります。その場合、7月から9月は普通徴収、10月以降は特別徴収で納めることになります。
対象 昨年6月から今年5月までに75歳になるなど、津市で新たに後期高齢者医療制度の保険に加入した人などです。
保険料の納付方法を特別徴収から普通徴収（口座振替に限る）に変更することができます。希望する人は保険医療助成課（市本庁舎1階5番窓口）または各総合支所市民福祉課（市民課）へ申請してください。10月分から変更する人は、7月26日金曜日までに手続きが必要です。それ以降は、申請の時期により変更時期が異なります。
必要なもの 保険医療助成課、各総合支所市民福祉課（市民課）にある納付方法変更申出書、印鑑、後期高齢者医療被 保険者証、津市市税等口座振替依頼書の依頼者保管用の写し（事前に金融機関で後期高齢者医療保険料の口座振替の申し込みをして、本人の控えとしてもらうもの）
普通徴収（口座振替）に変更した場合、社会保険料控除は口座振替で保険料を支払った人に適用されます。これにより、世帯全体の所得税や住民税が減額になる場合があります。
災害に遭った場合や生活困窮により保険料の納付が著しく困難な人（おおむね生活保護の基準に準じる程度）は、申請により保険料の減免や徴収猶予が受けられる場合がありますので、保険医療助成課（減免については後期高齢者医療担当 電話番号229-3285、徴収猶予については保険担当 電話番号229-3161）、 または各総合支所市民福祉課（市民課）にご相談ください。
7月下旬に、三重県後期高齢者医療広域連合から新しい保険証（ピンク色）が簡易書留で送付されます。現在使っている若草色の保険証は8月1日以降に、保険医療助成課または各総合支所市民福祉課（市民課）、各出張所に返却してください。
6月下旬から順次、三重県後期高齢者医療広域連合から受診券を発送していますので、11月までに受診してください。5月から8月に被保険者になる人には、8月以降に順次受診券を送付します。
自己負担額 住民税課税世帯の人500円、住民税非課税世帯の人200円
注：詳しくは、広報津6月16日号と同時配布の「平成25年度津市がん検診と健康診査のご案内」、または受診券に同封の案内文書をご確認ください。
問い合わせ
保険医療助成課後期高齢者医療担当 電話番号229-3285
三重県後期高齢者医療広域連合 電話番号221-6883
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