しょうぼうQ&A

登録日:2017年3月17日

しょうぼうのQ&A

 

消防署(しょうぼうしょ)に見学(けんがく)にきた小学生(しょうがくせい)からよく聞(き)かれる質問(しつもん)です。 みなさんはしっていますか?

Q:消防車(しょうぼうしゃ)は、なぜ赤(あか)いの?


「道路(どうろ)運送(うんそう)車両法(しゃりょうほう)の保安(ほあん)基準(きじゅん)」という決(き)まりで、消防車(しょうぼうしゃ)は朱色(しゅいろ)(赤色(あかいろ))、救急車(きゅうきゅうしゃ)は白色(しろいろ)と決(き)められています。
なぜ赤色(あかいろ)にされたかという理由(りゆう)は、はっきりと分(わ)かりませんが、初(はじ)めて外国(がいこく)から輸入(ゆにゅう)した消防車(しょうぼうしゃ)が赤色(あかいろ)であったことから、赤色(あかいろ)としたというのが一般的(いっぱんてき)な理由(りゆう)のようです。それに、火事(かじ)の赤(あか)い炎(ほのお)を思(おも)わせ、注意(ちゅうい)しようということで、目立(めだ)つ色(いろ)となっているのも理由(りゆう)のひとつです。

Q:消防車(しょうぼうしゃ)の積(つ)んでいる水(みず)がなくなったら?


消防車(しょうぼうしゃ)には、水(みず)を積(つ)んでいる車(くるま)(タンク車(しゃ))と積(つ)んでいない車(くるま)(ポンプ車(しゃ))がありますが、積(つ)んでいる水(みず)の量 (りょう)は、1,500リットルから2,000リットルで約(やく)3分(ぷん)放水(ほうすい)できます。また、給水車(きゅうすいしゃ)という消防車(しょうぼうしゃ)は、5,000リットルの水(みず)を積(つ)んでいます。消防署(しょうぼうしょ)の職員(しょくいん)は、火災(かさい)のとき水(みず)が足(た)らなくならないように、ほかの消防車(しょうぼうしゃ)の水(みず)をもらったり、消火栓(しょうかせん)や防火(ぼうか)水槽(すいそう)、川(かわ)などに消防車(しょうぼうしゃ)を付(つ)けて、何本(なんぼん)もホース(1本(ぽん)の長(なが)さは、20メートル)をつないで水(みず)をだします。

Q:女性(じょせい)の消防士(しょうぼうし)もいるの?


津市(つし)では、平成(へいせい)12年(ねん)4月(がつ)に初(はじ)めて女性(じょせい)消防士(しょうぼうし)1人(ひとり)が誕生(たんじょう)しました。そして、平成(へいせい)17年(ねん)4月(がつ)にはさらに2人(ふたり)が採用(さいよう)され、その後(ご)も採用(さいよう)が進(すす)み、平成(へいせい)29年(ねん)4月(がつ)現在(げんざい)13人(じゅうさんにん)の女性(じょせい)が日常勤務(にちじょうきんむ)にあたっています。火災(かさい)現場(げんば)では、火災(かさい)の原因(げんいん)を調(しら)べたり、無線(むせん)連絡(れんらく)などをしています。また、救急車(きゅうきゅうしゃ)でも出動(しゅつどう)し、病気(びょうき)やけがをした人(ひと)などの手当(てあ)てをしたりします。
日本(にほん)では、昭和(しょうわ)44年(ねん)2月(がつ)に神奈川県(かながわけん)川崎市(かわさきし)で女性(じょせい)消防士(しょうぼうし)が初(はじ)めて誕生(たんじょう)しています。

Q:火事(かじ)はどうやって見(み)つけるの?


昔(むかし)は、昼(ひる)も夜(よる)も「火(ひ)の見(み)やぐら」にのぼって火事(かじ)を見(み)つけていましたが、今(いま)では、建物(たてもの)が高(たか)くなって回(まわ)りを見(み)ることができなくなりました。電話(でんわ)がどの家(いえ)にもある今(いま)では、みなさんからの「119番(ばん)通 報(つうほう)」の方(ほう)が早(はや)くなり、この「119番(ばん)通 報(つうほう)」によって火災(かさい)を知(し)ることが、一番(いちばん)多(おお)いのです。

Q:119番(ばん)の電話(でんわ)は、どこにかかるの?


津市消防本部(つししょうぼうほんぶ)の通信指令室(つうしんしれいしつ)につながります。火事(かじ)や救急(きゅうきゅう)の119番(ばん)を受(う)けると、通報(つうほう)した電話(でんわ)がある場所(ばしょ)の地図(ちず)が画面 (がめん)に表示(ひょうじ)され、災害(さいがい)内容(ないよう)にあった消防車(しょうぼうしゃ)や救急車(きゅうきゅうしゃ)に出動(しゅつどう)を指令(しれい)します。
通報者(つうほうしゃ)があわてて、電話(でんわ)を切(き)ってしまったときでも消防(しょうぼう)署(しょ)が電話(でんわ)をきらないうちは、電話(でんわ)がつながっていて、通報者(つうほうしゃ)を呼(よ)び出(だ)すことができます。

Q:火事(かじ)は、1日(にち)に何件(なんけん)くらい発生(はっせい)するの?


その年(とし)によって違(ちが)いますが、平均(へいきん)で3日(にち)に1件(けん)の火事(かじ)がおきています。

Q:救急車(きゅうきゅうしゃ)は、1日(にち)に何件(なんけん)くらい出動(しゅつどう)するの?


救急(きゅうきゅう)出動(しゅつどう)は、1日(にち)に約(やく)35件(けん)出動(しゅつどう)しています。1日(にち)で80件(けん)よりも多(おお)く出動(しゅつどう)したこともあります。救急出動(きゅうきゅうしゅつどう)は、毎年(まいとし)増(ふ)えています。

Q:消防車(しょうぼうしゃ)の運転(うんてん)は、だれでもできるの?


はしご車(しゃ)やタンク車(しゃ)などの大(おお)きな車(くるま)を運転(うんてん)するには、大型(おおがた)自動車(じどうしゃ)の運転(うんてん)めんきょしょうが、それ以外(いがい)のポンプ車(しゃ)などは、ふつう自動車(じどうしゃ)めんきょしょうがひつようです。
運転(うんてん)以外(いがい)のポンプで水(みず)を出(だ)したり、はしごをのばしたりのそうさは、くんれんをして火事(かじ)のときいつでも使(つか)えるようにしています。



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