「広報津」第268号(音声読み上げ)春の火災予防運動

登録日:2017年2月16日

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折り込み紙5

春の火災予防運動

平成29年2月16日発行
消防安全課(火災)電話番号254-0354 ファクス256-7755
救急課(救急)電話番号254-1600
警防室(救助)電話番号254-1601

平成28年度 全国統一防火標語 消しましょう その火その時 その場所で

3月1日から7日は春季全国火災予防運動を実施

3月1日水曜日から7日火曜日の消防記念日までの1週間は、春季全国火災予防運動の実施期間です。

季節は冬から春へと移り変わる時期ですが、まだまだ暖房器具が手放せません。この時期は空気が非常に乾燥して火災が発生しやすく、強い季節風により大火になりやすいので、火の元には十分注意しましょう。

住宅用火災警報器を設置しましょう

消防法等により、新築住宅は平成18年6月から、既存住宅は平成20年6月から住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

しかし、今年度発表された住宅用火災警報器の設置率は全国平均81.2パーセントで、そのうち条例で定められている場所に設置されているのは66.5パーセントでした。

住宅火災での死因の約60パーセントは逃げ遅れによるものです。このうちの約70パーセントが65歳以上の高齢者で、就寝時間に死者の発生が集中しています。住宅用火災警報器は、この逃げ遅れを防ぐために設置が義務付けられたものであることを理解いただき、いち早く火災を察知して知らせるためにも、正しく設置しましょう。

設置場所

義務設置

寝室、寝室が1階以外にある場合は階段の上端に煙式の住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

設置推奨

台所に熱式の住宅用火災警報器の設置を推奨しています。

設置位置

天井に設置する場合

壁から60センチメートル以上離す。

壁に設置する場合

天井から15センチメートルから50センチメートルの間に設置する。

近くにエアコンがある場合

エアコンから150センチメートル以上離す。

住宅用火災警報器の多くは電池式のもので、電池の寿命は約10年です。また、本体もセンサーなどの寿命があるため、設置から10年を目安に交換しましょう。交換を含めて、新たに設置する場合は、1カ所で察知すると家中の警報機が作動する連動型住宅用火災警報器の設置をお勧めします。詳しくは、最寄りの消防署にお問い合わせください。

平成28年の火災・救急・救助概況

火災

平成28年中に市内で発生した火災は112件で、前年に比べ5件減少しました。火災の種別で見ると、建物火災は41件で、そのうち住宅火災は33件でした。また、火災による死者は3人で、全て住宅火災によるものでした。

住宅火災は、2件増加していますが、中には住宅用火災警報器が火災を感知し、初期消火できたという事例がありました。大切な命と財産を守るためにも住宅用火災警報器を設置しましょう。

火災件数合計

平成28年 112件
平成27年 117件
5件減少

平成28年中の数値は速報値です。以下、同様です。

火災種別ごとの件数
建物火災

平成28年 41件
平成27年 60件
19件減少

うち住宅火災
平成28年 33件
平成27年 31件
2件増加

林野火災

平成28年 2件
平成27年 5件
3件減少

車両火災

平成28年 15件
平成27年 16件
1件減少

船舶火災

平成28年 0件
平成27年 0件
増減なし

その他の火災

平成28年 54件
平成27年 36件
18件増加

死者数

平成28年 3人
平成27年 3人
増減なし

うち住宅火災
平成28年 3人
平成27年 3人
増減なし

負傷者数

平成28年 12人
平成27年 15人
3人減少

救急

平成28年中の市内における救急出動件数は14,716件で、前年に比べ410件増加し過去最多の出動件数となりました。前年と比較すると、急病の増加が見られました。

事故種別で見ると、例年同様急病が9,204件で最も多く、次いで一般負傷の2,219件、交通の1,291件の順でした。

また、傷病程度では、全体の約半数を軽症者が占めており、中にはタクシー代わりとみられる救急事案も散見されました。

救急車の適正利用にご協力をお願いします。

出動件数

平成28年 14,716件
平成27年 14,306件
410件増加

搬送件数

平成28年 13,405件
平成27年 12,969件
436件増加

搬送人員

平成28年 13,591人
平成27年 13,128人
463人増加

主な事故種別の件数
交通

平成28年 1,291件
平成27年 1,290件
1件増加

一般負傷

平成28年 2,219件
平成27年 2,324件
105件減少

急病

平成28年 9,204件
平成27年 8,969件
235件増加

救助

平成28年中の市内における救助出動件数は137件で、前年に比べ32件増加しました。事故種別で見ると、最も多かったのが交通事故の81件で、全体の59パーセントを占めています。

また、11件発生した建物などによる事故は、施錠された建物内で、自力で脱出(解錠)できない人を救助したなどです。

出動件数

平成28年 137件
平成27年 105件
32件増加

活動件数

平成28年 75件
平成27年 57件
18件増加

救助人員

平成28年 85人
平成27年 61人
24人増加

主な事故種別の件数
火災

平成28年 1件
平成27年 1件
増減なし

交通事故

平成28年 81件
平成27年 66件
15件

水難事故

平成28年 10件
平成27年 9件
1件増加

建物などによる事故

平成28年 11件
平成27年 13件
2件減少


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