「広報津」第342号(音声読み上げ)歴史散歩 第166回 香良洲駅、まちの情報ひろば、津市(このまち)で輝く

登録日:2020年3月16日

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歴史散歩 第166回 香良洲駅

近鉄道路とも呼ばれる市道塔世橋南郊線を南に進むと、雲出島貫町で県道嬉野津線との交差点に至ります。この交差点から120メートルほど北に、かつて香良洲駅がありました。

香良洲駅の開業は昭和5年4月1日で、当時の伊勢電気鉄道によって、塔世橋の南にあった津新地駅から新松阪駅(松阪市大黒田町)間が開通した際に設置された駅の一つです。伊勢電気鉄道の前身の伊勢鉄道は明治44年(1911年)に創業し、大正4年(1915年)に一身田駅から白子駅間を開通させたことを皮切りに、それまで鉄道路線がなかった三重県の海岸部沿いに路線を延ばしていきます。大正15年には伊勢電気鉄道に社名を変更し、名古屋と伊勢を鉄道で結ぶことを目的に積極的に路線の延伸を進め、津新地駅から四日市駅間を延伸。昭和5年4月に津新地駅から新松阪駅間を延伸し、12月には新松阪駅から大神宮前駅(伊勢市)間を開通させました。

伊勢電の名前で親しまれた伊勢電気鉄道ですが、昭和11年には参宮急行電鉄(参急)と合併して参急伊勢線となり、その後も鉄道会社の合併や買収が続く中で、昭和19年に近畿日本鉄道となります。戦時中には香良洲町に三重海軍航空隊(予科練)が置かれており、香良洲駅はその玄関口となりました。

海水浴は からす浦、のキャッチコピーも使われた香良洲駅ですが、戦後になると自動車の普及などにより伊勢線の乗客は減少を続け、昭和36年1月に合理化のため、路線と各駅は廃止されました。

現在は香良洲駅の跡地には、駅があったことを示す痕跡はありませんが、雲出川を渡るために架けられていた雲出川橋梁の橋脚は、現在も水道橋として利用されています。また、堤防に架けられた橋梁の高さに合わせるため、堤防に向かって盛り土されていた線路跡も見ることができます。

まちの情報ひろば

悲しい数字1月分

累計は2020年の数です。

  • 火災件数 10件 累計10件
  • 火災件数のうち住宅火災件数 5件 累計5件
  • 救急出動数 1,425件 累計1,425件
  • 交通事故数 730件 累計730件
  • 交通事故死亡者数 1人 累計1人
  • 交通事故負傷者数 70人 累計70人

市民の動き

2月1日現在

  • 世帯数 126,561世帯 前月比104世帯減
  • 人口 277,866人 前月比239人減
  • 男性 135,120人
  • 女性 142,746人

お知らせ

津偕楽公園春まつりに伴う一方通行規制(自転車を除く)

津偕楽公園内の西側の道路の一部が、一方通行規制されます。
土曜日・日曜日は県庁外来駐車場をご利用ください。

とき

3月27日金曜日から4月12日日曜日10時から21時まで

問い合わせ

津市観光協会 電話番号246-9020

ノーマイカーデー実施に協力を

交通手段に自動車を使わず、公共交通機関で移動するノーマイカーデーを実施し、渋滞抑制や事故防止、環境負荷の軽減、健康増進につなげませんか。

問い合わせ

三重河川国道事務所計画課内 三重県道路交通渋滞対策推進協議会 電話番号229-2220

イベント

河芸 江の会 10周年記念講演会

とき

4月18日土曜日 13時30分から15時まで

ところ

河芸公民館大ホール

内容

江戸東京博物館学芸員の齋藤慎一さんによる講演
講演名は、江と徳川将軍家です。

定員

500人

参加方法

3月23日月曜日10時から以下の場所で整理券を配布(1人3枚まで)

  • 河芸公民館
  • 河芸総合支所地域振興課
  • 津市観光協会
  • 道の駅津かわげ
問い合わせ

河芸総合支所地域振興課内 同会 電話番号244-1700

世界自閉症啓発デー ライト・イット・アップ・ブルー みえ 2020

自閉症の人への理解を深めるための啓発イベントです。

とき

4月4日土曜日10時から18時まで

ところ

津リージョンプラザ、お城西公園

内容

津城跡ライトアップ(4月2から4日まで)、当事者・支援者のトークセッション、マルシェ、ステージパフォーマンスなど

問い合わせ

ライト・イット・アップ・ブルー みえ実行委員会 電話番号050-3704-2835

募集

語学講座

中国語
とき(祝日を除く)

4月2日から来年3月18日まで
毎月第1木曜日から第3木曜日19時から20時45分まで(全36回)

定員

先着20人

費用

年間1万2,000円
また、津市国際交流協会個人年会費2,000円が別途必要。
詳しくは同協会津北部支部へお問い合わせください。

英会話(前期)
とき(祝日を除く)

5月22日から7月10日まで
金曜日19時から20時30分まで(全8回)

定員

先着25人

費用

5,000円
教材費が別途必要
また、津市国際交流協会個人年会費2,000円が別途必要。
詳しくは同協会津北部支部へお問い合わせください。

日本語
とき(祝日を除く)

4月5日から来年3月28日まで
日曜日13時から16時まで(全32回)

定員

先着70人

費用

無料(市内に在住・在勤の人)

ところ

いずれもの講座も、河芸公民館

申し込み

いずれもの講座も、3月23日月曜日から、直接窓口または電話、ファクスで、住所、氏名、電話番号を津市国際交流協会 津北部支部へ。

問い合わせ

河芸総合支所地域振興課内、津市国際交流協会 津北部支部 電話番号244-1701、ファクス245-0004

津城跡と歴史の散歩道めぐり

安濃津ガイド会の説明のもと、約2キロメートルのコースを歩きませんか。

とき

4月6日月曜日13時30分から15時30分まで
雨天決行

ところ

お城公園内噴水前集合

定員

先着60人

申し込み

3月20日金曜日・祝日から31日火曜日までに同会担当へ。電話番号090-2189-9013

危険物取扱者試験

試験日と種目
  • 6月7日日曜日午前 乙種全類、丙種
  • 6月7日日曜日午後 甲種、乙種第4類
  • 6月14日日曜日午前 乙種第4類
  • 6月14日日曜日午後 乙種第4類
ところ

7日は高田短期大学(一身田豊野)、14日はサンワーク津

費用

甲種6,600円、乙種4,600円、丙種3,700円

申し込み

4月9日木曜日から20日月曜日までに津市消防本部内の津市防火協会または各消防署にある所定の申込用紙に必要事項を記入し、直接、消防試験研究センター三重県支部(島崎町)へ。
同センターホームページからも申し込みできます。

問い合わせ

消防試験研究センター三重県支部 電話番号226-8930

危険物取扱者試験予備講習会

とき

5月8日金曜日9時から16時45分まで

ところ

県総合文化センター内 県文化会館2階大会議室

対象

乙種第4類を受験する人

定員

先着50人

費用

7,000円(テキスト代を含む)

申し込み

4月9日木曜日から20日月曜日までに津市消防本部内の津市防火協会または各消防署にある所定の申込書に必要事項を記入し、直接同協会窓口へ。
土曜日・日曜日を除く9時から17時まで

問い合わせ

同協会 電話番号256-4222

点訳奉仕者初級養成講習会

視覚障がい者の読書環境を支援するため、点訳図書の制作を学びませんか。

とき

5月9日・23日、6月6日
いずれも土曜日10時から12時まで、13時から15時まで(全6回)

ところ

三重県視覚障害者支援センター(桜橋二丁目)

対象

全講習を受講でき、引き続き中級養成講座(6月から11月まで開催)に参加可能な18歳以上の人

定員

20人

費用

3,520円(テキスト代など)

申し込み

申込書等を同センターへ請求し、3月23日月曜日から4月24日金曜日までに提出。
4月24日金曜日必着。

申込書等は同センターホームページからもダウンロードできます。

問い合わせ

三重県視覚障害者支援センター 電話番号 213-7300

平和のための音楽会 合唱団員

7月25日土曜日13時30分から開催される平和のための音楽会で一緒に歌いませんか。

とき

練習日 4月から7月までの火曜日・土曜日19時から21時まで(月3回)

ところ

西部市民センター

費用

1,500円

問い合わせ

同会担当 電話番号090-8863-9118

ビクトリークリニック(水泳)

とき

3月25日水曜日12時から17時まで

ところ

サオリーナ屋内プール

内容

競泳オリンピック銅メダリストである星奈津美さんの水泳指導、トークショー

対象
  • 小中学生
  • 高校生以上

いずれもバタフライで25メートル以上泳げる人

定員

各24人

費用
  • 小中学生 2,000円
  • 高校生以上 2,500円
問い合わせ

3月21日土曜日までに直接窓口または電話で津市スポーツ・メッセネットワークへ 電話番号223-4655

骨盤ストレッチヨガ教室(全10回)

とき

4月13日から6月22日までの毎週月曜日。ただし、5月4日を除く。

1部は9時45分から10時45分まで
2部は11時から12時まで

ところ

海浜公園内管理棟会議室

定員

各先着12人

費用

4,000円(保険料を含む)

申し込み

4月1日水曜日から9日木曜日までに直接窓口または電話で同公園内運動施設管理事務所へ。電話番号225-3171

スキルアップ ひとり親家庭等パソコン講習(ワード)

平日昼 全6回コース

4月14日から5月26日までの火曜日10時から15時まで。
昼休憩あり。最終日は12時まで。

平日夜 全11回コース

4月14日から5月26日までの火曜日・金曜日18時30分から20時30分まで。
託児あり

内容

ワードの基礎、履歴書の書き方、日商PC(文書作成)検定受験(任意)

対象

県内に在住のひとり親家庭等の親またはその子ども(独身の30歳まで)

定員

各先着10人

費用

1,200円(テキスト代)

申し込み

3月23日月曜日から4月3日金曜日までに所定の申込用紙に必要事項を記入し、直接窓口または郵送、ファクス、Eメールで三重県母子・父子福祉センターへ。
郵便番号514-0003 桜橋二丁目131 県社会福祉会館4階、ファクス228-6301、Eメールboshikafu@za.ztv.ne.jp
申込用紙は同センターのホームページからダウンロードするか、電話で同センターへ請求してください。
電話番号228-6298

健康

第260回住民健康講座

とき

4月9日木曜日14時から15時まで

ところ

久居公民館

内容

コスモスクリニック院長の小田幸子さんによる講演
講演名は在宅医療と介護です

問い合わせ

久居一志地区医師会 電話番号255-3155

無料相談

地価などに関する無料相談会

とき

4月1日水曜日9時30分から12時まで、13時から15時30分まで

ところ

市 本庁舎7階71会議室

内容

地価、地代、家賃、土地利用に関する相談

問い合わせ

三重県不動産鑑定士協会 電話番号229-3671

4月の行政相談

内容

行政相談委員(市政相談員)が国や市などの行政に関する意見等を受け付けます。

4月のスケジュール
  • 7日火曜日13時30分から15時30分まで アスト津4階 会議室4
  • 8日水曜日9時30分から11時30分まで 芸濃福祉センター1階 相談室1 
  • 13日月曜日13時30分から15時30分まで 久居総合福祉会館北館2階 会議室
  • 20日曜日13時30分から15時30分まで 津センターパレス3階 津市社会福祉協議会相談室
問い合わせ

三重行政監視行政相談センター 電話番号227-6661

人権擁護委員による人権相談(無料・秘密厳守)

内容

いじめ、虐待、プライバシー侵害、近隣関係など

特設人権相談所
4月のスケジュール
  • 8日水曜日9時30分から11時30分まで 河芸ほほえみセンター2階 福祉団体活動支援室
  • 8日水曜日9時30分から11時30分まで 芸濃福祉センター1階 相談室1
  • 13日月曜日9時30分から11時30分まで 久居総合福祉会館南館2階 談話室1
  • 16日木曜日13時から16時まで(受け付けは15時まで) 津センターパレス3階 津市社会福祉協議会相談室
問い合わせ

津人権擁護委員協議会津地区委員会 電話番号228-4193

常設人権相談所
とき

毎週月曜日から金曜日8時30分から17時15分まで(祝日・休日、年末年始を除く)

ところ

津地方法務局人権擁護課(丸之内)

電話相談
  • 電話番号0570-003-110
  • 子ども相談 フリーダイヤル0120-007-110
  • 女性相談 電話番号0570-070-810
問い合わせ

同課 電話番号228-4193

スポーツ通信

対象

市内に在住・在勤・在学の人

申し込み

津市スポーツ協会にある申込用紙に必要事項を記入し、直接窓口または郵送、ファクスで同協会へ。
郵便番号郵便番号514-0056北河路町19-1メッセウイング・みえ1階、ファクス273-5588
費用など詳しくは、同協会にお問い合わせいただくか、同協会ホームページをご覧ください。

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

津市民スポーツ教室

ラグビーフットボール
とき

4月19日日曜日10時から12時まで

ところ

雲出川緑地(木造町)

対象

4歳から中学生まで

定員

先着50人

申込期間

当日受け付け

日本拳法
とき

4月24日金曜日19時から21時まで

ところ

三重武道館柔剣道場

対象

小学生以上

定員

先着20人

申込期間

4月1日水曜日から17日金曜日まで

卓球
とき

4月29日水曜日・祝日9時から11時30分まで

ところ

久居体育館

対象

小学生、18歳以上の初心者

定員

先着20人

申込期間

4月1日水曜日から17日金曜日まで

津市(このまち)で輝く

ボリューム47 津の醤油はシモヅ 地元で愛される会社に
シモヅ醤油代表取締役社長 シモヅ ヒロツグ 42歳

プロフィール

1977年津市生まれ。簿記の専門学校を卒業後、一身田町にあるシモヅ醤油株式会社に入社。8年間の工場勤務などを経験し、2009年に代表取締役に就任。昨年、全国醤油品評会に出品した商品が、最高位の農林水産大臣賞を東海北陸地区で初めて2年連続受賞した。

シモヅさんのコメント
  • 醤油工場はさび・カビとの闘い
  • 小さいからこそお客さんの声が丁寧に聞ける

小規模だからできること 人とのつながりが商いの根幹

安政3年(1856年)創業の老舗メーカー シモヅ醤油。従業員20人で年間約260万リットルの醤油や調味液を製造し、取引先に卸すほか、工場に併設する直売所を主な販売拠点としている。その8代目社長・シモヅヒロツグさんは、会社は小さい方がいいと語る。

(シモヅさんのコメント)お客さん一人一人に向き合いたい。だから直売所にこだわる(コメントおわり)。そう話すシモヅさんが大切にするのは、お客さんとのつながり。どこでも買える訳ではないからこそ、わざわざ買いに来てもらえるような特別な醤油を作りたいと話す。

また、フランクなコミュニケーションを心掛け、従業員から寄せられるどんな業務改善提案にもしっかりと耳を傾ける。(シモヅさんのコメント)現場の声が一番大事。自分や会社の弱みを見せているからこそ、社員も信頼して意見を出してくれる(コメントおわり)。そう語るシモヅさんの会社には、親子2代にわたって勤める社員がいるなど、アットホームな雰囲気が漂う。

目指すは、大きくはないけれど安心して購入できる醤油会社。(シモヅさんのコメント)全国で見ると大手メーカーにはかなわない。けれど津ではシモヅと言ってもらえたら、そんなすごいことはない(コメントおわり)。


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