「かかりつけ医」とは、病気になったときに、気軽に相談ができる地域の身近な診療所やクリニックの医師のことです。
いつも同じ医師が診察するので、信頼関係が深まり、また、あなたの体質や病歴を把握しているので、精密検査や高度な治療が必要な場合は、専門病院を紹介してくれるなど、適切な処置を受けることができます。
特に小さい子どもやお年寄りのいる家庭では、「かかりつけ医」を決め、急に具合が悪くなったときに備えて、日頃から相談できるようにしておくことが大切です。体の不調を感じたときは、早めに「かかりつけ医」に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
「お薬手帳」は、病院や診療所で処方された薬の名前や飲む量、回数などの記録を正確に残すための手帳です。医師や薬剤師に「お薬手帳」を確認してもらうことで、薬の重複投与や飲み合わせによる副作用を防ぐことができます。
事故や急病などによる救急搬送時や地震などの災害時も、「お薬手帳」があると、飲んでいる薬の名前や用法、用量などを正確に伝えることができます。災害時には貴重品と一緒にお薬手帳も持ち出すようにしましょう。
1冊にまとめて記録されていないと医師や薬剤師に正確な情報が伝わらないので、1冊の「お薬手帳」で管理しましょう。
「かかりつけ薬局」とは、どの医療機関で処方せんをもらった場合でも、必ずそこに持っていき、薬の調剤を受けると決めた薬局のことです。
服用するお薬を一つの薬局で把握することで、薬の重複使用や飲み合わせによる副作用などを防ぐことができます。