4月10日発表 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(1)市民生活相談案内窓口を設置

登録日:2020年4月10日

 

 全国で新型コロナウイルス感染症患者が日々増加する中で、4月7日、政府は「緊急事態宣言」を発令しました。三重県は対象地域ではありませんでしたが、津市においても新型コロナウイルス感染症患者の発生が報告されており、市民の皆様も大変不安な毎日を過ごされていると思います。

 新型コロナウイルスに関して初期のご相談は、ご自身に心配な症状があるがどうしたら良いかとか、渡航歴のある人と接触したけれど大丈夫だろうかといった内容でした。感染症対策の権限を持つ三重県が「帰国者・接触者相談センター」を津保健所に設置すると、こちらが健康面での「一つ目の相談窓口」となりました。

 次に新型コロナウイルスによる深刻な影響が現れたのは経済です。売り上げの減少などで経営難に陥った事業者の皆様に対して、国や県は様々な支援策を打ち出しています。しかし、どのような制度があるか、どのような書類を準備し、どこに申請すれば良いのかなど分かりづらいという問題がありました。そこで津市では、3月25日「事業者向け相談窓口」を津市役所本庁舎7階の商業振興労政課、あのつ台の津市ビジネスサポートセンター、9つの総合支所に設置し、有利な制度を分かりやすくご案内しています。こちらが事業者に寄り添った、経済面での「二つ目の相談窓口」となりました。

 さらに津市では市民生活向けの「三つめの相談窓口」を設置し、4月9日にオープンさせました。津市役所本庁舎8階に「津市新型コロナウイルス感染症市民生活相談案内窓口」を、1階ロビーに「市民生活相談案内係」を置き、市民の皆様が「何でも相談できる窓口」といたします。

 コロナウイルス感染症が市民の生活に及ぼす影響は、計り知れず大きなものです。3月2日午後からの学校休業に伴い、子どもたちを取り巻く相談ごとや悩みをお聞きしました。事態はますます深刻となり、政府では生活困窮世帯に対する現金給付の検討が進むなど、これからの課題や関心は「市民の生活・暮らし」全般に移行していきます。

 「市民生活相談案内窓口」にどんなことでも相談してください。

 担当者が話をお伺いし、直接お答えできるものには回答し、専門的な知識が必要な場合は、適切に対応できる担当部局に「つなぎ」ます。そうやって津市役所が一丸となって、市民の皆様の不安解消に向き合ってまいります。

 まだまだ感染症の収束が見通せず、長期化も危惧される中、津市は状況の推移を見極めながら柔軟に対応し、市民の皆様に寄り添い、様々な取り組みを進めます。

 津市民の皆さん、新型コロナウイルス感染拡大防止へのご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。この難局を一緒に乗り越えてまいりましょう。

 

津市長 前葉 泰幸

市長の部屋

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