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広報津 令和3年1月1日 第358号
国体300日前記念津ぅキャラ運動会を動画でチェック
津ぅキャラたちととこまるが集まって運動会を開催(11月5日 芸濃総合文化センター)
津市長 前葉泰幸
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が日本中に広がり、国からの学校の臨時休業の要請により、3月2日以降全国の小学校・中学校・高等学校が一斉に臨時休業を行ったことで、家庭環境が一変し、その後、4月16日には緊急事態宣言が全国に拡大されたことで、市民生活や地域経済が影響を受け、企業活動や職場環境など、社会が大きく変わった年でありました。
津市は、このような変化に対して、給食費3カ月分の無償化などの家計支援や消費拡大に向けたプレミアム付商品券発行による事業者支援を行い、さらに、コロナありきの新しい生活様式に対応していくための環境整備として、保育所・幼稚園等の空調設備の整備や避難所施設のトイレ洋式化を一気に進めることなど、その時々の状況に応じた支援を市役所一丸となって取り組んでまいりました。また、コロナの影響でオープンを延期していた久居アルスプラザは、昨年10月1日にグランドオープンし、その後1カ月で2万4,000人もの方が来館されました。毎年恒例の津花火大会や津まつりは中止になりましたが、津市出身の写真家の写真集を原案とした映画浅田家が公開され、ロケ地となったせんじゅじや浅田家パネル展には日本全国から多くの方に津市にお越しいただき、まちに活気を与えてくれました。
そして迎えた令和3年、今年もコロナ対策に万全を期さなければなりません。市民の皆様の命と健康を守るため、引き続き、感染予防対策を進めながら、市民生活や地域経済をしっかりと支え続けることを市政運営の最優先課題として取り組んでまいります。そのなかで、いよいよ今年の秋には三重とこわか国体・三重とこわか大会が市内各所で開催されます。ウィズコロナ時代に開催される最初の国体・大会として、津市が持つまちの魅力を全国に発信しながら、東海随一の規模を誇るサオリーナをはじめとする各競技会場で素晴らしい熱戦が繰り広げられるよう、これまで準備してきたことをしっかりと形にして、参加される皆様の記憶に残る国体・大会にしてまいります。
皆様にとって、本年が健やかで希望に満ちあふれる年となりますことをお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
津市議会
新春を迎え、市民の皆様に謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。
旧年中は、津市議会の議会運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は、世界各国で新型コロナウイルス感染症が流行し、日本でも新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発出にはじまり、ソーシャルディスタンスの確保やテレワークの推進など、私たちの生活様式に、かつてない大きな変化を求められた一年となりました。
津市においては、感染拡大防止のため、津花火大会や津まつりなど、市民の皆様が毎年楽しみにしておられるイベントが次々に中止や縮小となったほか、さまざまな感染防止対策を継続してまいりましたが、現在も終息の目途は立っておりません。
このような難局を乗り切るため、津市議会では、津市産業・スポーツセンターのサオリーナでの本会議の開催や、議場での傍聴自粛のお願いなど、感染防止対策を図りながら議会運営を行い、特に昨年5月には、二度の臨時議会を開催し、特別定額給付金や津市事業継続支援金など、緊急性を要する給付事業や、津市独自の支援策にかかる議案等を迅速かつ丁寧に審議いたしました。
コロナ禍が長く続いておりますが、昨年は久居アルスプラザのグランドオープンなど、確かな歩みを進められた事業もございました。本年は、三重とこわか国体・三重とこわか大会が開催される記念の年でもあります。津市議会におきましては、市民生活を守り、地域経済を支援するために、また、今後のより良い地域社会の実現に向けて、市議会の権能を十分に発揮しながら安定的な議会運営に努め、必要な事業や施策を円滑に実施できるよう取り組んでまいります。
昨年は、本会議において約200件の議案審議を行うとともに、約230件の一般質問を行いました。本会議や委員会の内容については、インターネットを活用し、ライブ映像や録画映像の配信を行っており、遠隔で視聴いただくことができますので、是非多くの皆様にご覧いただければと思います。
市民の皆様にとりまして、令和3年が健やかで幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
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