「広報津」第452号(音声読み上げ)まちの情報ひろば、ツーショット、市長コラム 命を救う車両を前進させるために

登録日:2024年12月1日

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まちの情報ひろば

イベント

安濃人権フェスティバル

とき

12月7日土曜日13時から15時まで

ところ

サンヒルズ安濃ハーモニーホール

内容

みえのパラスポーツ代表理事の佐野恒祐さんによる講演「みんなが主役の共生社会をめざして。私がパラ陸上にハマった理由」、人権標語やポスターなどの入選作品の発表と表彰

問い合わせ

安濃人権フェスティバル実行委員会 安濃総合支所地域振興課内、電話番号268-5511

ビッグバンド ジャズライブ!!

ジャズバンド ハクサンなどによる昭和歌謡からジャズ、ポップスまで、幅広い年代の皆さんが楽しめるコンサートです。また、しらさぎ市場(マルシェ)を同時開催します。

とき

12月8日日曜日13時から16時まで

ところ

白山総合文化センターしらさぎホール

定員

595人

問い合わせ

ジャズバンド ハクサン 伊東 電話番号090-9760-9208

募集

新春書き初め書道作品

市内に在住・在学の小学生の書き初めを募集します。優秀作品は2月1日土曜日から15日土曜日まで日硝ハイウエーアリーナ(サオリーナ)で展示し、8日土曜日15時から表彰式を行います。

学年と課題
  • 1年生は、つばき
  • 2年生は、はごいた
  • 3年生は、山ざくら
  • 4年生は、新しい年
  • 5年生は、春の七草
  • 6年生は、有終の美
申し込み

1月15日水曜日17時までに直接窓口または郵送で白半紙(縦33センチメートル掛ける横24センチメートル)の左端に学校名・学年・氏名を記入し、三重県武道振興会事務局へ。郵便番号514-0056北河路町19-1津市産業・スポーツセンター内

日曜日、祝日・休日を除く

問い合わせ

同事務局 電話番号229-2100

親子で防災キャンプ

とき

1月11日土曜日9時45分から15時まで

ところ

津市青少年野外活動センター(神戸)

内容

防災に役立つキャンプ体験

対象

市内に在住の小学生と保護者

定員

先着10組

費用

小学生1,200円、保護者1,800円

申し込み

12月12日木曜日から23日月曜日まで8時30分から17時までに直接窓口または電話で同センターへ。電話番号228-4025

窓口優先

健康

認知症の人と家族の会 津地区つどい

認知症の人や家族介護者、専門職等が集まり、介護の悩み解決に向けて意見や情報を交換します。

とき

12月14日土曜日10時から12時まで

ところ

新町会館研修室1

対象

認知症の人や家族介護者

定員

30人

申し込み

同会三重県支部河戸へ。電話番号090-2276-7765

無料相談

男女共同参画のための法律相談(面談・電話)

とき

1月9日木曜日10時から12時まで、13時から15時まで

ところ

市 本庁舎3階相談室

内容

離婚、親権、妊娠、セクハラや、職場をはじめとするあらゆる場面での性差別に関することなど

対象

市内に在住の人(新規優先)

定員

抽選8人(1人30分以内)

申し込み

12月25日水曜日16時までに電話で男女共同参画室へ。電話番号229-3103

スポーツ通信

対象

市内に在住・在勤・在学の人

申し込み

種目によって申し込み方法が異なります。

競技団体の申込先・方法のほか詳細については、津市スポーツ協会にお問い合わせいただくか、同協会ホームページをご覧ください。

柔道、サッカーの場合

津市スポーツ協会(メッセウイングNHW(メッセウイング・みえ)1階)などにある申込用紙を同協会へ。申込用紙は同協会ホームページからダウンロードもできます。

バスケットボールの場合

競技団体へ申し込み。

問い合わせ

同協会 電話番号273-5522

津市民スポーツ大会

柔道
とき

1月11日土曜日

ところ

NHW三重武道館(三重武道館)柔剣道場

対象

小学生以上(中学生は1年生・2年生のみ)

定員

先着100人

申込期間

12月16日月曜日から26日木曜日まで

バスケットボール 中学生の部
とき

2月1日土曜日・2日日曜日

ところ

芸濃総合文化センター内アリーナ、河芸体育館

対象

市内の中学校に所属するチームおよび津市バスケットボール協会加盟チームの中学1年生・2年生

定員

上限なし

申込期間

12月9日月曜日から27日金曜日まで

津市民スポーツ教室

サッカー アクティブシニアの部
とき

1月26日日曜日10時から12時まで

ところ

海浜公園内陸上競技場

対象

35歳以上

定員(先着)

先着40人

申込期間

12月9日月曜日から27日金曜日まで

ツーショット

心地よい空間でゆったり観戦

11月3日 ボートレース津

ツッキーファミリーのコメント。ボートレース津がリニューアル!有料指定席がラグジュアリーな空間に一新されたよ。僕たち家族も新しいキッズルームを利用したいなぁ。

久居まつり ひさい版仮装たいしょう

10月27日 久居アルスプラザほか

お笑い芸人のテツ アンド トモをゲストに迎え開催された仮装大笑。10組が出場し、工夫を凝らした仮装で会場を沸かせました。

サッカーがつなぐ友好の架け橋

10月26日・27日 安濃中央総合公園ほか

ブラジル・オザスコ市との姉妹都市提携を記念し開催しているサッカー大会。白熱した試合が繰り広げられ、観客から大きな声援が送られました。

ツキノワグマ対応研修

10月21日 津市消防本部

全国でクマによる被害等が発生している昨今。消防職団員を対象に、クマに関する正しい情報を学び、遭遇に備えるための研修会が開催されました。

白山地域の魅力が勢ぞろい

10月20日 白山総合文化センター

晴天に恵まれた「2024ふれ愛フェスタ イン 白山」。ステージ発表や物産展、体験イベントなどで、会場はにぎやかな声に包まれました。

市長コラム 命を救う車両を前進させるために

津市長 前葉 泰幸

道路啓開とは

大規模な地震が発生すると、沿道の倒壊家屋、津波で漂着したがれきや放置車両が道路を塞ぎ、橋梁等の道路構造物が大きく損傷するなど、救助活動に支障を来すことが想定されます。

路面を覆う障害物を路肩に寄せ、簡易な段差補修を行うなど最小限の処理で道を切り開き、緊急車両が通れるようにする作業が道路啓開です。

東日本大震災の経験を南海トラフに活かす

津波により沿岸部に甚大な被害が生じた東日本大震災では、発生直後に立案され実行に移された道路啓開「くしの歯作戦」により、震災翌日には、太平洋沿岸の主要都市へのアクセスルートが確保され、その重要性が大きく認識されることとなりました。

国は直ちに、南海トラフを震源とする巨大地震の発生が懸念される中部地方における道路啓開オペレーション計画を策定し、「中部版くしの歯作戦」として毎年改定を重ねています。

国が指定する津市域の啓開対象道路

三重県においては、くしの軸に例えられるステップ1で、比較的被害が少ないと想定される内陸部を南北に走る高規格幹線道路、直轄国道が広域支援受け入れルートとして確保されます。津市域では伊勢自動車道と国道23号中勢バイパスがこれに該当します。くしの歯に当たるステップ2では、沿岸部にアクセスする東西軸として国道165号・306号、主要地方道津関線・津芸濃大山田線・久居美杉線、一般県道津香良洲線などが指定されています。ステップ3が沿岸地域を走るルートで、国道23号、一般県道草生窪田津線、各市道が含まれます。

発災後、啓開対象ルートをパトロールし道路啓開作業に入るのは、地元建設業者です。あらかじめ17の企業にそれぞれ担当する区域が指定され、国(国土交通省三重河川国道事務所)、三重県、津市の3者は、道路管理者として一般社団法人三重県建設業協会津支部、一志支部と平素より協議を重ね、手順の確認をおこなっています。

津市が南海トラフ地震などの大規模災害に見舞われた場合、他県から到着する自衛隊、警察、消防の救援車両は、ステップ1ルートを通って伊勢自動車道安濃サービスエリア(安濃SA)か名阪関ドライブインの進出拠点に到着し、態勢を整えます。ここからステップ2が指定する2つの国道と7つの県道、一部の市道のいずれかを使用して被災地の救助活動拠点に向け前進します。

「三重県広域受援計画」が定める拠点は9施設。津市産業・スポーツセンター、安濃中央総合公園、ホウワパーク(中勢グリーンパーク)、町民の森公園(河芸)、北部運動広場、北消防署、白山総合文化センター、津市モーターボート競走場、道の駅美杉が候補地です。

能登半島地震の気づきを地元で活かす

津市は能登半島地震支援時の経験を踏まえ、「津市災害時受援計画」の全面的な見直しを進めています。

その中で、速やかな救命・救急活動の展開には、発災後の初動段階で一刻も早く道路啓開に着手することが必要であり、そのために、被災自治体が国のオペレーション計画に掲げられたルートのどの区間を優先して啓開するかを前もって具体的に決めておくことが有効であるとの考えに至りました。

そこで、津市災害時受援計画に、被災後の道路状況に基づき、広域応援部隊の進出拠点と災害現場の救助活動拠点施設を結ぶルートを優先して確保することを記載し、その手法を新しく策定する「津市道路啓開計画」で明らかにすることにしました。

広域受援の優先啓開ルート

津市は独自に「受援想定ルート」として安濃SAから自衛隊、警察、消防の救助活動拠点に至る13ルートと関ドライブインから消防の救助活動拠点に至る8ルートの併せて21の道路を特定し、メインルートが著しく被害を受けた場合の代替ルートも併せて地図上に落とし込みました。発災後、自衛隊、警察、消防それぞれの救出活動の拠点となる施設に至るルートに人と資機材を集中的に投入することにより、広域応援部隊の到着までの12時間以内に啓開を完了させます。

地元消防・警察・自衛隊の優先啓開ルート

陸上自衛隊第33普通科連隊、三重県警察本部、津市消防の車両は、発災後、直ちに被災現場に向けて出動します。

受援想定ルートについての検討を重ねる中で、他県応援部隊の到着前に救命救助・消火活動を行う地元緊急車両の通行を先んじて確保する必要があることが議論の俎上に上がりました。そこで、緊急車両基地および負傷者を受け入れる医療機関周辺を「津市優先道路啓開路線」として津市道路啓開計画に書き込むことを国、県に提案し、了解を得ました。

津市独自の「救急想定ルート」として図面化したのは、

  • 1、自衛隊久居駐屯地、三重県警察本部・津警察署・津南警察署、4消防署、8消防分署および香良洲分遣所の合計17カ所の周辺の道路
  • 2、8地区の被災地に向かう18のルート
  • 3、12の救急告示病院につながる道路

です。

命を救う体制を強化

こうして練り上げた災害時受援計画の改定案と道路啓開計画案は、現在、津市防災会議で検討が進められており、必要な修正を加え、来年2月に策定する予定です。

津市は、この計画のもと、救援車両が被災地にいち早く出動できる環境を整え、訓練を重ねることにより、大規模災害時に命を救う体制を強化してまいります。


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