「広報津」第460号(音声読み上げ)2 令和7年度施政方針、令和7年度教育方針

登録日:2025年4月1日

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令和7年度施政方針 津市の将来像を市民の皆さまと共に描き、手を携えて掴み取りに行く

政策課 電話番号229-3101 ファクス229-3330

高まる市政への期待。津市は新たなステージへ

昨年末に大きく姿を変えた大谷踏切は、市政に関する市民の皆さま方の意識の変化を象徴するものとなりました。「ここまでできれば及第点」という評価から「もっと暮らしやすい津市に変えられるのではないか」という高い到達点に向けた期待感へと市政への関心が膨らみ、これを機に、「もっとこどもが中心となるまちに」「バージョンアップした津駅に」「新しい橋や道路ができて生活が格段に便利に」「災害に強く安心して暮らし続けられるまちに」という皆さまの思いがかたちとなる新たなステージへと津市がレベルアップすることへの期待が高まってきていることを強く感じています。

利便性が高く安全なまちで、安心して心豊かに生活を送ることができ、将来に向けた希望や夢が叶うと感じ、自然と笑顔がこぼれ広がる。そのような津市の将来像を市民の皆さまと共に描き、市民の皆さまと手を携えて掴み取りに行くために、今必要と考える「こども・子育て政策」「都市づくり」「安全・安心」の3つの政策を柱に、市役所一丸となって取り組んでまいります。

今年度取り組む政策 3つの柱

1、こどもが健やかに育つ社会へ「こども・子育て政策」

  • こども基金活用事業(ワクチン接種費用の助成を拡充、津市に移住する子育て世帯へ空き家購入費用を助成)
  • 国の交付金等活用事業(妊娠中の人や未就学児がいる家庭にヘルパーを派遣、久居地域と津城周辺での公園整備に向けた取り組み)
  • こども誰でも通園制度を試行的に実施
  • 公立保育施設で温かいご飯を提供
  • こどもまんなか社会実現会議で政策立案

教育関係についてはこの後に掲載している「教育方針」の項へ

2、くらしの快適さが増していく「都市づくり」

  • 津駅周辺(西口駅前広場の再整備に向けた実施設計、バスタプロジェクトの早期実現に向けた取り組み、シェアサイクル導入の実証実験)
  • 大門・丸之内地区(観音公園でのにぎわい創出実証実験、土地・建物の活用促進)
  • 道路ネットワーク(新しい津興橋の供用開始、河芸町島崎町線(第3工区)や下部田垂水線(上浜工区)などの道路整備)
  • 新たなデマンド型交通の導入に向けたシステム構築
  • 新たな工業用地の候補地5カ所の取り組み促進

3、よりハイレベルな備えと対応「安全・安心」

  • 災害時受援計画を踏まえた消防団・自主防災組織の災害対応力の強化
  • 香良洲高台防災公園を活用した防災訓練
  • 消防力の強化(中消防署西分署の開署、鈴鹿市と亀山市との消防通信指令業務の共同運用に向けた応受援体制の強化)
  • 浸水対策(半田川田排水区や藤方第二排水区の築造工事、上下水道施設の耐震化)
  • 河川や道路の改修

施政方針の全文

2月19日、令和7年第1回津市議会定例会の開催に当たり、前葉泰幸市長が施政方針を述べました。施政方針の全文は、市ホームページでご覧いただけます。

ホームページは、津市 施政方針、で検索してください。 

令和7年度教育方針 全ての子どもたちの可能性を最大限に伸ばしていく教育

教育総務課 電話番号229-3292 ファクス229-3332

教育振興ビジョン(後期基本計画)の重点施策

乳幼児期から小学校への連続した学び

架け橋期カリキュラムについて、接続期の保育や授業を見直すとともに、これまで進めてきた小中一貫教育の取り組みにつなげ、系統的・連続的な子どもの学びを保障していきます。幼児教育は、公私立の就学前施設の関係者が更に連携し、子どもたちが遊びの中で「やってみたい」から始まる学びの芽を育むことができるよう、環境を通して行う教育のより一層の充実を図ります。

学校と地域が一体となって進める教育

学校長による目指す学校・子ども像の発信や学校の課題についての熟議を図るとともに、それぞれの地域の特色を生かし、学校を核とした地域づくりを行うなど、学校運営協議会と地域学校協働本部が連携・協働し、両輪となって取り組みを進められるよう支援していきます。

津市ギガスクール構想の実現

全ての子どもたちが、主体的に学ぶことができる授業へ転換していくために、言語能力、問題発見・解決能力とともに学習の基盤となる資質・能力として位置付けられている情報活用能力の育成を図ります。校内研修や経験年数に応じた研修、相互授業公開等を実施するなど、授業改善を一層推進していきます。また、学びを支える人的支援を行うとともに、1人1台タブレット端末の一斉更新を行います。

教員の働き方改革の推進

教職員一人一人が子どもと向き合うことにやりがいや幸せを感じられるよう、ニーズに応じた研修の充実や人的支援の拡充に努めます。

多様な子どもたちが安心して学べる場の提供

誰もが能力を発揮し、認め合い、支え合い、誇りを持って生きることができるよう、多様な学びの場における適切な指導と、必要な支援の一層の充実に努めます。

部活動の地域連携・地域展開等への取り組み

休日の部活動を各学校単位ではなく、拠点で行うための体制づくりに向け、令和8年度夏以降、競技人口等に応じて地域に部活動の拠点を設置する等の改革を進めます。

学校施設の整備

栗真・豊が丘・桃園・千里ヶ丘小学校、東観中学校の長寿命化改修工事を行うとともに、西郊中学校にエレベーターを設置します。ボートレース事業の収益金の一部を積み立てた基金を活用し、小学校5校と中学校2校の防水改修工事などを実施します。

学校給食の安定提供

給食費の値上げを保護者に求めることのないよう、国の交付金を活用し、物価高騰支援を継続するとともに、一志学校給食センターの長寿命化改修工事を実施します。

白山地域の小学校の在り方の検討

白山地域小学校の在り方検討委員会において、具体的な方向性等について協議を進め、子どもたちの充実した学びが保障されるよう取り組みます。

放課後等の居場所の確保

修成地区・高茶屋地区放課後児童クラブ施設の整備を行います。運営や支援員確保のための支援継続など、クラブの充実に向けた取り組みを進めます。

公民館の整備

南郊公民館等複合施設の整備工事に着手するとともに、施設の老朽化に伴った修繕等による適正な維持管理に努めます。

居場所としての図書館づくり

居場所としての図書館や若い世代が気軽に来られる図書館についても研究を深め、利用環境の充実に努めるとともに、12月に図書館情報システムを更新し、ホームページをリニューアルします。

文化財の保存・活用

津城跡について、今後の整備・活用の方向性を示します。合併以降の広報津「歴史散歩」の登載記事を総集編としてまとめて刊行します。

教育方針の全文

2月19日、令和7年第1回津市議会定例会の開催に当たり、森昌彦教育長が教育方針を述べました。教育方針の全文は市ホームページでご覧いただけます。

ホームページは、津市 教育方針で検索してください。 


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ファクス:059-229-3339