登録日:2025年6月1日
このページは音声読み上げソフトウェアに対応するため、一部ひらがなを使用し、画像は省略しています。二次元コードは紙面でご確認ください。
表紙から5ページ目まで
レッツ ユナイト。つなぐ つながる つしがすき
広報津 2025年6月 第462号
それぞれの得意分野を生かし、大門・丸之内のまちづくりのために活動する仲間が集結!メンバーの一員で、大門に店舗を構えるフーシャの写真家・山中さんが、その情熱と絆を一枚の写真に収めてくれました。
4月21日
大門大通り商店街
撮影の様子を津市行政チャンネル「まるっと津ガイド」のコーナー「ワンシーン」で紹介しています。
ケーブルテレビ123チャンネルまたはユーチューブでご覧ください。
2025年4月1日現在
地域連携課
郵便番号514-8611 津市西丸之内23-1 電話番号229-3105 ファクス229-3366 Eメールinfo@city.tsu.lg.jp
広報つの紙面に、次のページにリンクする二次元コードを掲載しています。
津市長 前葉泰幸
大門・丸之内地区は、地区内の宿屋町(現東丸之内)で生まれ育ち、今も生活している私にとって特別な思いのあるエリアです。
私が市長に就任した頃は、商店主の皆さんから「しばらくは商売を続ける自分たちを見守ってほしい」との思いが伝えられていましたが、最近は「思い切ったまちづくりをしてほしい」との声をいただくようになりました。
高度経済成長期を経て、買い物客が歩いて楽しむ商店街の街として発展してきましたが、令和の今、間口が狭く、奥行きの深い形状の土地と二階や奥を住居とする店舗併用住宅の建物は、時代に即した利用が進みにくくなっています。また「いずれ売却・賃貸したい」など、所有者の将来の意向と、今不動産を取得・賃借したい事業者の希望が食い違うなど、不動産売買が難しいという声もお聞きしています。
そこで、土地・建物の活用促進を進めるために、大門・丸之内 土地・建物活用意向登録システムの運用を5月から開始しました。所有者の将来の意向と事業者の希望の両方をお預かりするこのシステムは、津市が独自に創造したもので、全国に類例を見ないものです。これからもこのシステムをブラッシュアップし、よりよい仕組みに仕立て上げますので、皆様にたくさんご活用いただき、意向や希望がかなえられることで、この地域の新しい姿を目指します。
この後に掲載している「大門・丸の内 未来のまちづくり 20年先を見据えて」の項をチェック!
動画でも配信中!「津市長に聞く!津市の今」(二次元コードを紙面に掲載しています)
都市政策課 電話番号229-3183 ファクス229-3336
令和5年3月に設立した官民連携組織「エリアプラットフォーム大門・丸之内 未来のまちづくり」は、大門・丸之内地区の新たなまちづくりに向け、さまざまな社会実験や企画に取り組んできました。これまでに実施してきた「道路空間活用実験 ふらっと大門・丸之内」、「公園空間活用実験 ふらっと大門・丸之内 アット お城前公園」、「シェアサイクル導入実験」、「まんなかランチひろば」などの取り組みは、市民の皆さんに新たな都市空間の可能性を体験していただく機会となりました。
今年度は7月から「まんなかランチひろば」を、10月には観音公園で社会実験を実施し、新たな可能性を検証していきます。
こうした官民の連携による取り組みに合わせ、市ではエリアプラットフォームの取り組みを引き継いで、市街地の回遊性を促進するため、津駅周辺と大門・丸之内を結ぶシェアサイクル実証実験を、エリアを拡大して実施しています。
また、新たな施策として、5月から「大門・丸之内 土地・建物活用意向登録システム」の運用を開始しました。このシステムでは、土地・建物所有者が将来的な活用意向を、事業者は土地・建物の取得や活用の希望を登録することが可能です。市が両者の意向を組み合わせることで、地域の土地・建物の活用を促進し、まちづくりを支援していきます。この地区で土地・建物の売却・賃貸を検討している人や、事業展開を考えている人は、ぜひお気軽にご相談ください。
官民が連携して大門・丸之内地区の新たなまちづくりを進めるエリアプラットフォームで、今年度もさまざまな取り組みが予定されています。最新情報はエリアプラットフォーム公式SNSからご確認ください。
子どもが夢中になって遊ぶことができ、見守る大人もゆっくりくつろげる空間に
中心市街地で働いている人や近隣の住民をターゲットに、水曜日にキッチンカーが登場
建設政策課 電話番号229-3194 ファクス229-3345
昨年度、エリアプラットフォームが大門・丸之内地区で実施したシェアサイクルの導入実験。今年度は津市が主体となって、エリアやモビリティを大幅に拡大し、津駅を中心に展開しています。
大門・丸之内地区の土地・建物活用促進に向けた新しい仕組み「大門・丸之内土地・建物活用意向登録システム」がスタートしました。
すぐには不動産取引につながらない所有者の将来的な売却・賃貸の意向と、同地区でお店や事業を始めたい事業者の取得・賃借の希望を津市がお預かりし、情報を安全に管理しながら取引につなげ、新たな土地・建物の活用を促進していきます。
このような方たちをつなげます。
利用の流れは以下の通りです。
事業内容や希望物件を登録します。事業の計画が決まっていなくても登録OK!
など
物件情報や意向を分かる範囲で登録します。
など
条件が合う場合、個人の特定につながらない情報を提供します。
詳細な事業者情報の登録をします。
希望する物件の条件や価格、事業計画をより具体的に登録します。
詳細な所有者情報の登録をします。
時期や価格、登記情報など所有者情報をより具体的に登録します。
可能性がある所有者・事業者を組み合わせ、詳細な情報を提供します。
土地・建物の所有者は、交渉形態を選択します。
協会とは、不動産の媒介について津市と協定を締結した三重県宅地建物取引業協会と全日本不動産協会三重県本部のことです。
交渉を経て取引成立!
お店等を始めたい事業者は「良い物件が見つかったから、事業を始めよう!」、土地・建物の所有者は「活用してもらえそうだ!」と、新たな土地・建物の活用による活性化へ。
|