「広報津」第443号(音声読み上げ)つニュース、歴史散歩 第215回 小学校150年の歩み

登録日:2024年7月16日


このページは、音声読み上げソフトウェアに対応するため、語句のなかで一部ひらがなを使用しています。


4ページ目から5ページ目まで

つニュース

つニュース1、8月1日木曜日スタート。津市ごみ出しサポート収集事業の対象者を拡大

津市のごみ出しは、市民の皆さんに負担がかからないようにごみ袋の有料化をせず、無料でごみ一時集積所に出すステーション方式を採用しています。

今年4月から、ごみ出しが困難な身体の不自由な人等に対して、対象となる家庭を訪問して日常的に発生するごみを戸別収集する「津市ごみ出しサポート収集事業」をおこなっています。

8月1日木曜日から、本事業の対象要件を、次のとおり拡大します。現在、申し込みを受け付けていますので、ぜひご利用ください。必要書類など、詳しくはお問い合わせいただくか、市ホームページをご覧ください。

対象

要件1から要件3までの全てに当てはまる人

要件1

市内居住で、次のいずれかに該当すること

補足

「ごみ出しが困難な状況にある人」の要件が拡大されました。

要件2

次のいずれかに該当すること

補足

「要介護3以上」から、「要介護2以上」へ変更され、要件が拡大されました。

要件3

次のいずれかに該当すること

補足

「要件2の対象者と、高校卒業までの児童のみで構成される世帯」の要件が拡大されました。

申し込み

申請書・承諾書に必要事項を記入し、必要書類を添えて環境政策課または各総合支所地域振興課に提出してください。

利用決定通知書と回収日のお知らせが届きます。

問い合わせ

環境政策課 電話番号229-3258 ファクス229-3354

つニュース2、あなたの作品が掲載されるかも!「津市民文化」に作品を投稿しませんか

「津市民文化」第19号(来年6月発行予定)の「津文芸広場」へ作品を投稿してみませんか。子どもから大人までどなたでも大歓迎。作品が選出された場合は掲載誌を送ります。

対象

市内に在住・在勤・在学または津市に縁のある人。なお、津市に関わる作品であれば上記以外の人も応募できます。

応募方法

郵送で「津市民文化まるまる部門応募」と朱書き、またはEメールの件名に入力の上、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、学生は学校名・学年を記入し、文化振興課へ。郵便番号514-8611住所不要、Eメール229-3250@city.tsu.lg.jp

締め切り

10月31日木曜日 消印有効

注意事項

作品は未発表で、手書きの場合は楷書ではっきりと書いたものを応募してください。いずれも添削後の入選作品を掲載します。なお、応募作品は返却しません。

部門と応募点数

1人につき2部門まで応募できます。

短歌部門、俳句部門、川柳部門、ユーモア川柳部門

1人につきいずれも3句(3首)まで

詩部門

1人につき1編まで。1行最大18文字で50行まで。空白の行を含む。

連句部門

1グループにつき1巻まで

エッセイ・ノンフィクション・短編小説・評論部門

1人につき上記分野の中から1作品のみ。400字詰め原稿用紙4枚から10枚以内。

提出方法

短歌部門、俳句部門、川柳部門、ユーモア川柳部門、詩部門、連句部門の場合

部門ごとに、はがきまたはEメール。詩部門・連句部門は封書でも提出できます。

エッセイ・ノンフィクション・短編小説・評論部門の場合

分野名を明記して郵送またはEメール。

問い合わせ

文化振興課 電話番号229-3250 ファクス229-3344

歴史散歩 第215回 小学校150年の歩み

明治5(1872)年に公布された「学制」により、政府はそれまで府県に設置されていた学校を一旦全て廃止し、新たに大学・中学校・小学校の3段階の学校制度をスタートさせました。全国を8大学区に分け、各区に32の中学区、さらに各中学区に210の小学区を設け、それぞれに学校を設置しようとするものでした。これには、教育の充実による国民の知識向上によって国家の近代化を図るという目的があり、条文には「むらニふがくノ戸ナク 家ニふがくノ人ナカラシメン事ヲ期ス」と記され、明治政府の方針が示されました。学制により全国に5万余りの小学校が計画され、6歳以上の全ての男女が小学校教育を受けることが定められました。

ただ、学制のもとでは学校建設費用や授業料が住民負担とされており、さらに「国民皆学」のモットーに反して就学に関する法制上の義務もありませんでした。授業料などの学費負担が大きい上に、働き手である子どもが学校へ通うために不在となることなどから、実際の就学率は極めて低かったといわれます。

明治時代初期の津市域に目を向けると、明治5年2月、白山地域に「川口学校」が創立され、最も早い時期に誕生した小学校となっています。翌年2月には津藩校有造館の流れをくむ「小学第一校(現在の養正小学校)」ができるなど、明治9(1876)年にかけて各地に小学校が創立されました。

明治時代中期にかけて全国で小学校設置が進む中、明治19(1886)年の「小学校令」によって義務教育が制度化されます。さらに、明治33(1900)年の「小学校令改正」で授業料徴取が廃止されて就学率が急上昇し、明治40(1907)年に義務教育年限が6年と規定されたことにより、現在の小学校教育の基本型が整います。

その後、戦時下での国民学校初等科の時期を経て、戦後の民主教育への転換の中で「教育基本法」「学校教育法」が公布され、中学校3年間を加えた6・3制の義務教育制度が確立します。

戦後の復興期や昭和40年代の高度成長期には、児童数の増加や大型住宅団地の出現に伴って小学校が新設されました。一方、近年は過疎化や少子化により統廃合されるなど、小学校は時代に合わせてその数や姿を変えています。

そして現在の津市では市立小学校48校と義務教育学校1校(前期課程)で、1万2,600人余りの子どもたちが学んでいます。

明治時代初期に開校した津市内の小学校

明治5年創立

川口

明治6年創立

養正・修成・南立誠・新町・神戸・雲出・誠之・戸木・栗葉・豊津・明合・倭

明治7年創立

藤水・櫛形・一身田・栗真・成美・明

明治8年創立

片田・大里・高野尾・榊原・上野・黒田・村主・草生・香良洲・家城・八ツ山

明治9年創立

高茶屋・白塚・桃園


前のページへ

次のページへ

第443号の目次へ


このページに関するお問い合わせ先
政策財務部 広報課
電話番号:059-229-3111
ファクス:059-229-3339
メールアドレス:229-3111@city.tsu.lg.jp