津市 - 「広報津」平成25年1月1日／第169号（音声読み上げ）　シロモチくんとゴーちゃんが語る津市政（6）

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シロモチくんとゴーちゃんが語る津市政（6）

ポルタひさいの再生を踏まえた久居駅周辺地区のまちづくりビジョン

問い合わせ　都市整備課　電話番号229-3183　ファクス229-3336

　本紙平成24年6月1日号や10月1日号で特集しました「ポルタひさい問題」について、津市では、この問題を解決するため、このほど「久居駅周辺地区のまちづくりビジョン」としてプランA、プランBの2案を示しました。今回は、その内容などについて、津市PRキャラクターのシロモチくんとゴーちゃんが分かりやすく解説します。

　ねえねえ、シロモチくん。ポルタひさいの土地・建物を市に売却して、その代金で借金を返済することで、市に借金の肩代わりをさせることを避ける方法を採らざるを得ないということだったけど、市がポルタひさいをどのように活用するのかが課題になっていたんだよね。

　そうだね。そこで市は、ポルタひさいを久居総合支所などの公共公用施設として有効に活用し、久居駅周辺地区のまちづくりを進めるため、プランAとプランBの2つの案を示したんだ。

　ふーん。それで、それぞれのプランでは、ポルタひさいはどのように活用される計画なの。

　ポルタひさいは、駅やバスターミナル、幹線道路に隣接するなど、交通の利便性が非常に良いんだ。そこで、プランAは、久居総合支所と津南工事事務所として、プランBは、さらに久居保健センターを加えて活用する計画なんだ。

　でも、もともと久居総合支所や久居保健センターは違う場所で整備することが計画されていたと聞いているけど。

　うん、もともとの計画では、久居総合支所と津南工事事務所は久居東たかと町エリアで整備し、市民ホールと久居保健センターは久居駅東エリアで整備する予定となっていて、それらの事業費は約37億円になるんだ。

　そうすると、久居東たかと町エリアや久居駅東エリアの計画も変わってくるんだね。

　そうなるよね。プランAでは、久居東たかと町エリアで南庁舎を改修の上、久居保健センターとして活用し、久居駅東エリアで市民ホールを整備する計画なんだ。

　それじゃ、プランBではどうなるの。

　久居東たかと町エリアで現在の庁舎を市民ホールに建て替え、久居駅東エリアでは、駅前公園広場や駐車場などを整備する計画なんだ。市は、これらの計画により、これまで進んでこなかった久居駅周辺地区のまちづくりを動き出させたいという思いなんだ。

　これから、どのように検討が進むの。

　市議会でも昨年の5月からたびたび議論されてきているし、市では、地元の声もお聴きしながら、来年度の予算に盛り込んでいかなければと考えているんだ。

　難しい問題だけど早く解決しなくちゃね。

プラン・エリア別比較表

プラン・エリア別比較表
	久居東たかと町エリア	ポルタひさい	久居駅東エリア	事業費等合計	一般財源合計
プランA	久居保健センター（本庁舎・北庁舎解体、南庁舎改修）事業費　2.8億円	久居総合支所、津南工事事務所事業費　13.0億円	市民ホール事業費　25.1億円	40.9億円	17.0億円
プランB	市民ホール（本庁舎・北庁舎・南庁舎解体）事業費　21.5億円	久居総合支所、津南工事事務所、久居保健センター事業費　 14.0億円	駅前公園広場、駐車場等事業費　4.1億円	39.7億円	16.1億円