フレイル予防

登録日:2022年4月19日

フレイル(虚弱)とは ◆フレイルの兆候 ◆フレイルチェックをしてみよう! ◆フレイルを予防しましょう(栄養(お口の健康含む)) フレイルを予防しましょう(運動) ◆フレイルを予防しましょう(社会参加) ご活用ください(津市の事業紹介)

 

知っておきたい!フレイルやオーラルフレイルってなあに?

健康寿命とは

介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる年齢のことです。津市の健康寿命は令和元年度男性78.7歳、女性80.8歳で、津市の平均寿命と健康寿命の差は、男性3.4年、女性7.0年と横ばいの状態が続いています。(グラフ1参照)

津市の平均寿命・健康寿命

 津市の平均寿命と健康寿命

(グラフ1) 資料:三重県健康づくり課「三重県の健康寿命」 

 

フレイル(虚弱)とは

加齢とともに筋力が弱り、運動機能や認知機能などが低下し、日常生活に困難が生じて介護が必要な状態となる過程「健康」と「要介護状態」の中間にある状態のことをいいます。(図1参照)

フレイル(虚弱)は適切な手立てや予防により、健康な状態に戻る可能性が高いといわれています。老いの坂道を「年のせい」、「仕方ない」と転がり落ちるのではなく、フレイルに早く気づいて積極的に手立てをとり、坂道をなだらかにして健康に暮らしましょう。

フレイルを予防することが、住み慣れたまちや自宅で楽しく暮らし続けることに繋がります。その為には平均寿命と健康寿命の開きをできるだけ短くすることが重要です。健康寿命を延ばして、元気で長生きしたいですね!

フレイルイメージ図

(図1)

オーラルフレイルとは

お口に関係するさまざまな機能のささいな衰えや食の偏りなどを含んだ「お口の中の虚弱」をオーラルフレイルと言います。例えばオーラルフレイルの兆候として、むせや食べこぼし、滑舌の低下、固い食品が食べづらいなどが挙げられます。お口の機能低下から食べる機能の低下へ、さらには心身の機能低下に繋がらないよう、ささいな衰えを積み重ねないようにする必要があります。

 

フレイルの兆候

  • 体重が減ってきた
     
  • むせたり、噛めない食品が増えて食事が進まない
     
  • 滑舌が悪くなって、食べこぼしが増えてきた
     
  • ペットボトルがあけにくくなった
     
  • 歩くのが遅くなった
     
  • 趣味が楽しめなくなってきた
     
  • 最近、外出するのが億劫になってきた

気になる項目がある方はさっそくフレイルチェックをしてみましょう!

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フレイルチェックをしてみよう!

 指輪っかテスト

フレイルチェック指輪っかテスト

 

フレイルに関する質問票

あなたの健康状態で当てはまるものに丸を付けてください。

府レイルに関する質問票  

参考:厚生労働省「後期高齢者の質問票 」 注:青文字の回答が多いほど健康な状態です

 

フレイルに関する質問票のダウンロード(PDF/71KB)

 

オーラルフレイルに関する質問票

お口に関係するさまざまな機能のささいな衰えや食の偏りなどを含んだ「お口の中の虚弱」をオーラルフレイルと言います。自分のお口の健康状態を知って、オーラルフレイル対策をしましょう。

 

〈オーラルフレイルのセルフチェック表〉  4点以上で危険性が高い!

 公益社団法人日本医師会 オーラルフレイル対応マニュアル2020

オーラルフレイルに関する質問票

 歯を失ってしまった場合は義歯等を適切に使って堅い物をしっかり食べることができるよう治療することが大切です。

合計得点表

かかりつけ歯科医に定期的に通い、ずっと笑顔で“健康長寿を”目指しましょう! 

オーラルフレイルのセルフチェック表(PDF/102KB)

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フレイルを予防しましょう

フレイルを予防・改善し健康長寿を実現するために、大切な3つの柱があります。それは、「栄養(お口の健康含む)」、「運動」、「社会参加(活発な生活)」の3つです。これら3つの柱はそれぞれが深く影響しているため、バランスよく日常生活に組み込んでいきましょう。

フレイル予防三本柱

栄養(お口の健康を含む)

フレイルサイクルの図 

 

低栄養とは、食事摂取量の不足により栄養バランスが崩れ、体重が減少し筋力の低下につながる状態のことをいいます。

この状態が続くと、日常生活を送る上で誰かの支援が必要になり、さらに悪化すると介護が必要になったり持病が悪化したりと、望む暮らしができなくなってしまいます。

 

BMIを計算してみましょう

BMI

 

1日3食バランスよく食べましょう

必要な栄養素をまんべんなくとるためには、多様な食品や料理を食べることが重要です。

主食、主菜、副菜のそろった献立を食事の基本にすると、栄養バランスも偏りにくくなり、必要な栄養素がとりやすくなります。

☆ポイント☆

  1. 毎食、主食・主菜・副菜をそろえましょう
  2. たんぱく質をしっかりとるように意識しましょう
  3. 間食に、豆乳や牛乳、チーズやヨーグルト、果物をとり入れてみましょう
  4. レトルト食品や缶詰、宅配弁当も上手に活用しましょう

注意 腎臓病等でたんぱく質等の制限がある人は、医師と相談の上摂取しましょう。

津市の食生活改善推進員のおすすめレシピ(PDF/207KB)

食生活改善推進員の活動は、こちらをご覧ください。

 

減塩を心掛けましょう

塩分を多くとり過ぎると、高血圧、脳卒中や循環器疾患(心臓病や腎臓病など)にかかりやすくなります。

☆ポイント☆

  1. かつお節、昆布、干しシイタケなどだしをきかせましょう
  2. みそ汁は、薄味でも美味しく食べられるよう、野菜や油揚げ、海藻類など、だしになる具材を多くしてみましょう
  3. 麺類の汁は残すようにしましょう
  4. 香辛料や薬味、油をうまく利用しましょう

 

水分摂取量をチェックしましょう

高齢者は、身体の水分量の減少やのどが渇いたと感じる力の低下などから、脱水を起こしやすいといわれています。脱水予防のために、普段からこまめな水分摂取に努めましょう。

☆ポイント☆

1日の摂取目安量は、コップ1杯(約180ミリリットル)のお茶やお水を8杯分です。(参考:起床時、朝食時、午前、昼食時、午後、夕食時、入浴後、就寝前など) 

注意:心臓や腎臓の病気を持っている場合、医師から水分制限の指示が出ている場合があります。そのような場合は、水分摂取について確認が必要です。

 

お口が元気になるために その1

「口をきれいにしましょう」 ➡ 歯みがきを1日2回以上

 口の中は細菌だらけです!不潔な状態が続くと、歯周病菌で歯を失ったり、誤嚥性肺炎や血管障害、糖尿病、心疾患など全身の病気の原因になることがあります。

 特に誤嚥性肺炎は雑菌を含んだ食べ物やだ液や痰が肺に入ることでおこる肺炎で、高齢者の死因としても割合が多く、特に注意が必要です

 ☆ポイント

  1. 歯ブラシの毛先をきちんと当ててみがく
  2. 軽い力でみがく
  3. 小刻みに動かしてみがく

 

お口が元気になるために その2

「口をよく動かしましょう」 ➡ お口の体操を1日2回

 口やのどにはたくさんの筋肉があります。食べたり、笑ったり、話したり、全て筋肉を使います。筋肉が衰えてくると、むせたり、だ液が減ったり、今まで食べられたものが食べにくくなったりします。

 

お口の体操

<準備体操>

お口の準備体操

  1. 鼻から息を大きく吸い込み、口をすぼめて長くゆっくり吐く
  2. 首を左右に傾ける
  3. 左右横を向く、上下に動かす 

     

<顔面体操>

ゆっくり大きな声を出して言ってみよう!

顔面体操

  1. 「あー」と声を出す
  2. 「い」と口を横に引く
  3. 「う」と唇を突き出す
  4. 「え」と口を開ける
  5. 「お」と口を立てに開く
  6. 「ぷー」と頬をふくらます

 

<舌のストレッチ>

 舌の動きがスムーズになると、食べ物を噛んだり飲み込んだりする動きはもちろん、発音もはっきりし、だ液もよく出ます。

舌のストレッチ

  1. 口を開けたまま舌を「べー」と出す
  2. 口を大きく開けて舌を上あごにつける
  3. 口を開けたまま舌を左右に出す
  4. 口を開けて舌先で唇をなめる
     

だ液を増やす「だ液腺マッサージ」

だ液は、食べ物を飲み込む手助けをはじめ、消化作用、口の中の自浄作用、殺菌作用、粘膜の保護、味わうことを助けるなど、大切な働きを持っています。

唾液腺

唾液腺マッサージ

  1. 人差し指から小指までの4本の指を頬にあて、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって回す(10回)
  2. 親指をあごの骨の内側のやわらかい部分にあて、耳の下からあごの下まで5か所ぐらいを順番に押す(各5回ずつ)
  3. 両手の親指をそろえ、あごの真下から手をつきあげるようにゆっくりグーっと押す(10回)

 参考:公益財団法人8020推進財団「はじめよう口腔ケア」

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運動

歩く速度が以前より遅くなり、足腰が弱って日常生活に支障が出ている場合は、フレイルの可能性があります。筋力が低下すると、転倒骨折の危険性が高まります。また、家事や畑仕事などもおすすめです。

☆ポイント☆   運動しているイラスト

姿勢を意識して、まず10分ほどウオーキングしてみましょう。

慣れてきたら、いつもより歩く速さを上げてみると効果が上がります。

さらに効果を上げるには

  • 姿勢を伸ばす

  • 目線は真っすぐ前を見る

  • かかとから足をつき、つま先で地面を蹴る

  • 歩幅を少し広げる

転倒を防ぐには、下半身を鍛えることが大切です。

簡単な筋力トレーニングで筋力向上を目指しましょう。

手軽に健康づくりができる市内の散歩コースとして、「津市ちょい歩きマップ」を作成しています。詳細はこちらをご覧ください。

おすすめの運動

 

↓↓↓こちらからダウンロードできます↓↓↓

「やってみよう!頭と体の体操」(PDF/1MB)

リーフレット

自宅で取り組めるストレッチなどを紹介したリーフットを作成しましたのでご活用ください。

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社会参加

人との関わりを持つことや外出する等社会参加の機会が減ると、フレイルを招く原因にもなります。

人とのつながりは、さまざまな不安やストレスを解消し、安心して暮らすために大切なポイントです。関わりをもつことは、体と頭を使うよい機会になります。

例えば…こんなことも社会参加のひとつです

  • 手紙やメール、電話などを利用し、家族や友人とつながりましょう。

  • 買い物や散歩など外出の際に、ちょっとした挨拶でご近所同士声をかけあいましょう。

  • サロンなど地域の活動や趣味のサークル、ボランティア活動に参加しましょう。

できることからやってみましょう!

 手紙を書いているイラスト

人と関わる際は、新型コロナウイルス感染症など感染症の予防をしましょう

  • 手洗いをしましょう。 

  • マスクをして咳エチケットを守りましょう。

  • 3密を避けましょう。

  • 毎日の体調や運動を記録して、日常を振り返りましょう。

          フレイル予防カレンダー(PDF/770KB)

                                            

☆津市では、高齢者の皆さんがいつまでも住み慣れた地域で自立した生活を送れるよう、65歳以上の人を対象に介護予防教室などを行っています☆

 介護予防教室などのご案内は、こちらをご覧ください。

問い合わせ先

健康福祉部 地域包括ケア推進室

電話:059-229-3294

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ご活用ください(津市の事業紹介)

無料案内イラスト

栄養パトロール

 保健師や管理栄養士、歯科衛生士等が、地域で行われているサロンや集まりの場などへ出向き、生活習慣や食生活に関するチェックを行い、低栄養やフレイルのリスクが高い人に相談や支援を行います。必要に応じて自宅へ訪問したり、電話などで支援を行います。また、特定健康診査や後期高齢者健康診査を受診された後の支援として「栄養パトロール」が無料で受けられます。対象の人には個別通知が届き、その後保健師や管理栄養士、歯科衛生士が訪問に伺います。訪問時には、フレイルチェックや相談、支援を実施しています。対象となった人はフレイルのリスクが高めですので、栄養パトロールを受けていただき、生活習慣改善に取り組みましょう。

 利用者の声…

  • 意識してタンパク質をとるようになりました。

  • 口や舌の体操をするようになり、むせることが減りました。

  • 手足の体操をするようになり、足の筋肉がついてきたような気がします。

  • 水分をこまめにとるようになりました。
     

 相談事業(予約制)

  • 保健師および栄養士による健康相談・栄養相談

    保健師や栄養士が、心身の健康に不安のある人を対象に、血圧測定、体重測定、体脂肪測定等を行い、生活習慣改善のための保健指導、栄養指導を実施します。

    また、心身の健康や生活習慣病の予防や改善のための情報をお伝えし、問題解決ができる機会となるよう支援を行います。

  •  精神科医師によるこころの健康相談

    こころの問題で悩んでいる人やその家族に対し、精神科医師による個別相談を行います。

相談事業の日程など、詳細はこちらをご覧ください。

  • 問い合わせ先一覧

名称 電話番号
中央保健センター  059-229-3164
久居保健センター  059-255-8864
河芸保健センター  059-245-1212
芸濃保健センター 059-266-2520
美里保健センター  059-279-8128
安濃保健センター  059-268-5800
香良洲保健センター  059-292-4183
一志保健センター  059-295-0112
白山保健センター  059-262-7294
美杉保健センター  059-272-8089

 

 後期高齢者健康診査

  1. 対象者

    令和3年8月31日までに三重県後期高齢者医療制度に加入しており、受診日時点においても当制度の被保険者の人。ただし、施設入所、職場での健診等を受けている人は対象外とさせていただきます。

  2. 実施期間 

    令和3年7月1日(木曜日)から令和3年11月30日(火曜日)まで

    ただし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、実施期間中でも中止になる場合があります。受診を希望する健診機関に必ず連絡をした上で、受診してください。

  3. 実施場所 

    県内の健診協力医療機関または津市内の集団健診会場で受診してください。詳しくは受診券に同封された案内をご確認ください。受診券は対象者へ郵送します。

  4. 自己負担額

    無料

  5. 健康診査の内容 

    問診(既往歴等)、身体計測(身長、体重、BMI)、診察、血圧、血液検査(脂質、肝機能、腎機能、血糖値、尿酸代謝、末梢血液一般)、尿検査、心電図検査

    注:眼底検査(一定基準下で医師が必要と判断された場合のみ)

  6. 問い合わせ

    健康福祉部 保険医療助成課 後期高齢者医療担当
    電話:059-229-3285

 

令和3年度フレイル予防講演会を開催しました

テーマ:「人生100年時代のフレイル予防~今まさに”コロナフレイル”を乗り越える~

講師: 飯島 勝矢 氏 (東京大学高齢社会総合研究機構機構長、未来ビジョン研究センター教授)

とき:令和4年3月2日(水曜日)13時30分~15時30分

ところ:津リージョンプラザ お城ホール

参加者数(会場来場者数):188名

kouenkai0302 

注:令和4年度フレイル予防講演会は詳細が決まり次第お知らせします。

 

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このページに関する問い合わせ先一覧

    

   担当 電話番号
健康福祉部 保険医療助成課 059-229-3317
健康づくり課 059-229-3310
中央保健センター 059-229-3164
久居保健センター 059-255-8864
河芸保健センター 059-245-1212
芸濃保健センター 059-266-2520
美里保健センター 059-279-8128
安濃保健センター 059-268-5800
香良洲保健センター 059-292-4183
一志保健センター 059-295-0112
白山保健センター 059-262-7294
美杉保健センター 059-272-8089
地域包括ケア推進室 059-229-3294
介護保険課 059-229-3149

 

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