一般的に、森林内にある道路を広く林道と言う場合もありますが、本ページに記載する林道とは、「林道規程」に基づく恒久的な公道をいい、道路法、道路構造令に基づく一般道路(国道、都道府県道、市町道)や、公道でない森林作業道と区別しています。
林道の整備によって作業現場への移動時間の短縮や保育・木材伐採搬出作業のコスト軽減などによる林業経営の効率化が図られることで、適正な森林の整備・管理等が促進され、森林の持つ多様な機能が持続的かつ高度に発揮されます。
また、林道は山村地域の交通路として地域住民の通行や、森林へのアクセス確保など、山村地域の振興や生活環境の改善にも大きな役割を果たしています。
林道には、国道・県道・市道等が被災した際の代替路(迂回路)としての役割も期待されます。
津市では、災害時に代替路として活用が見込まれる林道として、林道柚ノ木越線、林道経ヶ峰線(開設工事中)、林道中畑線(開設工事中)があります。
三重県ホームページ林道事業(外部サイト)