6月1日発表 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(10)特別定額給付金、約86パーセントに支給完了

登録日:2020年6月1日

 

 

 1人当たり10万円をお届けする特別定額給付金は、昨日5月31日までに、237億5,420万円の振り込みが完了いたしました。津市の全人口の85.72パーセントの方にすでに10万円をお受け取りいただいたこととなります。

 申請書に不備がありますと、振り込みができません。例えば、記入ミスがあったり、添付書類が付いていなかったりした場合は、申請者の方にお手紙をお送りして、訂正あるいはコピーの追加をお願い、ご返送いただいた方から順次、振込手続を進めています。

 また、申請書類を住民票の住所に配達ができず、あて所不明として郵便局から市役所に戻ってくるケースもあります。

 津市でも調査を行い、判明した場合には再送付していますが、住民票を移していないなどの理由でまだ申請書を受け取ることができていない場合は、お手数ですが特別定額給付金等推進室のコールセンター(059-229-3574)までご連絡いただきますようお願いいたします。

 

 全国で、特に都市部において、給付金の申請書送付や振込の遅れが報じられる中、津市では振込が可能となった日から3週間で85パーセントを超える方への給付を完了しました。これは、5月中に1人でも多くの方に10万円をお届けするよう、職員一丸となって頑張ってきたことによるものであります。

 まず、中核となる特別定額給付金等推進室に27名を配置しました。住民票、情報システム、税務・選挙など市民の皆さんへ大量に文書を送付する担当者、出納管理などの知識を有する職員、それぞれの専門知識を有する職員が集まったプロ集団です。

 一斉に大量の業務を処理するため、最大時107名の会計年度任用職員も加わりました。普段は津市の行政サービスの最前線で働く学校給食調理員、特別支援教育支援員、学校用務員、スクールバス運転手、幼稚園教諭、ボートレース津の警備員や投票事務員、施設管理者、公民館活動推進員などです。

 また、大忙しの仲間を助けようと、職員組合の呼び掛けで、休日や夜間の時間外の業務応援に、最大時65名の職員が駆け付けました。

 チーム津市として職員が一丸となって、市民の皆さんのお役に立ちたいという共通の思いで、懸命に取り組んできたのです。

 特別定額給付金事務は、本日6月1日から、次の段階に進みます。残る約4万人への給付事務を進める一方で、住民票記載の住所あてに配達ができず戻ってきた申請書に対応し、さらに、施設入所者など未申請の方々の手続を進め、周知や呼びかけを行うなど、他の自治体がまだその段階に至っていない事務に先んじて着手いたします。

 

 さて、津市独自の支援策、まず、子育て家庭への家計支援については、本日、子育て世帯家計支援金の申請書類の配付を開始いたしました。

 津市立の小中学校・義務教育学校や給食のある幼稚園は、給食費を3カ月間無償化しますので、保護者の方が改めて申請していただく必要はありません。

 子育て世帯家計支援金は、津市立の学校や幼稚園以外の0歳から15歳までの方すべてに給食費相当分をお渡しするもので、銀行口座に振込をするため、保護者の方からの申請をお願いすることになります。支援金は、小学生は1万2,900円、中学生は1万4,400円で、津市立の小中学校の給食費無償化分と同額です。未就学児には、1万2,000円をお届けいたします。

 申請書類は、あらかじめお子さまのお名前などを印字したものをお渡ししますので、そちらをご利用ください。書類のお届け方法や申請の流れは次のとおりです。

 

 津市内の私立・県立・国立の小中学校・幼稚園や、給食のない津市立の幼稚園、保育所や認定こども園に通ってみえる場合は、学校や園を通じて申請書類をお渡しいたします。本日、各学校、各園に書類を配付いたしました。また、市内在住で市外の小中学校や幼稚園に通ってみえる方には、申請書類をご自宅に直接郵送いたしました。

 申請書類をお受け取りになりましたら、申請者の方のお名前やご連絡先などを記入していただき、振込先口座をご指定の上、本人確認書類などの添付書類とともに同封の返信用封筒でご返送をお願いします。なお、津市立の幼稚園、保育所、認定こども園の保護者の方は、申請書を各園に提出してください。申請書が市役所に届きましたら、内容を確認の上、1~3週間でお振込いたします。

 

 ご家庭にみえるお子さんや認可外保育施設を利用しているお子さまについては、6月15日に申請書類をご自宅に直接郵送いたします。申請者の方のご住所、お名前、振込先口座番号などをご記入の上、本人確認書類や通帳の写しなどを添えて、同封の返信用封筒で返送願います。

 

 次に、すべての家計と事業者への支援である水道料金の基本料金無料化は、本日6月1日検針分からスタートいたしました。こちらは、改めて申請していただく必要はありません。皆さまのお手元に届く「ご使用水量のお知らせ」をご覧いただくと、毎月検針の場合は基本料金が2カ月にわたり無料に、2カ月検針の場合は、今日以降の最初のお知らせで基本料金の2カ月分が無料となっていますので、ご確認ください。お支払い日で申し上げますと、6月29日から8月18日までの間に納期限となる分が対象となり、基本料金分を差し引いて計算されています。

 

 津市の3つの独自支援策、給食費3カ月無償化と子育て世帯家計支援金、10万円の事業継続支援金、水道料金の基本料金2カ月無料化。これらを迅速かつ着実に進めることによって、市民の皆さまの生活や経済を支援してまいります。

 

津市長 前葉 泰幸

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