10月6日発表 新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ(23)高齢者のインフルエンザ予防接種を無償化

登録日:2020年10月6日

 

    

 

 これから冬を迎えるに当たり、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザが同時期に流行する事態が想定されます。

 流行する前にインフルエンザワクチンを接種することで、インフルエンザの発症の可能性を低減させ、あるいは重症化を防止することが期待できることから、予防接種法は、インフルエンザが重症化する恐れが高い65歳以上の方と60歳以上65歳未満の方で心臓、腎臓、呼吸器の機能等に障がいがあり、日常生活が極度に制限される方は、「定期接種対象者」として市町村が予防接種を行うよう規定しています。

 今年度、国は、新型コロナウイルス感染症が拡がる中、インフルエンザの予防接種の需要が高まる可能性があるとして、定期接種対象者が確実に予防接種を受けていただくため、65歳以上の方などは10月1日から接種を行い、それ以外の方は10月26日まで予防接種をお待ちいただくよう呼びかけています。

 津市における高齢者のインフルエンザ予防接種率は、昨年度は58パーセントでした。これまでも、予防接種に要する経費4,300円のうち、3,100円分は公費で負担してまいりましたが、今年度は、国の方針を受け、できる限り多くの高齢者にインフルエンザ予防接種を受けていただくため、ご本人にご負担いただく1,200円を無償化いたします。これに必要な経費1億200万円を追加する補正予算は、9月議会で可決されました。したがって、65歳以上の方などは、お近くの医療機関で無料で予防接種を受けていただくことができます。

 インフルエンザ予防接種は、すでに10月1日から始まっています。65歳以上の方などは、かかりつけ医などでお早めに予防接種をお受けください。65歳未満の方は、10月26日までしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いいたします。

  

津市長 前葉 泰幸

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